海のなかでしか光らないものが、夜空で輝いている。
「月が綺麗ですね」と、雲ひとつない夜に言ってみる。
家に帰って、海のようなベットにダイブ。暗闇のなかでしか光れないものがあって、眠りのなかでだ ....
現れた虫を新聞で退治する言葉は一瞬暴力になる ある雪の日、名前のないわたしが名前のないあなたを待っている。
「吾輩は神である。名前はまだない」なんていうしょーもないことを言ったら笑ってくれるかなとか思いながら待っている。
待つっていう、なんだ ....
現実逃避に散歩した。人と一緒にいるのが辛いから。
腕時計もスマホも本も鍵もなにも持たずに外に出て、
川沿い、田んぼ、池、公園、草むら、海辺、かつての僕が居る、いろんな場所を歩いた。
自然は現 ....
あなたの美しさを追い求め続ける姿を美しいと思ったよ。あなたの美しさが、僕のこころに明日を夢みる力を与えてくれる。
明日、あなたのなかで、僕のなかで、どんな美しさが生まれるんだろう?
それはきっと、 ....
木には、おもちゃがたくさん飾られている
眩しいくらい、飾りが輝いて、木は朝も夜もずっと眠れない
輝きってなんだか虚しいね。死んでるみたいだ
木が、何も飾られていない、夜に眠る木になりたがって ....
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」とい ....
彼が世界を美しいと思えるようになるのに二十年かかった。
冬の風呂の暖かさを知るのに、夏の風の心地よさを知るのに、
青空の透明さを知るのに、草原の輝きを知るのに、二十年かかった。
詩人は詩から産まれる。
詩のように花が咲き乱れ、詩のように月は輝き、詩の入り込む余地がないくらいに、人々は自由だ。
詩人は語る。海のこと。心のこと。美しさのこと。
けれど、本当のところ、詩人が語 ....
僕は生きていく
千年樹も生きていく
太平洋も生きていく
働きアリも生きていく
ひきこもりも生きていく
何のためにかって?
?がいっぱいあって、!もいっぱいあるからだよ
星やハートが70億 ....
ある朝、おはようがなくなった。
朝食を家族と食べたとき、沈黙が怖いのでテレビを流したら、
言葉のない音を流し続けていた。居間にも世間にも喧嘩のない朝だった。
言葉がないので、穏やかだ。誰もが考え ....
言葉はいらない。死はもっといらない。
哲学的に木々が風に揺れている。
僕は確かさを追いかける。それは楽しい哲学だ。
うちの猫はなにやら哲学しているような風格があり、きれいに世界を持ってる。
必 ....
作文は嫌いだ。なので詩を書いている。
詩は良いものだ。なんたって自由だ。
どれくらい自由かっていうと、




て無意味に一部を横書きしたって良い。

詩は物語じゃないの ....
君がこの曲聴いたら喜ぶだろうな、と思いながら曲を聴く。君がいなかったときよりも聴いてて楽しい。音楽は共有される。私たちが日本語を言語として共有しているように、ふたりは音楽を共有する。 シュレーディンガーの性別。文字だけでは作者の性別が見えない。見えるのは人が書いているってことと、作者が実在しているってこと。
性別だけじゃなく、年齢も見えないし、声も見えない。それでも、作者の何かが ....
昨日の夜、どれくらいの眠れない人が羊を数えただろう。
羊たちはなにを数えて眠るんだろう。

久しぶりに夜に夢をみた。夢の中に寝転がった一匹の羊がいて、その羊はうとうとしながら夢を数えていた。
 ....
わたしのなかに小さなわたしがいて、週五日小学校に行く。

わたしが何もしてないとき、小さなわたしは学校の休み時間に考えている。
わたしについて、小ささについて、小さなわたしについて。
夜一緒に ....
真夜中にドーナツ食べれば何百年だって生きれるさ


人に会うのを待ちきれないくらい綺麗な夜明け


晴れた日にはひかりの向こう側で彼女が待ってる
人が海を楽しげに見ている。それだけでその人の心に海があることを知った。
海は言葉を持たない。ので、その人の荷物の本が少し寂しそうにしていた。
本だって文句なしの素敵な海になりたいし、人のなかにも海 ....
ネット上思いの丈を送信しハローわたしは此処にいますか?


とぼとぼと自転車と歩く帰り道汗まみれになって泥まみれになって
写真家はこれを共有したいんだね。一文字もない鮮やかな空


揺れる草木、光も知らずに輝いている


音楽は未だ始まっていない。さらさらと鳴る木々、ピチピチと鳴く鳥


この風景は私に ....
図書館で面白そうなタイトル探す。選んでいるとき一番楽しい


選んだ本ずっしりしていてわくわくする重みはきっと輝きの重さ


晴れた日に図書館にある駐車場じてんしゃ集まりみな我を探 ....
言葉では語りつくせないこの世界そんなこと知らん暖房入れよう


優しさが夜中を照らすその光あったかいけれど物足りないのだ


友達と電話でメールで話しあう発明したいね発明したいよ


 ....
金がない金がないから働く飼い猫きみたちも働いてくれよ 短歌書く パソコンカタカタ 短歌書く ありもしないこと 夢にみながら


睡眠中 ことばが蠢く ぐちゃぐちゃと 拾い集めたんだ 夢の中のこと


自分だけ 取り残された 夢の外 これから今 ....
I like poem. I love my poem.
A lot of Poem is People's minds for me.
I like living japan. but I ....
日本語を習って育ったので日本語以外知らない

日の当たる場所で本について語る

こうやって言葉遊びができる日本語を、楽しく思う
ふと過去を振り返ると、立体的な君がいた。
君の今を想う。今も三次元のなかにいるんだろうか。
僕は相変わらず二次元に夢中です。

夜、夢の中で今を考える。
君は周りに愛されているだろうか。
 ....
寂しさを荷物にして歩いていると、
明るい空が見えた。
そのとき、寂しさを忘れた。
くらやみが、ひかった。
明るさが海の底でキラキラと、笑う。
今までの寂しさを、
海のように、あたたかく ....
時計がこわれてしまっても、時間は流れる

時間は、壊れずに流れる。ひとそれぞれ、自分の時間の流れを持っていて、
自分を持っていて、
自分の時間を自分の速さで歩いていく
音楽は世界と違う速度で ....
水宮うみ(883)
タイトル カテゴリ Point 日付
きらきらひかる自由詩1*16/12/31 8:54
短歌です短歌016/12/28 23:11
インターネットの交差点で待ってる散文(批評 ...4*16/12/26 23:40
詩集のページをめくるときのように始まる自由詩4*16/12/25 23:45
美しいと思ったよ自由詩1*16/12/25 1:58
夜に眠りたい自由詩1*16/12/25 0:32
自然数の家自由詩4*16/12/21 1:12
二十年自由詩6*16/12/19 13:57
散文(批評 ...1*16/12/18 21:15
生きていく自由詩1*16/12/17 1:01
言葉がなくなった日自由詩3*16/12/15 22:04
いらない筈のもの自由詩3*16/12/14 22:29
作文散文(批評 ...1*16/12/14 20:46
ふたりは音楽を共有する散文(批評 ...2*16/12/12 13:26
何か散文(批評 ...016/12/12 13:23
自由詩1*16/12/12 9:14
小さなわたし自由詩5*16/12/11 0:21
朝と夜の間短歌0*16/12/9 9:43
人と海自由詩1*16/12/5 23:28
ふたり・ふたつ短歌1*16/12/5 15:23
たぶん短歌短歌2*16/12/5 15:19
晴れた図書館短歌1*16/12/4 0:10
ふたりで作った、発明からは程遠い、やさしいことば短歌1*16/12/3 23:09
猫の手も借りたい短歌016/12/3 11:19
今、言葉に夢みる短歌016/12/2 23:48
poem自由詩2*16/11/30 8:13
日本語自由詩1*16/11/28 23:11
泣いたり笑ったり散文(批評 ...2*16/11/27 1:01
寂しさ自由詩5*16/11/26 1:18
チクタクとは流れない時間自由詩2*16/11/24 22:51

Home 戻る 最新へ 次へ
4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 
0.1sec.