春は桜と言ふめれど
梅のにほひはえもいへず
春をおこする花ならば
ともに夢を見 夢咲かむ

いづこに行かむひとひらの
花にたづねど音もせぬ
ただ風のみぞ知りたれば
ともに参らむ 夢飛ば ....
花。それ自体が詩である 今日の朝の空は
雲一つない澄み切った黄色だった
青はどうやら品切れらしい
緑も余っていたらしく
どちらにしようかと悩んだあげく
黄色にしたと農夫は答えていた
いつ青になるのかと聞いたところ ....
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃

ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
 ....
だから人生は面白い 白い馬がトカゲに乗ってやってきた
道の真ん中を堂々と
幅を利かせてやってきた
艶のある毛並みは輝き
勇敢という言葉が似合っていた
「ついにオレは自由だ」
と得意な顔をして地面をはっていた
 ....
一人佇む夕暮れに
春を呼ぶ風通り抜け
時の移ろい見えたなら
春待つ喜び湧き出でて
畑の中の土を見る

土の匂いは春の声
歌はなくともリズムあり
その鼓動は夢語り
遠い空まで飛んでゆく ....
言葉と動きで四季を作ってみました 海に穴が空いていた
ぽっかりとしたその穴は
なぜか魅力的だった
吸い込まれるように入っていくと
太陽がごうごうといびきをかいて寝ていた
邪魔にならないように脇を通り抜けて
どんどん下がって ....
どこか遠くへ行きたい
どこでもいい
歩きではなく
自転車がいい
遠くへ行けるだろう
速く進めるだろう
風を感じるだろう
風を切るその瞬間が大切だから

どこか遠くへ行って
道に座っ ....
男と女の間に結ばれるもの ヘッドフォンからクラゲが出てきた
きちんと右と左から
透き通るその姿は美しかった
片方が大きくなると
一方が小さくなったり
それぞれ浮いたり沈んだり
その度にひらひらと舞う姿は
まさにハ ....
見えない明日に向かって
ぼくらは走る
見えない明日があるから
ぼくらは走るのだ

いつも手探りで
仄かな明かりは君の存在
何も聞こえない暗闇で
微かな声は君の呼び声

知らない明日 ....
幻想的なイメージを作ってみました 朝から雨が降り続くからといって
今日の月は見えないわけではない
たとえ満天の星空だとしても
今日はもともと見えないのだから

それぞれがいつものように朝を迎え
いつものようにいつものような ....
誰かが扉を叩いてる
今の私では
私からでは開けられないので
そっとその扉を開けてほしい
本当はそれではだめなのは
わかっていることなのに

誰かが扉を叩いてる
いまの私では
私からで ....
詩と心のバランスです 玄関のドアーを開けると
宇宙が立っていた
寒そうにしていたので
中に入れてあげることにした
宇宙は喜んで
宙返りをしながら
家の中を転がって入った
飲み物を用意している間
宇宙はバナナ ....
夢は人であり
人はまた夢でもある

風は詩であり
詩はまた風でもある

絵は文字であり
文字はまた絵でもある

生は死であり
死はまた生でもある

音は色であり
色はまた音で ....
ちょっとコマ送りが速いかもです…
伝わるべきものが伝わればいいです
森の中に
タイヤは捨てられた
誰にも見つからない
誰も見つけようともしないだろう
タイヤは毎日
真上の青空を
口を丸くして眺めるだけだった
たまに流れてくる白い雲を見ては
無理をして走 ....
なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
この花は綺麗に咲いているのに
葉は傷ついている

なぜもっと
気づいてあげられなかったのだろう
あの空はとても青いのに
空気は汚れている
 ....
詩と心はこんな感じですかね 昼寝をしたくなったので
風呂場にある海苔を持ってきた
それにくるまって
うとうととしていると
玄関のインターフォンが鳴った
先日頼んでおいた入道雲が届いたようだ
猫の手ではんこを押したが
 ....
風から風へ
季節が変わる
いつもの風景が
広くなる

時から時へ
季節が生まれる
いつもの時間が
穏やかになる

音から音へ
季節が奏でられる
いつもの音声が
豊かになる
 ....
以前、同じタイトルがありますが、アニメで楽しんで下さい。 毎日のように
貯金箱に
ストーブを入れている
調子がいいときには
やかんごと入れる時もある
毎日中を見るのが日課にもなっている
昨日は大きな入道雲が
もくもくとしていた
その下でアリク ....
ほら
雪の下が動いてる
小さな命が伸びてくる
一つ一つはわずかだけど
同時に少しずつ
湧いてくる

ほら
風が小枝を揺らしてる
小さな枝を揺らしてる
その先の方はつぼみが膨らんでる ....
タイトル通りですかね。 冬の星座を
天体望遠鏡で観察してみた
丸いレンズの中には
大きな歯磨き粉が写った
どうやら粒塩が入っているらしい
プカプカ浮いている
歯磨きはどこにも見当たらない
キャップを取ったまま
 ....
ぽえむ君(1035)
タイトル カテゴリ Point 日付
梅の花 ★古語の宴 参加作品 ★[group]自由詩7*07/2/22 22:41
花(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...6*07/2/22 16:05
今日の空は黄色自由詩8*07/2/22 10:54
真っ白な思い出自由詩24*07/2/21 22:42
だから人生は面白い(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/21 16:06
トカゲに乗った馬自由詩4*07/2/21 10:53
春は人より時を知る自由詩7*07/2/20 22:37
四季(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/20 16:02
海に穴が空いていた自由詩10*07/2/20 10:51
遠くへ行きたい自由詩13*07/2/19 22:25
男と女(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/19 16:01
クラゲ自由詩24*07/2/19 11:02
ぼくらは走る自由詩9*07/2/18 22:56
夜(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/18 18:06
旧正月自由詩9*07/2/18 9:39
誰かが扉を叩いてる自由詩10*07/2/17 22:09
バランス(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/17 16:15
宇宙自由詩8*07/2/17 8:29
特に題はないけれど自由詩11*07/2/16 22:05
詩よ心を叩け!(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...6*07/2/16 15:57
森の中のタイヤ自由詩12*07/2/16 10:31
なぜもっと自由詩14*07/2/15 22:11
詩と心(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/15 16:06
昼寝自由詩8*07/2/15 10:49
夢から夢へ自由詩8*07/2/14 22:24
ポエム関数(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...4*07/2/14 15:56
貯金箱自由詩8*07/2/14 9:56
毎日明日を待っている自由詩9*07/2/13 22:25
詩よ心を撃て!(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...11*07/2/13 17:57
冬の銀河自由詩12*07/2/13 12:06

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