ハスキー犬はスキーは好きなはずきっと


だんだんと温暖化しておったんか


思慕色の 脱字走った  呪い星
しぼいろのだつじはしつたのろいぼし


ご ご  にじゅうご
ご ろ ....
存在しない街で存在しない人が存在しないこと言う



本物の関西人が本物の完全無欠な愛を探した



幻聴と耳鳴りの境界線で飛んでいる蚊を追いかけている



「それは草」ばか ....
掛け替えのない欠け方に影がある


死に体の心自体を生かしたい


ひらいた傷口が傷を飲み込んだ


暗闇であなたがぼんやり光っている
雨の降らせ方を知らない
傘に不明な日々を暮らした
配ると組み立てたから
砂利のなかにしか居ないよ
祝っていた寝転がる
声凍えている同じ指で
外側に月夜を落とす動作たち
滔々と道徳を説くトークショー


温かい日差しが青く透き通る


すずしさにゆれる黄色い花の午後


水槽の赤い瞳にふれる指
生臭い未来と生乾きの過去。失っていく、生きていく牛。



この{ルビ詩=うた}が永遠に続けばいいと思ったこともあった気がする。



イリュージョンのようなイマジネーションが、イルカ ....
あまりにも抽象的な像だった


根も葉もない花 詩のように咲いている


ぱくぱくとパクったパンを食った犬


印象が印度象的な象だった


温かい光の深く眠る骨


花 ....
心があるという事それ自体に心動かされる時がある。

あの時抱いた感情を、いつか言葉にできたら良いなと思う。
たとえその言葉が人に伝わらなくても、
僕しかいない場所に言葉がいた。
控室 空手家の手が空いている


数珠つなぎ一つづつつづいた月日


水に揺れている誰かの泥だった


ころころとこころを語呂で転がした
やっほーが無数に飛び交う{ルビ宇宙=ユニバース}


朝アサリあっさり食ってさっぱりと


焦らさずに!調べたことを!知らせるぜ!


ネイティブな発音でネガティブに言う


 ....
月の向こうにはあの子の影が住んでいる


あてどなく眠って夢に会いにいく


日常系アニメのような非日常


こぼれていく涙の夢をみている目


裏の顔にも表情があったんだ
 ....
肖像が肖像権の顔を見る


ほどほどにほどよくほどかれてくフォトン


比較的非科学的に光る敵


時間から時計が剥がれ落ちている


致命的な星空のなか歩いていた
地下鉄やネオンの街で育つ星


対岸へ光のように渡ってく


痛みのなかにある水を飲んでいる


人格の無いまま回遊していたい


6分の1だけ月に落ちていく
底なしの儚い夢を墓でみる


五七五七七になる前の歌


雑草が僕よりも生き生きしてる


マンホールでブラックホールにフタをする


陽だまりは命のたまり場になった
ねぇ、仕事は、永久ね。
 ねえ しごとは とこしえね


今年、年越しとしとこ!
 ことし としこしとしとこ
スタスタとスタッカートでしたダンス


糸になるから全て忘れる身体


しわ寄せで不幸せにも不死になる


イルミネーション 星たちを眠らせて


特別感のない特別だった部屋
 ....
ことばとは 個とは をコトコト煮込む午後


至る所にうんざりするほど金木犀


あの街の三原色が原風景


カッコよく過去を書こうとして加工


足し算と掛け算の間の風車
 ....
冷めた目でスープを飲んでいる日差し


人間に人間を埋め明日へ行く


ひかりのさきに星があると信じた


無数の手 言葉で耳は塞がれる


ひとりごとみたいにそっと外にいる
きみの存在に飾られた配られた花と果物なら

それを星として見つめる 枯れ葉降る日々と人

関節に澄む鳥の歩いた火を狩り

部分で言い表せないオレンジに終わる

ぼくの脳が最後にすがった ....
たてがみの形に手紙宿す風


モノクロでロングなのろいモノローグ


白日の白目で自白 百日目


借り物の楽しさで悲しくなれる


アリの子とアリス アリの巣へ飛び込む
サイコロで行方不明になった空


森のなかピアノを鳴らす遭難者


感情はリズムにのって消えていく


回りながらいい言い回しで回想する
言葉が追いつかない街で笑おうか


室内

無駄に

行される



壊れたあの秋は何色だったろう


グロテスクな水槽のそこに在った声


夜の真ん中に座って ....
言葉から言葉へ向かう紙と声


たくさんの背景がある背中たち


存在が宿るのを待つチョコレート


きみの目の先には雪が降っている
誰何する声のさなかのスイカ割り


数式といっしょになったお葬式


お惣菜コーナーにある物心


思い出す泥の匂いと冷たい火
昨日と今日も、きみと私も同じじゃないから、何かを話そうとしたりする。
心も風景も変化を続け、話したい話の芽は日々生まれていく。

だけど、ふとよぎる想いを言葉にするのは難しい。
話したかったこ ....
クッッッッッソ丁寧にくらしたい


広葉樹「直射日光だ~〜いすき♡♡」


花見客の中にサクラが混じってる


ダイイングメッセージまでも五七五


哀しいことを宝石として仕舞 ....
顔もわすれたのに憶えている声


その星を物語だと想ってる


言葉を知る前に聴いたモノローグ


あなたのあとがきに揺れている木陰


お話が終わってもまだそこに居る
ゴーストタウンに記憶を浮かべてる


内側のわたしの夜と星の外


グランパとグラタン食らったんだよな


生きていく その日々ではなくなっていく
一人ぼっちの神様は

人のいない夜

ひとりだけの夢を見ている
永遠のほうからきみが手をふった


夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている


きみの言葉が音楽に混ざる春


そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
水宮うみ(883)
タイトル カテゴリ Point 日付
ワクワクは宇宙人川柳2*21/12/26 21:27
短歌2*21/12/25 16:33
月日川柳2*21/12/23 8:35
アメフラシ自由詩1*21/12/22 22:07
撃とうとする川柳3*21/12/15 23:33
影響く短歌3*21/12/5 21:52
根も葉もない羽川柳3*21/12/5 21:03
コップ自由詩5*21/11/26 22:02
泥遊び川柳2*21/11/25 21:24
ともだちだもん、と川柳7*21/11/18 20:09
面影川柳3*21/11/12 15:06
フォト川柳2*21/11/7 19:22
無重力川柳3*21/11/2 20:51
0だったこと川柳2*21/10/30 16:27
永久仕事 ―とこしえしごと―自由詩2*21/10/26 23:27
特別川柳2*21/10/25 10:47
もちもちの月川柳3*21/10/20 17:15
咲く光川柳4*21/10/13 20:21
きみの存在自由詩1*21/10/13 20:17
白い時間川柳1*21/10/11 22:26
転がってった川柳2*21/10/9 21:15
空き箱に秋空川柳2*21/10/4 17:33
雪の結晶川柳2*21/9/28 18:27
物心川柳5*21/9/25 10:41
話にならない話自由詩1*21/9/20 18:04
小籠包飽き飽きするほど食った秋川柳9*21/9/12 1:04
おはなし会う川柳3*21/9/11 14:01
ゴースト川柳3*21/9/6 16:54
一人短歌1*21/9/6 6:29
川沿いの桜川柳2*21/9/3 21:18

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