冷えはじめた午後にやたら腹を壊しうんざりするほど柔らかくてくせえ糞を何度も垂れ流しながらジョンレノンの一部ばかりが垂れ流されてる繁華街へ繰り出せばだらしねえ尻を見せびらかして歩いてる女子高生にげん ....
膝までの深さの
泥水のプールに
君と潜ってはしゃいでいた
君と潜ってはしゃいでいた
僕たちは19歳で
怖いものなんか何もなかった
僕たちは無敵で
青春は永遠だった ....
雨など降っていないのに
どしゃ降りみたいな夜だ
冷えた心が苛立って
手元に割れた息を吐く
あなたの心まで
届くはずだったベル
今は部屋の隅で
小さくなって転がっている
いく ....
夜は欠けた茶碗に満ちた、俺は糞虫の死骸を拾って食い、その茶碗に茶を注いで飲み干した、雨が小賢しく降り、風が騒々しいこの日はまるで、二匹の蛇がいつ果てるともしれないまぐわいをしているみた ....
真夜中に破水する
完結しなかった気分
ディスプレイの明かりだけが
生き残った部屋の中で、ああ…
生活の残像
こびりついた窓
送信済みのメールと
届かなか ....
暑い国の銀行で爆弾をシャツに隠して自爆した男の生首を抱えて泣いている女の言葉は誰にも訳せないだろう
俺はほんの少し飲んだ生ビールのせいで生まれる微かな頭痛を覚えながらそんな動画を見ていた ....
少し肌寒くなり始めた街角には
人知れず落ちる涙のようなバラッドがある
まだ見たことのないそれを僕らもどこかで分かっている
僕がここから居なくなるとき
君がここから居なくなるとき ....
爪先が深く沈み
濡れた砂が潜り込む
薄曇りの空の下
静かに呼吸している海は
黒に擬態している
青のような色をしている
ひとの姿はなく
ひたすら ....
俺の牙は何故歪み
俺の牙は何故曇る
俺の牙は何故呆け
俺の牙は何故縺れる
ほら、幼い日、あの廃工場脇の
忘れられた路地を自転車で駆け上がるとき
どうしても気にしてしまう
ペダ ....
山羊の頭のスープ、二、三杯ぶちまけて
俺のベッドはゴキゲンな調子に粘っこい
イエスタディズ・ペーパーが届いた日よりずっと昔に出ていった女が
天窓から覗き込んでヴゥードゥーの呪文を ....
サンデーバザールのあと
あらしが何度か通りすぎ
片腕の乞食が食いっぱぐれ
捨て猫みたいに骨と皮だけになって
水気で頬をいっぱいに膨らませた雲は
策略的なハンターの目つ ....
無菌状態に保たれた部屋の中できみは横たわっていた
酸素と、栄養を身体中に装着された管から受け取りながら
常に心拍数や体温をチェックされていた
みんなきみのことを眠っていると思っていた ....
ちゃんとロールするロックの揺らぎと、前日の寝不足が連れてくる倦怠、寝床の上でまだなにか、やることがあったはずだと考えるなんのためでもない時間、頭蓋骨の中で次第にとろけていく脳味噌…ときどきこめ ....
長く呪うような雨が好きだ、長く呪うような雨が降り続けば、それよりもずっと怖ろしいおれの心中はどこかに隠れていることが出来る。心情的な濡れ鼠と化しながら、おれはだらだらと夜の行く先を見ている ....
痺れを切らす午後が
薄皮を穴だらけにする
口の端にこびりついた
昼の餌の放つ臭気
洗面で洗い流して
あとかたもなく洗い流して
遮光カーテンの向こうで
目も合わさない今 ....
おまえはただのロック
おまえはただのパンク
おまえはただのハード
おまえはただのメタル
おまえはただのポエム
おまえはただのノベル
おまえはただの散文
おまえはただの ....
人々が浮かれた声を上げる明け方、俺は
狂った声を壁の穴ぼこにねじ込み続けていた
その向こうでは標準的な雨の音が隣家の屋根を叩き続けて
睡魔はとりあえず二の次にされていた
生きる ....
ロックしても
ノックしても
おまえのこころはどうにもならない
おまえはまるで壊れたアラーム
そのときがきたって起動することなんかないのさ
裏通りじゃドラッグ ....
おまえの脳味噌のいたるところに悠然と生えた牙を見たか?その牙はおまえがこれまでに築きあげたささやかな概念を欠片も余すところなく喰らいつくしその概念の骨組だけを残して霧散するだろう、おま ....
石灰の色をした朝を迎えながら前日コンビニで買ったパンにかぶりつきまとめ買いの缶コーヒーを一本空けて二息で飲む、それからひとつ息をついて昨夜聴いた三上寛の歌のことを思い出す、深夜のコンビニは赤ち ....
いきたなあ
いきたなあ
くさるほど
いきたなあ
あきるほど
いきたなあ
もう
いやだと
おもうほど
もう
だめだと
おもうほど ....
歩道の縁石に
繭のように座り込んで
きみは
つぎの言葉を待っていた
つぎの言葉など
もう
ないというのに
プラチナブロンドの
髪に
ピースマ ....
衝動は次第に、静かな波のようなものへとそのかたちを変えてゆく、無くなるのではない、そういうものへとかたちを変えるのだ―それがかたちを変えた途端に、多くの人間が無くなったと感じてしまう、失わ ....
ぬるく閉じこもる夜のなか、渇いた唇に刻まれた運命、なにをするでもなく、ただ、なにをするでもなく、押し黙り眺めていたパーソナルコンピューターのディスプレイに表示されるさまざまな、さま ....
空耳か
外を行く誰かの声か
妙に近い場所で
聞こえてくる誰かの声
聞き取れず
無視できない
例えるなら
かすり傷の
痛みのような
その声…
....
昨日目覚めたときのどうしようもない霞みをロックンロールのグルーブで撹拌して、どうやらおれはこのたびも中途半端に生存者の岸に立っていられるようだ、サカリのついた野良猫のどうしようもないきんたまが二度 ....
だれかがおれを殺そうとするから
おれは必死でそっちのほうへ鉈を振り下ろす
血しぶきを上げてたおれる顔は
おれの知ってる顔であったりなかったりする
表通りで悲鳴が聞こえたこと ....
生きてることには文句を言え、こんなところに突き出しやがってと、天に向かって唾を吐け、どうせ俺たちゃ日蔭のシダさ、明るい朝日は拝めやしねぇ、荒んだ日々のウサ晴らせ、そら、神さんこちら、金 ....
よう、あんた誰だい
俺のことを知りたいのかい、たとえば俺がどんなやつで
どんなことをして暮らしているか知りたいのかい
俺は皮剥ぎさ
毎日人間の皮をはいで暮らして ....
・移籍後初コンサートでいきなりセンターあつかい。もともとのメンバーの反感買いまくり。
・しかし不器用ながらも役目を果たそうと頑張るさしこに、次第に考えを改めていくHKTメンバー。 ....
ホロウ・シカエルボク
(1191)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
俺が死んだあとに訪れるものたちのことを生きてるあいだに教えて ...
自由詩
3*
12/11/18 0:58
夏の死体に埋もれて
自由詩
12*
12/11/12 22:17
いまだにどしゃ降りみたいな夜
自由詩
4*
12/11/2 23:59
雨は降り、風は吹き、虫はどこからでも出ていく
自由詩
1*
12/10/27 22:27
眠るふりをして目を開いている
自由詩
4*
12/10/20 4:27
明日もないし帰る場所もない
自由詩
3*
12/10/13 21:32
リツイート
自由詩
2*
12/10/13 8:48
アンモナイトをおぶさって
自由詩
10*
12/10/8 21:36
そこから流れるものは見たことがないくらい赤い
自由詩
3*
12/10/6 0:18
萎えた感情のダンス
自由詩
5*
12/10/2 1:10
街角で簡潔に詰め込んだ食事のあとで
自由詩
7*
12/9/25 0:51
ジョーイ
自由詩
3*
12/9/20 22:38
SHOOT-OUT
自由詩
2*
12/9/2 1:42
がらくたくだり
自由詩
6+*
12/8/28 2:16
夜のぬかるみの中で不十分な手入れの銃を構えている
自由詩
4+*
12/8/24 0:14
ただのロック
自由詩
5+*
12/8/18 9:11
さよなら、と黒焦げた蛾は言った
自由詩
3*
12/8/15 9:59
ロック・アラウンド・ザ・バンカー
自由詩
1*
12/8/6 22:56
イレギュラー・バット・トゥルー
自由詩
1*
12/8/2 22:18
深夜のコンビニは三上寛の歌う赤ちょうちんよりずっと切ない
自由詩
2*
12/7/31 23:21
いきたいな
自由詩
1*
12/7/22 2:09
夏の夜
自由詩
5*
12/7/21 0:30
ビート(スピード、そして静かな波)
自由詩
0
12/7/16 0:08
喚く死の影のエコー
自由詩
1*
12/7/14 22:49
樹海の夜
自由詩
4*
12/7/10 3:37
目の前で起こる亡霊のダンシングはみんな過去のこと(月曜の深夜 ...
自由詩
1*
12/7/3 2:50
スティル・ライフ
自由詩
3*
12/6/28 3:31
生きてることには文句を言え
自由詩
3*
12/6/25 12:22
剥いだり切ったり生やしたり
自由詩
3*
12/6/24 4:45
さしこの今後を予想してみた
散文(批評 ...
1*
12/6/21 1:08
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