ぼくは詩人

星は天空に従い
生は天命に従う

今日もまた

夜の散歩をしていると
月に出会いました

この国では{ルビ古=いにしえ}より
山の端から姿を現し
山の端へと姿を沈 ....
ぼくは詩を書きたい

自分が自分であるために
今日を今日とするために
心は起立する

今日もまた

朝の散歩をしていると
起きる心に出会いました

灰色の雲が流れる空は
今日一 ....
ぼくは詩人

静寂は孤独なる心を癒し
変動の空間は無限の心を広げる

今日もまた

夜の散歩をしていると
自分の心に出会いました

微かな風がうち吹く
道は一つ

僅かな光が ....
ぼくは詩を書きたい

夢は詩となり
詩は夢となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
夢に出会いました

 いつのまにか
 自分の中に芽生えた夢

 いつのまにか
 自分 ....
ぼくは詩人

星の光は心に希望を
心の希望は人に勇気を与える

今日もまた

夜の散歩をしていると
たくさんの星に出会いました

いつもの星空よりも
たくさんの星が広がる

 ....
ぼくは詩を書きたい

人は何かを譲り
渡されて
時を流れていく

今日もまた

小雨が降りしきる中
朝の散歩をしていると
雫に出会いました

木の上に落ちた雨は
葉の先で雫と ....
ぼくは詩人

どんな願いも自分でしなければ
何も実現しない

今日もまた

夜の散歩をしていると
1つの星に出会いました

まわりの星よりもひときわと輝き
点滅しながら煌いている ....
ぼくは詩を書きたい

人はどんなに不器用でも
自分の道を自分で創らなければならない

今日もまた

朝の散歩をしていると
雲に出会いました

空には雲が流れ
地上には人が流れる
 ....
ぼくは詩人

星の数ほど夢があり
そしてそれは煌めき輝く

今日もまた

夜の散歩をしていると
星空に出会いました

星を隠す雲もなく
見渡せば満天の星が銀色に広がる

その ....
ぼくは詩を書きたい

繰り返される中に
新たな夢が生まれる

今日もまた

朝の散歩をしていると
海に出会いました

風に誘われ
砂浜に立ち海を眺める

潮騒の音ともに
何 ....
ぼくは詩人

無は存在し
それは有の存在と
連続している

今日もまた

夜の散歩をしていると
闇に出会いました

何も見えず
つかもうとするものもなく
どこまでも深い闇が続 ....
ぼくは詩を書きたい

つながりというものに
明確さは必要ない

今日もまた

朝の散歩をしていると
緑道に出会いました

緑が生い茂る夏
緑が似合う夏

歩く道も
なるべく ....
ぼくは詩人

人はみな
苦労するために生きるのではなく
生きるために苦労するのである

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜風に出会いました

暑かった昼を忘れさせる
そんな ....
ぼくは詩を書きたい

それぞれにはそれぞれの美しさがあり
それぞれの美しさだからこそ
その美が存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝露に出会いました

 葉の先にまば ....
ぼくは詩を書きたい

生きとし生けるものの声
それは生物だけではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
鼓動に出会いました

それは吹く風の音
または川のせせらぎの流れ

 ....
ぼくは詩人

同じ位置に立ったとしても
同じものが見えるわけではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜空に出会いました

朝に同じ場所に立ったその場所で
瞬く星々に彩られ ....
ぼくは詩を書きたい

知識は完全なものではなく
時には無効となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
爽やかな風に出会いました

夏の朝
暑くなる前のほんの少しの間だけ
明る ....
ぼくは詩人

静寂なる空間は心を癒し
癒す心は静寂を創りだす

今日もまた

夜の散歩をしていると
月の光に出会いました

澄みきった夜空に
煌々と輝き
ぼくとぼくの心を照らす ....
ぼくは詩を書きたい

雨は雨であり
風は風であり
人は人である

今日もまた

朝の散歩をしていると
雨風に出会いました

家を出るときから
雨が降ることはわかっていた

 ....
ぼくは詩を書きたい

自分の過去が幼く拙く思うのは
自分が成長しているからである

今日もまた

朝の散歩をしていると
小鳥に出会いました

まだ幼い
飛び立とうとするも
飛ぶ ....
ぼくは詩を書きたい

いつの日か
自分の歩んできた道を
振り返るときがある
しかしそれは
これから進むべき道よりも
ずっとずっと短い

今日もまた

朝の散歩をしていると
老人 ....
ぼくは詩を書きたい

詩であれ絵であれ音楽であれ
それらはそれそれぞれの違う形で
生まれたものだが
その生まれるものは同じである

今日もまた

朝の散歩をしていると
哲学者に出会 ....
ぼくは詩を書きたい

他人の存在に気がつかなければ
自分の存在は孤独となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉の露に出会いました

雨の通り過ぎたすぐ後
緑の葉の上にはその ....
ぼくは詩を書きたい

季節がわかっていたとしても
季節を忘れてしまったとしても
生は存在し活動し続ける

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉桜に出会いました

道の両側に並ぶ ....
ぼくは詩を書きたい

すべては連続し
光と影もまた連続する

今日もまた

朝の散歩をしていると
光と影に出会いました

朝陽に照らされ
煌く小川の水
青空と白い雲までも映し出 ....
ぼくは詩を書きたい

たとえ小さなことであろとも
たとえ汚れた心があろうとも
今日があれば
明日は必ず来る

今日もまた

朝の散歩をしていると
汚れた石に出会いました

土ま ....
ぼくは詩を書きたい

何が正しのかを決めることが
正しいとは限らない

今日もまた

朝の散歩をしていると
草刈に出会いました

静かな朝に
機械の音がうなり声を上げる

そ ....
ぼくは詩を書きたい

終わりというものがなければ
始まりはない

今日もまた

朝の散歩をしていると
涼風に出会いました

緑の稲が一面に続く
その上を
ふっと涼風が流れる
 ....
ぼくは詩を書きたい

その人の未来は
その人の運や才能ではなく
その人の意志で決めるものである

今日もまた

朝の散歩をしていると
意志に出会いました

それはどこからともなく ....
ぼくは詩を書きたい

詩の技法は言葉の芸術
心に流し
広げる巧みの技

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩の教科書に出会いました

その詩には
言葉に余韻を残す体言止め
 ....
ぽえむ君(1035)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぽえむ君−月道−自由詩3*06/6/18 23:14
ぽえむ君−起立−自由詩4*06/6/18 11:50
ぽえむ君−夜道−自由詩1*06/6/17 22:00
ぽえむ君−夢詩−自由詩2*06/6/17 11:33
ぽえむ君−星光−自由詩4*06/6/16 22:44
ぽえむ君−雨雫−自由詩6*06/6/16 12:21
ぽえむ君−願星−自由詩4*06/6/15 22:54
ぽえむ君−流雲−自由詩4*06/6/15 13:33
ぽえむ君−抱夢−自由詩7*06/6/14 22:30
ぽえむ君−望洋−自由詩4*06/6/14 11:38
ぽえむ君−闇夜−自由詩4*06/6/13 22:28
ぽえむ君−緑道−自由詩9*06/6/13 14:04
ぽえむ君−夜風−自由詩5*06/6/12 23:10
ぽえむ君−朝露−自由詩5*06/6/12 11:03
ぽえむ君−鼓動−自由詩4*06/6/11 7:26
ぽえむ君−夜空−自由詩6*06/6/10 23:05
ぽえむ君−爽風−自由詩4*06/6/10 11:53
ぽえむ君−月光−自由詩10*06/6/9 22:45
ぽえむ君−雨風−自由詩6*06/6/9 14:26
ぽえむ君−滑空−自由詩4*06/6/9 0:57
ぽえむ君−人生−自由詩5*06/6/8 14:39
ぽえむ君−表現−自由詩5*06/6/8 1:50
ぽえむ君−葉露−自由詩5*06/6/7 12:44
ぽえむ君−葉桜−自由詩4*06/6/6 15:44
ぽえむ君−連続−自由詩3*06/6/6 1:14
ぽえむ君−汚石−自由詩6*06/6/5 13:07
ぽえむ君−草刈−自由詩5*06/6/4 20:42
ぽえむ君−涼風−自由詩4*06/6/4 0:53
ぽえむ君−意志−自由詩6*06/6/3 10:33
ぽえむ君−技法−自由詩3*06/6/2 22:41

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