あの街でわたしは月を待っていた
空想が列車になって旅になる
なんどでも君の笑顔へ恋をする
あなたには雨は全然似合わない
水底に綺麗でかなしい夜がある
傘を差す 君の涙を守るため
目をとじて夜を待つから大丈夫
街の中 想像力が暴れてる
とりあえず次の駅まで起きててよ
画用紙に緑でおとうさんを描く
ひまつぶしに雲のかたちで遊んでる
きみの日はきみに出会えた日のことだ
歩いてく良い子の眠るこの星を
きみが来た晴れた夜からまっすぐに
現実と夢のあいだの空だった
僕たちの声を僕らが聴いている
あなたへの恋にわたしは従うよ
樹みたいに綺麗な色でそよいでる
あの夜の彼の涙をみてた星
十年も経てば未来が今になる
太陽のような黄色い傘をさす
いっせいに糸を離したわたしたち
電灯がおやすみなさいと僕に言う
生きていく為にあなたに恋をした
可愛くなることで生き延びた君が、いつか、
醜く泣けますように。
可愛さ以外も、愛されますように。
振り返ると夕焼けだった。
鼓膜を揺らす色。
青が茜に、茜が藍に移ろっていく。
未来できっと私は、いまと違う音でピアノを弾く。違う耳で曲を聴く。
その風景は、いまもピアノの内で眠っている。
....
水平線を描く、言葉のない雑談。
色が飛んでいく、星のような瞬き。
風の夢が漂う。丸くねむる夏。
朝のにおい。
君の絵に出会って初めて、絵に出会って、君に出会った。
世界をわすれて、ずっと ....
いつものようにとなりに座る
夕焼けのなかさよならをした
時はゆっくりふたりを変える
すべてのような恋をしていた
あたしは、もうなにもしない。
きょうこそ、かならず、なあんもしない。
勉強もピアノも、いぬの散歩もなぁんにもしない。
あたしはっ! なにもっ! ひとつもっ! しない!!
ぜったい! ぜっったい ....
ゴーヤが実る光のなかで
君と一緒にパンダをみてた
日々の出口で夜空は暮らす
青いから海になったりもする
みとれていたのは恋をしたから
朝のひかりで空の詩を書く
手紙のように話をしている
風にはきっと心があった
紙ひこうきで何度も出会う
自転車のないなつやすみ
扇風機よりも強そうな人
夜には秘密基地になります
ひと夏を蝉は歌った
君のいない詩を書きたい。
君がいないと書けないようじゃ、僕は僕と向き合えないから。
心の中の君が、ぜんぶ詩になってしまうから。
君から、言葉にならないものをたくさん貰った。
それは僕を詩に ....
君が心をおしえてくれた
今でもたまにCDで聴く
毎日に君の音楽がある
ちょっと浮かんで聴いた新曲
心のなかに雨が降ってる
一人で建てたおとぎ話だ
鉛筆みたいに直ぐに無くなる
心のそとで蝉が鳴いてる
色鉛筆で君を想った
綺麗な夜だ絵画みたいに
あなたを描いたひたすらにただ
愛を言葉にするために未来がある。
そう信じられたのは、きみの歌が好きだったから。
相も変わらず、夜が来る。
日々の最後に灯が消える。
布団の中でラブソングを聴いていた。
ぼくの毎日に朝陽が昇 ....
夜空のように存在している
幻として君がほほえむ
夏が澄んでく 青がひろがる
あなたの代わりにおとなになった
お日さまが毎日沈むのは
きみがぐっすり眠れるように
お日さまが毎日昇るのは
きみがたくさん遊べるように
おやすみなさい、またあした
お日さまが言ってるよ
君の笑顔に星が住んでる
それからずっと星と暮らした
すべての星に神さまが居る
星のあなたが空に手をふる
「すみません、これは、電車という手首、流れる腹で、通常も足、夜に目なのに頬を待ちました、ですか?」
「はい、これは、電車という手首、流れる腹で、通常も足、夜に目なのに頬を待ちました、です」
「あり ....
君を思い浮かべると、君の口笛も一緒に浮かぶ
楽しいとき、嬉しいとき、君は決まって口ずさむ
どこかで聴いたことがあるような、その場限りの人懐っこい旋律を吹く
息とメロディーだけのとっても素朴なその ....
絵本の中で星を探した
月のみえない夜のかみさま
あの子がすこし泣いた日の夜
青色が麦わら帽子に恋をした
降り積もるあなたの愛でねむる姫
サンダルと月夜が似合うお父さん
心が言葉を作った。心と心が、話し合うため言葉がうまれた。
心は心から話す。時折心にもないことを話しつつ、話したいことを話す。話したことが話したかったことになる。
僕はもう、心にもないことは離そうと ....
なんとなく目からビームを出してみる
僕たちはマックに行くのを諦めた
落書きの中で何度も恋をする
ときどきは泣いたりもするお月さま
犯人はきっと我が家の猫ですね
火星へと祈 ....
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