本当はほとんど途方にくれた本


行き当たりばったりばっかりだったんだ


見るからに大変そうな大変身


お話が終わったあとに話する


憮然として風に撫でられている猫
 ....
あの日の詩から目をそらす日々だった


きみだけが昔の名前でぼくを呼ぶ


あの頃の、ぼくの詩に叱られています


見上げれば曇天だって空の色
きみに焦がれている夕焼けのように



まっくらな瞳で見ていた彼の笑顔



四月 聴けないラブソングが好きだった
私がきみを光とした日々で
きみの朝に暗闇を落とした
消えないものを記したかった文字


過去みたいに透明な声の
美しさだけしかきみに見なかったこと
日差しが 音を立てる
温もりは声になった


私は
明るい気持ちでカーテンを閉める
その歌を知っていたんだろう


光には 影も形もなかった
影や形を愛していた
誤って謝ってしまいすまんかった


口も目もおーの形でおーと言う


洗いざらい 小皿を洗い去ってくれ


返信をしながら変身しています


そうめんのようにさらっと水に流す
 ....
雨宿り 宿題にまで雨宿る


雨が降る 世界に重さがあったから


鏡面の向こうへ走っていった風


もくもくと曇った空を見上げてる
あのひとの声が光になっていた


透明な映画のようにある感情


きみが最後まで語らなかった星


青空へ繋がる羽を持っている
静けさのなかで光を浮かべている


風景がぼくの気持ちを描いていた


四拍子なのにワルツのような唄


寝るときは瞼が守ってくれた夢
テレビの声が 音楽みたいで


きみの沈黙が 言葉みたいで


ぼくの目は みたくなかった
この場所が、森だったことを思い出す

幽霊を裏の飯屋に連れていく

とりあえずルンルンしている11月

パンダにも狂暴的な面がある

着ぐるみの中であきらかに笑ってる

はんぱなく ....
四つ葉のクローバーが2と2の間でくるくる回って、
+としても×としても、答えは4で変わらなかった。
そんな幸運を、四つ葉のクローバーは私に見せていた。
幻のような毎日だったけど、

きみの言葉に在った感情だけは信じられた。

あの日僕が書かなかった、無いことにした気持ちみたいに、

この影のなかに、いつまでも残っている。
いくつかの夜が灯りになっている

きみのやさしさが私にみせた夢

朝の星 ひかりのような夢のなか

この声に きみの言葉をのせていた
明日には違うこころになっている

すきとおる とおいねむりの月へいく

夜空では儚さばかりかがやいて
人間とともに暮らしているほたる

透明な月明かり差す昼下がり

もしかしたら光だったのかもしれない
きみの瞳にきみが居たから、

きみの瞳をきれいだと思った。

きみの笑う姿にきみが居たから、

ぼくも笑ってみようと思った。
無情にも0乗をして1にする

初音ミクみたいな色の海に行く

ひかりながらカラフルな話をしている

クッキーを険しい顔で食べている
短い鉛筆で、短い詩を書く。

かすんだ文字で、かすんだ声で、書く。
いっしょに笑い合えたとき、初めて出会えた気がした 僕だけが知ってる風景がある。
僕しか知らない美しさがある。

目だけで見ているわけでも、
耳だけで聴いてるわけでも、
声だけで話してるわけでもない。

僕の心が、好きになったものがある。
僕の日々が、あなただけの日々だったら綺麗なのにな。
夕方の、日焼けした空。
世界が頬をなでる。
日が暮れて途方に暮れて眠ってる

有限の雨に無限の星を見る

くるくると色彩揺らし風歩く

光の中 きみが何かを話してる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる
青空があの子みたいに笑ってる

青空があの子みたいに笑ってる
青空 ....
水色の列車の走る音がする

たいせつな、変なわたしの恋心

夕焼けが人の涙のなかにある
昼が翻る。

靴が覆る。

夜が、甦るときに。
だれかの言葉について考えることが、ぼくにとっての詩だった。

耳を澄ますこと。きみが笑ってみせること。

いつかは消える声がここに届いて、

星の光がすきだと思った。

詩を書くと、あ ....
僕らの時空は伸びたり縮んだりしても繋がっていて、
気付かないうちに遠い時空の自分を助けていたりもするんだろう
きみが恋になったみたいで、
ぼくの心がずっと変。
私たちは、星と星とを線でつないで、名前を付けることができる
水宮うみ(877)
タイトル カテゴリ Point 日付
途方川柳020/4/20 16:39
詩かられる川柳020/4/19 14:27
聴けない川柳020/4/15 11:33
きみを見なかった自由詩1*20/4/15 11:29
影や形自由詩2*20/4/11 22:33
さらっと川柳020/4/10 16:47
黙々と雲川柳020/4/8 18:41
希望川柳020/4/6 14:21
きみがみていた、たくさんの花川柳3*20/4/4 16:32
見る自由詩020/3/28 10:45
広場川柳0*20/3/26 14:48
しあわせの四自由詩2*20/3/26 10:48
在ったこと自由詩1*20/3/22 14:19
きみのやさしさ川柳2*20/3/18 10:34
ゆめ川柳020/3/12 20:33
見えない川柳1*20/3/6 17:02
憧れの瞳自由詩2+*20/2/29 19:55
いっそ悲しいくらいにオタクだった川柳2*20/2/28 20:50
書く自由詩1*20/2/26 18:24
笑い会う自由詩020/2/20 14:53
あるもの自由詩3*20/2/16 22:14
空もある自由詩3*20/2/2 5:47
声を見ていた川柳1*20/1/26 6:23
青色の夢川柳0+*20/1/25 20:38
変な色川柳1*20/1/23 12:13
明日自由詩4*20/1/20 17:37
詩と自由詩3*20/1/18 6:14
流しそうめん自由詩2*20/1/13 19:52
ずっと自由詩1*20/1/11 17:31
光年自由詩2*20/1/10 18:07

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