ぼくは詩人

未来に憧れ原始に憧れ
現在を生きる

今日もまた

夜の散歩をしていると
原始に出会いました

街灯がない夜の道
そこは何億年も前の夜だった

葉の広がった草が ....
ぼくは詩を書きたい

下を向いていたら
いつまで経っても
上がわからない

今日もまた

朝の散歩をしていると
空の翼に出会いました

空に翼が羽ばたいている
ゆっくりゆりっく ....
ぼくは詩人

彷徨うほど不安は生まれ
不安は彷徨を生む

今日もまた

夜の散歩をしていると
夜と光に出会いました

あてもなく夜を彷徨う

時と直線が交差するその道は
ぼく ....
ぼくは詩を書きたい

命を感じることは
未来を想う感情への芽生えである

今日もまた

朝の散歩をしていると
散歩の気持ちに出会いました

朝の光に包まれて
行くべき道が心地よく ....
ぼくは詩人

何を感じて何を想い
何を感じようとして
何を想おうとする

今日もまた

夜の散歩をしていると
鈴の音に出会いました

今日のこの夜の道で
いったい何を聴くのだろ ....
ぼくは詩を書きたい

そこに生まれ生きるものは
そこで朝を迎え活動する

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の朝に出会いました

遠い東の空が明るくなり
朝が始まる
涼しげ ....
ぼくは詩人

時代とともに文化は育ち
文化とともに時代は移る

今日もまた

夜の散歩をしていると
文化の哲学に出会いました

過去に消滅した文化は
現在を創造する文化に
押し ....
ぼくは詩を書きたい

名もないものは名がなくとも
永遠を繰り返す

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の川に出会いました

名もなき川に流れゆく
銀の雫を創りつつ
風に吹か ....
ぼくは詩人

新しい今日は古い今日と入れかわり
現在として創り上げていく

今日もまた

夜の散歩をしていると
今日に出会いました

おもむろに取り出した携帯電話
見ると23時5 ....
ぼくは詩を書きたい

季節は季節だからこそ季節であり
無季を願うものではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
真夏に出会いました

冴えのない梅雨が去り
真夏が訪れる
陽 ....
ぼくは詩人

壮大な響きを求め
研ぐものは微弱な変化

今日もまた

夜の散歩をしていると
銀の夜の詩に出会いました

静かなる夜に佇み
星々が輝きわたる
音もなく風はそよめき ....
ぼくは詩を書きたい

退屈とはすべてのことから
自分を逃げ出した苦痛の1つである

今日もまた

朝の散歩をしていると
退屈に出会いました

普通すぎるくらい普通な
朝の散歩は
 ....
ぼくは詩人

明日の希望を見つけるのは
今日の成果

今日もまた

夜の散歩をしていると
川音に出会いました

流れゆく水の流れがほとほとと
   聞こえる音に夏の風吹く

 ....
ぼくは詩を書きたい

山は連なり雲も連なり
やがて心も連なる

今日もまた

朝の散歩をしていると
連なる雲に出会いました

空に山が浮いている
ぼくが進む道の遥か向こうで
山 ....
ぼくは詩人

形は違えど心は同じ
同じ心ならば形に意味はない

今日もまた

夜の散歩をしていると
家族に出会いました

父と子と孫が集まり句会かな

祖父が詠む
聴く耳立て ....
ぼくは詩を書きたい

風は景色を光らせ
心をも光らせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
光る風に出会いました

その風は
一面に広がる草原に息を吹きかけ
露が舞う
緑の ....
ぼくは詩人

道に迷い自分に迷い
道を迷い自分を迷い
それでも何かを見つけることが
人としての生き方でもある

今日もまた

なぜか
いらいらとした気持ちを
押さえきれず
夜の ....
ぼくは詩を書きたい

僅かな呼応は波紋を描き
大きくその世界を揺らす

今日もまた

朝の散歩をしていると
山と雲に出会いました

山は夏の緑を乗せて
空を見上げている

そ ....
ぼくは詩人

天に響く激しい轟きは
心に強く厳しく叫ぶ

今日もまた

夜の散歩をしていると
雷に出会いました

暗雲から下るその稲妻は
竜の如くうねり大地へと降り
これから眠 ....
ぼくは詩を書きたい

道に迷ったときは
迷った道を楽しめばよい

今日もまた

朝の散歩をしていると
新しい道に出会いました

その新しい道は
いつからあったのか知らないけれど
 ....
ぼくは詩人

闇の中でもがき
もがくほど闇に落ちていく

今日もまた

夜の散歩をしていると
猫に出会いました

暗闇の中で
目だけが煌々と光り

目の前に対峙する

 ....
ぼくは詩を書きたい

生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す

今日もまた

朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました

朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ....
{引用=
-----------予備知識------------
アルタイル
 わし座の中にある白い一等星で
 「ひこ星」と呼ばれる
ベガ
 こと座の中にある白い一等星で
 「おりひめ星 ....
ぼくは詩を書きたい

自分との戦いは
自分だけの戦いではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
農家の人に出会いました

もぎたてのとうもろこしを3本
ぼくに渡してくれました ....
ぼくは詩人

そこに全てがあったとしても
全てが満たされるというわけではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
密度に出会いました


都会では
満員電車が走っている
 ....
ぼくは詩を書きたい

晴れていく朝の光に照らされて
  今日を夢見し明日を夢見し

今日もまた

朝の散歩をしていると
飛ぶ心に出会いました

朝早く雨は止み
夜明けとともに空が ....
ぼくは詩人

厳しい道の前に
立ち止まるのは楽だが
そこは安らぎではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
雨の夜に出会いました

降りしきる夜の雨の中を
ぼくは外に出た
 ....
ぼくは詩を書きたい

季節のおとずれは
音と訪れを感じさせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の音に出会いました

草の上の朝露が
きらら きらら

野を彩る花々が
 ....
ぼくは詩人

想像は具現され
具現はさらなる想像を描く

今日もまた

夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました

夜の道を南東に向かって歩く
星空の中に
赤い星がまわりの星 ....
ぼくは詩を書きたい

風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる

今日もまた

朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました

新しい風は
草の匂い
その緑は命を ....
ぽえむ君(1035)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぽえむ君−原始−自由詩4*06/7/18 22:20
ぽえむ君−翼空−自由詩5*06/7/18 13:58
ぽえむ君−彷徨−自由詩4*06/7/17 21:59
ぽえむ君−散歩−自由詩4*06/7/17 7:35
ぽえむ君−鈴音−自由詩3*06/7/16 22:14
ぽえむ君−始動−自由詩3*06/7/16 13:58
ぽえむ君−文化−自由詩3*06/7/16 0:33
ぽえむ君−夏川−自由詩8*06/7/15 12:32
ぽえむ君−今日−自由詩3*06/7/14 22:36
ぽえむ君−真夏−自由詩3*06/7/14 11:02
ぽえむ君−銀夜−自由詩5*06/7/14 0:42
ぽえむ君−退屈−自由詩3*06/7/13 12:39
ぽえむ君−川音−自由詩5*06/7/12 22:54
ぽえむ君−連雲−自由詩3*06/7/12 12:52
ぽえむ君−句会−自由詩3*06/7/11 22:24
ぽえむ君−光風−自由詩4*06/7/11 11:57
ぽえむ君−迷夜−自由詩4*06/7/11 0:04
ぽえむ君−山雲−自由詩4*06/7/10 12:56
ぽえむ君−竜雷−自由詩2*06/7/9 23:04
ぽえむ君−探索−自由詩4*06/7/9 7:20
ぽえむ君−夜猫−自由詩2*06/7/8 22:08
ぽえむ君−白花−自由詩5*06/7/8 11:49
ぽえむ君−銀河−自由詩5*06/7/7 22:12
ぽえむ君−努力−自由詩2*06/7/7 13:51
ぽえむ君−密度−自由詩5*06/7/6 22:23
ぽえむ君−飛心−自由詩3*06/7/6 12:41
ぽえむ君−雨夜−自由詩2*06/7/5 21:58
ぽえむ君−夏音−自由詩3*06/7/5 11:30
ぽえむ君−夏星−自由詩4*06/7/4 21:48
ぽえむ君−新風−自由詩3*06/7/4 12:21

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