春が来たのかこの風よ
ゆったりとした時がゆく
澄みきる空にまぶしさを
連なる山に豊かさを
春の命を運んでる

春のときめき抱きつつ
春に咲く花見にゆこう
道には雪があるけれど
春の命 ....
風を動かしながら作ってみました 十年以上も大切に飼っていた玉ネギが
逃げてしまった
「探しています」を電柱や壁に貼り付けたが
反応は全くない
街を隈なく歩いたけれど
それらしいものもなく
みんなはそれぞれの玉ネギを幸せそ ....
こういう表現もありかなと思って投稿しました。単純ですが… 静かに
静かに
この道で
風が眠っています

起こさないように
そっと歩いて
通ってください

風はとても敏感で
すぐあなたに
気づいてしまいます

静かに
静かに
この ....
水は自由だった
形はなく
その場所がその形だった
自らの意志で
動くことができなかったが
絶えずすべてが動いているので
別に苦ではなかった

暑くなれば
空に浮くこともできた
のん ....
郵便受けに葉書を取りに行くと
ワニが立っていて
小包は腹の中にあると言うので
両手で口を大きく開いて
上半身を口の中に入れて
ようやく取り出すことができた
小包を開けると
小さな電卓が出 ....
とにかく
自分の運勢が悪かったので
占い師にみてもらうことにした
これまでの自分の生き様を語る前に
その占い師は
ことごとく自分のことをいい当てた
この占い師は本物だ
占い師の言うことに ....
何もできなかった自分なので
私は私に
何もしてあげられなかった
それでもその過去は
私の過去
何もできなかった過去であっても
大切にしておきたい

何もできない自分なので
私は私に
 ....
コーヒーカップの中に
スカートをはいたライオンがこっちを睨んでいた
動物図鑑を投げ入れたら
羊の写真でセーターを編み始めているので
砂糖を入れてスプーンでかき回した
匂いを嗅ぐと春の草が漂っ ....
たとえ明日が見えなくとも
今日という日があれば
明日は必ずくる

明日は誰にもわからない
けれども
今日という日はそれぞれだから
明日という日もみな違う
同時にみなどこかつながっていて ....
小さな小さなガラス玉
空に向かって眺めたら
白い雲が動いてる
自由に鳥が飛んでいる

小さな小さなガラス玉
海に向かって眺めたら
白い波が動いてる
自由に魚が泳いでる

小さな小さ ....
夜に出でし月は
右より欠けて浮きつつも
心鎮むる情けありて
ただひたすらに眺むらむ

何をか語らむその月は
暗き空に染むるる色は
今に咲く黄梅と思ほえ
心なつかし

夜に出でし月は ....
言葉がやたらと出せなくなったので
修理工場へ行ってみた
そこではたくさんの農夫が
カレンダーに数字をでたらめに書いていた
故障の診断はどこですかと尋ねると
奥の池の中に入れと言われた
よく ....
宇宙に終わりがないように
人の心にも終わりはないのです
ですから
自分で勝手に
終わらせないで下さい

風はいつでも吹くように
心も新しくなるのです
ですから
自分で勝手に
しまわ ....
初めはわずかな風でした
やさしい風は
そっと教えてくれました
春はそこに来ています

いつもとはどこか違う風でした
やわらかい風は
ふっと通り過ぎてゆきました
春はもう来ています

 ....
山より落ちる一粒の
わずかばかりの水なれど
一つ一つとまた一つ
上から押され下へゆく

岩から岩へ結ばれて
わずかばかりの道なれど
下へ下へとまた下へ
道はつくられ道はある

落ち ....
自分は自分なのに
自分のことは知らなくて
他人と比べて
ようやくおぼろげな自分が
浮いている

他人は他人なのに
他人のことは気になって
自分と比べて
すぐにうらやましい相手が
現 ....
死ぬ夢を見るたびに
生きていることを味わう
生きるとは
そういうものだろうか?

笑うたびに
昨日の涙を思い出す
喜ぶとは
そういうものだろうか?

無駄のない生活をするために
 ....
海を見にゆこう
大きな風車が回っている
いくつもいくつも回ってる
海は光っている
風も光っている

山の神社に守られて
音はあるけど
音がない
そこから陽が放たれる

海を見にゆ ....
ほしいもの
それはお金でもなく
名誉なんかでもない
ほんの小さな手だけでいい
温かみのある誰かの手

ありがとうと
軽く振ってくれる手
がんばってと
応援してくれる手
大丈夫だよと ....
私の空
君の空
私と君の空
今まで遠かったものが
近くなる

私の夢
君の夢
私と君の夢
今までバラバラだったものが
一つになる

私の喜び
君の喜び
私と君の喜び
今ま ....
悲しみを
心にしまいきれない時
人は涙を流す
いくら心が広くても
人は必ず涙を流す

喜びを
心にしまいきれない時
人は笑をこぼす
いくら心が狭くとも
人は必ず笑をこぼす

人 ....
風が吹き
風がやみ
繰り返す風に
時あり

雨が降り
雨がやみ
繰り返す雨に
涙あり

雲ができ
雲が消え
繰り返す雲に
希望あり

人が生まれ
人が死に
繰り返す{ ....
遠い昔に
私は生まれなかったけれど
言葉によって
その過去に行くことができる
言葉以上のものを見ることもできる

遥か未来に
私は生きることはできないけれど
言葉によって
その時の先 ....
ぼくはぬいぐるみ
くまだよ
白いよ
いつも笑顔だよ

この家にきてから
二十四年
ぼくをこの家につれてきた
おじいさんはもういない
おととし星になっちゃった

この家にきてから
 ....
果てなく遠い道の中
私は歩く

私は鳥になれないから
その道を一気に飛んではゆけない
私は
私を飛び越えることはできない

私は風になれないから
その道を一息に飛んではゆけない
私 ....
大地には梅の花
赤い赤い梅の花
光をいっぱいに受けて
大地を彩る

花が開くと
なぜだろう
どこからか
喜びがやってくる

今の喜びがやってくる
今の喜びは今しかない
明日の喜 ....
何も書かれていないノートに
想いを綴る
真っ白な小さいノートの中には
えんぴつでしか書かれていないけれど
そこには
色がある
歌がある
風がある

とても小さな平面の上には
とても ....

これは色ではなく
文字です
そしてそれは
人によって色が違う
ある人はペンキの赤を思い浮かべ
ある人は流れ出る血を思い浮かべるかもしれない

もしもここに
私が思っている赤を画像 ....
ぽえむ君(1035)
タイトル カテゴリ Point 日付
春の風自由詩8*07/2/12 23:06
風(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...7*07/2/12 20:16
ぼくの玉ネギ自由詩12*07/2/12 13:15
言葉は変わる(アニメポエム)[group]携帯写真+ ...16+*07/2/12 0:11
風が眠っています自由詩13*07/2/11 19:30
自由詩12*07/2/11 7:10
小包自由詩15*07/2/10 21:34
自分の運勢自由詩6*07/2/10 10:38
何もできない自分なので自由詩10*07/2/9 22:46
午後のコーヒー自由詩18*07/2/9 13:51
たとえ明日が見えなくとも自由詩5*07/2/8 22:33
小さな小さなガラス玉自由詩11*07/2/8 14:26
夜に出でし月は(「古語の宴」例示作品)自由詩12*07/2/7 22:43
故障診断[group]自由詩10*07/2/7 13:52
宇宙に終わりがないように自由詩12*07/2/6 22:25
春はそこに来ています自由詩14*07/2/6 11:32
一つ一つとまた一つ自由詩14*07/2/5 21:43
自分のことは知らなくて自由詩9*07/2/5 13:05
そういうものだろうか?自由詩4*07/2/4 23:53
海を見にゆこう自由詩8*07/2/4 16:52
とても小さい手だけれど自由詩19*07/2/3 22:45
私と君の…自由詩10*07/2/3 11:26
心にしまいきれない自由詩14*07/2/2 22:36
繰り返す全てに心あり自由詩6*07/2/2 14:38
私の心よ自由詩12*07/2/1 22:29
二十四歳のぬいぐるみ自由詩11*07/2/1 12:11
私は私でしか進めない自由詩11*07/1/31 23:10
赤と白の喜びと幸せ自由詩8*07/1/31 11:43
白いノート自由詩12*07/1/30 22:45
赤は何色?自由詩9*07/1/30 11:47

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 
0.08sec.