晴れた日は、空が大きな青信号になっている。
だから、前に進もう。
夕焼けの赤に立ち止まるまで。
それはとても楽しい謎解きだった。
文学になった彼を、彼女は読み解く。
たとえ、評価されなくても、たくさんの人に読まれなくてもいい。
僕はただ、誰かの心に残る言葉を書きたい。
僕のなかに言葉を残していった彼らは、僕にとってとても大切な人達で、心のなかでずっと輝き続けて ....
何者にもなれなくたっていいのだ。
僕のジョークに、君がたまに笑ってくれるときがあるから。
何者でもなくたっていいのだ。
君とこうして出会えただけで最高の人生だ。
この胸に孤独があって良かった。
もしなかったら、人の寂しさに共感することができないだろう。
誰かのために戦うことができないだろう。

この心に孤独があって良かった。
もしなかったら、僕はいつ ....
踊り場が泣いている夜、わたしは旅に出た。

この夜空に浮かぶ星々を、
わたしたちと呼ぶことにしよう。

プラネタリウムみたいに綺麗な世界が、わたしに酸素を送ってくれる。
今日はピアノを弾きたい気分。
音楽を聴くんじゃなくて奏でたい気分。
今日はあなたに会いたい気分。
自分のほうから会いに行きたい気分。
春の風を浴びてしましまと笑う

軽やかなきみと夏のまんなかに立つ

空は水彩 きみの髪から秋の匂い

冬が好き だって雪が降るから
世界一うつくしく転ぶ


君のにやついた顔が好きです


泥んこになってありんこになって


お電話かわりました詩人です


春が来て君は花粉症になった


今日は風が騒 ....
指先の音階、生活の音色。
季節が肌を撫でる。
人の音や風の音が混ざり合って、
青空がピアノを弾いているみたいだ。
ひかりが水面に反射し虹をつくる。
身体のなかで海が呼吸する。
カレーの匂い ....
「正しさとは何かなんて一旦置いといて、風を掴まえに行こうぜ」 かぜになりたい。

かぜになって、身も心も自由になって、

家で一日中ゲームをしたい。

風邪になりたい。
君が世界のすべてではないけれど、それでも君が好きです。
きっと世界にとってはとびきり特別ではないこの恋を、とびきり特別に思わせてくれる君が好きです。
楽しかった日も悲しかった日も、夜は毎日やってきてくれる。
夜が僕にひとりの時間をくれる。夜は僕の、どこまでも広いノート、まっさらな宇宙だ。
僕は毎夜、こっそり成長する。
今夜はなにをしよう。
満開の桜のように笑う人


春なのに花見に行けない春なのに


八重桜これでもかって咲いている
私たちは離散的だけど、連続的だと思える瞬間が、あって、そういう瞬間を恋と呼びたい。
数学の世界を整数から有理数に、有理数から実数に拡張した人たちは、きっとその時、向こう側の誰かに恋をしていた。
今回の奇跡はここまでです。お疲れ様でした。
あなたとあの人との出会いが奇跡でなかったという訳ではありません。
あなたが生まれたことが奇跡でないという訳ではありません。
残念ながら、奇跡にも終わり ....
愛も自尊心も信仰心もいらない。
ただ海をみつめていたい。
僕は眠ってる間、羊になって遊ぶ。
夢の中でも人で居続けるのは疲れるから。
世界は夜には闇になる。
光であり続けるのは、世界だって疲れるから。
羊の僕が眠るまで、
夜が崩れて光になるまで、
 ....
朝が来て昼が来て夜が来て、次に来る朝は、昨日とは必ず少しだけ違う。今年の春が、去年と少し違うように。
僕らはぐるぐる同じところを廻っているようで、ちょっとずつ変わっていってるのだ。
日々は遺伝子の ....
カメと一緒に帰る。
歩いて帰る。ゆっくりゆっくり、鼻唄うたいながら帰る。
我が家に帰る。
呑み込んだ言葉の代わりに手を振った 俳句じゃない季語がないから川柳だ

季語という季語を食べ尽くした夜中

はらはらと季語が降り注ぐ朝の部屋

季語なんていらないくらいの季節感
彼女の瞳は星空だ。
彼女の大きな目に、誰もが吸い寄せられる。
人は死後、彼女の瞳のなかの世界へ行くらしい。
星になった人々が、彼女の目のなかできらきらと輝いている。
僕も死んだら、彼女の瞳の星 ....
きみは春の日差しみたいにあたたかい。
きみは夏の空のように澄み渡っている。
きみは秋の夜風みたいに優しい。
きみは冬の雪原のように美しい。

どの季節にもきみの匂いがする。
きみを想えば、 ....
君は弱音を吐かない努力家だから、
みんな多くの期待を君に寄せてしまう。
君は、ひとりの人間に過ぎないのにね。
たくさんの荷物を持たされて、君は自由に動けやしない。
周りの期待なんか無視していい ....
いつかゼロになるとしても、一歩ずつ進んでいこう。
いつかゼロになるとしても、1を足せば、すぐにゼロじゃなくなる。
それに、いつかゼロになるとしても、決して無になるわけじゃない。
ゼロという数が、 ....
言葉ひとつに対しても、無数の解釈が生まれる。
だけど、人が解釈を生むのではなく、
無数の解釈すべてが、言葉に元々秘められている。そんな風に思うのだ。
だから僕たちはきっと、ひとつの言葉の意味すら ....
今まで出会った物語が、僕の心に残っている。
たとえ頭が忘れてしまっても、心のなかには残るのだ。
物語は荷物にならない。
だから僕は、君たちと一緒にどこまでも行ける。
たくさんの物語と一緒に、僕 ....
あの日、初めて握った君の手は、
夕焼けのように温かかった。
僕らはなにも話せずに、ただ歩いた。
夕焼けが、やけに綺麗な空だった。
君の頬が夕焼け色していた。

夕焼けを見るたび、君のことを ....
水宮うみ(883)
タイトル カテゴリ Point 日付
晴れた日は自由詩3*18/6/2 13:42
解く自由詩018/5/29 20:12
元気散文(批評 ...3*18/5/26 19:56
最高の人生自由詩5*18/5/12 23:26
夜の光自由詩4*18/5/12 21:13
わたしたち自由詩3*18/5/8 7:05
ハッピーサンデー自由詩2*18/5/6 18:48
季節は四つもあるから凄い川柳0*18/5/5 11:12
生活川柳0*18/4/19 17:16
この世界の歌自由詩2*18/4/12 19:31
自由詩4*18/4/7 15:41
かぜになりたい自由詩2*18/4/7 15:40
君が好き自由詩1*18/4/4 19:48
夜がいてくれる自由詩1*18/4/1 21:36
春の人川柳1*18/3/27 19:55
自由詩2*18/3/24 14:26
奇跡自由詩2*18/3/23 21:11
自由詩4*18/3/23 20:45
おやすみ自由詩1*18/3/21 12:41
螺旋階段自由詩3*18/3/21 1:29
カメと一緒に帰る自由詩1*18/3/13 7:44
沈黙川柳1*18/3/5 7:58
季語川柳1*18/2/28 19:31
永遠散文(批評 ...018/2/28 19:29
きみの季節自由詩4*18/2/19 20:32
帰っておいで自由詩1*18/2/14 21:32
いつかゼロになるとしても自由詩3*18/2/8 21:36
解釈散文(批評 ...1*18/2/8 17:03
物語自由詩5*18/1/17 7:54
君みたいな夕焼け自由詩3*18/1/12 19:27

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