真っ白な
心臓を持つ青空を
憧れみあげて天使を探す
メロディーが
聴こえるような奥深い
森の泉の音楽隊たち
ただひとめ
みられるだけでいいという
....
さようなら、僕が会った場面
さようなら、僕が会った情景
── 中村光太郎
うつむいて仔猫のしっぽ見ていると
少し気持ちが まあるくなっ ....
人はみな大人になれば見失う
心の中にドラえもんいて
この〇が塗り潰されて●になる
それが大人になるということ?
雷が止んで本棚ふと見れば
一茶の文庫倒れてました
....
いくらでも文字はあるのにないきみの
眼のいろまばたき
熱をいう言葉
雨の日の濡れたため息花の夢
菜の花を摘む 熱い湯を飲む
手を握り
海岸線をふたりゆく
春は名のみの風に吹かれて
背をだいて
もう悲しみも棄て去った
夢の影絵の胸にいだかれ
あといちど
最後のうたを聴かせてと
....
少しずつ青春時代忘れゆく
紅茶の砂糖一個減らして
きみ去って一人で作るパンケーキ
聞き忘れてた砂糖の加減
ブラックでコーヒーを飲むようになり
ふと薄れゆく少年 ....
声だけが
綺麗になれればそれでいい
その目を閉じさせ愛を伝える
図書館に
篭っていた頃哲学の
本を枕に昼寝をしていた
ほんとうは
わかってはいる好 ....
生きるのは殺意のためだ
よい遺体思い染み撫で毛羽立つ畳
ねずみいぬアライグマねこそしてヒト
天の星、三百歳のカメ
ヒトはヒト型、ワニはワニ型、サメはサメ型
旧い神の似姿
嫌ってもよいよ健やかでいてね朝ヨーグルト忘れず食べてね
少しだけ理由も聴かずに怒るのは傷ついたかなちょっとヤだった
うつむいたときのまつげがむらさきにみえたナイトライトがよ ....
信号の機嫌が良ければ風を切る 片道二十分の瞑想
バッテリー減るの早くて冬おぼゆ 急に人肌恋しくなった
ヘルメットあったらいける気がするし 君が乗るバス止めてみていい?
いい匂いがする夜
笑いたいなと
極北の星に祈る
三日月が
痩せて
未来の心配を告げた
やさしい笑顔ですべてを洗ってくれる
たとえば
森の奥の鏡面のような湖に映るのは
楽じ ....
いつもより半分ぐらいの笑い声疲れてるんだね隣でおやすみ
波際で命を洗え 打ち沈む黄色い点字ブロック線踏め
線の内側までお下がりください、外の水平線は丸いか?
気をつけろ疲労ヘリウム、吹雪やめ、たましいからだ田んぼのかかし
くたくた ....
眠らずに働いて働いて働いてまいります脳ボコって
焼香の進み眠気は破れけり自力の経の冬の昼間の
柔らかいはねを畳んで朝6時
スーパーマーケット 駐車場 猫
嘘でした が嘘ですほんとにやっぱ嘘
あなたのまつ毛 とても長いね
よろこびをあつめてひらく水仙の
開かなかった最後の蕾 ....
煌めきの
大海原にサメはいて
人魚の視線に照れたりしている
だれからも
飛び立つストーンになりたくて
蒼空みあげて身を切る孤りさ
逃げること
決める怯懦な ....
いい恋をしてる若さはきらめいて
視えないものが見えていく老い
飛び立つもスタートハンデあり過ぎて
番ばかりの空が苦しい
アナタがさ
逃げていたのはほか ....
好きだよと
聴こえた深夜きよらかな
ほおに紅でも残したくなる
呼び声が
眠りをさます新しい
夜をいくども肯定するから
なぜだろう
悲しみだけが罪を刺 ....
排泄は穢くねぇよ、すべてのにんげんの共通点、行為
H2O摂取死亡率100%、生存者はみんなうんち
夜勤明け休日理論、いのち絞る時間、金(きん)より貴重な
同じ味の血の人だけ傷を舐め合 ....
青の日々。地面が揺れていたんじゃない。僕の影が揺れていたんだ。
灰色の目をしたウサギたち、あの錆びた、鉄のケージの温度
がらんどうの晴れた青空から雪が、雪が、また僕を置いて逝ってし ....
ただ寂し
心に胸がじゅんとして
変わりない愛なぞに焦がれる
食卓の
サザンカの花一輪に
津軽の春が疼く心臓
マックジョブ
心のマネーを埋めるなら
夜のシフトにふと燃える恋
建前と本音の間揺れ動く、本音はあれほど醜かったか
私から言える助言はただ一つ、いいから服を着なさいとかな
悲しいと、なにもかもこれ悲しいと。アイムノットジオンリーワンだろ
僕が今、悲 ....
切り取った風景だけがホンモノのようにみえると知ったかぶり云う
悲しみの夜には夜の変身をしてから君にLINEを送ろう
ささくれた心が痛む夜もある生 ....
街中が
ピカピカ輝く気がするな
みえない愛もみえそうなほど
朝はやく
アーケード街ひとけなく
ちいさな風に耳を切られる
笑顔だけ
忘れちゃダメと想って ....
蝶々が集中できない多すぎて
部屋は膨れる
僕は無くなる
知らないと
云い切ったあと目を伏せて
あした小雨になれよと希う
逆流と
いうほど強いことじゃなく
ただ不正義に血が騒ぐだけ
ホリデーに
街のイルミを愛 ....
バカみたい
潮騒だけが好きなのに
夏の陽射しが眩しすぎたね
あしたこそ
晴れると想うしもやけの
両手を温め街ゆく師走
大晦日
楽に生きられないけれど ....
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