排他的な女の子は空を所持している。
その底のほうには、白くてきれいな宇宙船や、手垢できたない算数の教科書、軍隊の格好をしたキューピー人形や、プラスチックのマニキュアの瓶が、ざくざくとはめ ....
羊とシーソー遊びをすると
いつも重い方が沈みました
両方が沈まないでいるのは
とても難しいことでした
わたしはまだ
言葉をよく知らなかったのです
 
 
+
 
 
眠れないとき ....
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ



机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
  マンホールに落っこちた右足、
  ガムのへばりついた左足。
  自分の右手と左手で、
  ジャンケンを繰り返す人たち。
 

 
  方程式の左辺と右辺、
  そのイコール ....
「リトマス紙がなにでどうなるか」のように忘れてしまいたい夏がある


まだ明日を信じていたからサヨナラを 告げた渚にゆらぐ太陽


ケンケンで駆けた砂浜しゃらと鳴る 乾いた粒子、ただ熱 ....
不安定な渦に呑みこまれてゆこうとしている
その、生命体
疼いているのだろうか

ふと、余韻
迷惑がるきみの背中
もしかしたら
怖かったのかもしれないね

{引用=つめたい、
そうい ....
君の眼は使いの音色 首筋に放たれたままの蛇が目覚める



洞窟をつなぐ吊り橋キラキラと泣いてふたつの{ルビ水底=みなそこ}に消え



銀色の軌跡を描く{ルビ蝸牛=かたつむり} その ....
 

屋根をつくった
もう雨が降っても
濡れなくてすむ

立ったまま目をつぶると
近くや遠くから
夏の音が聞こえてくる
いつもと同じなのに
いつもと同じくらい懐かしい

誰か早 ....
 *灯台

   かすかにまだ
   光っている
   間違えたままの、
   やさしい思い出
   わたしの幸福な思い違いを
   あなたは
   そのままにしてしまったから
 ....
   静かにも笑い声散る花火かな その
灰色の鏡面に
私たちは並ぶ
等間隔で

母の名前
兄の名前
私の名前

まるで
同じ大きさで
私たちは西を向く

九十度
異なる角度に
あなたの
名前がある

 ....
十年前、通っていた英会話学校のパーティで彼は気さくに声をかけてきた。とあるミャンマー人との出会いであった。三十代半ば、日本人よりもやや健康的に焼けた肌をし、そのぶん白い歯が印象に残るその紳士は、人懐っ .... 『メキシカン・ソレイユ』


テキーラにライム搾ってソーダで割るだけ。

俺のオリジナル。
ポイントはライムを切ったナイフで、そのままステアする―それが美味さの秘訣ってもんだ。 ....
ありがとう
僕らの朝食
光あふれる幸福な食卓に
小型の爆弾は落ちた

ばらばらになって美しく輝く体を
ひとつひとつ拾い集め
元に戻していく
どちらのものかわからないところは
昔のよう ....
 
初夏の光
ひとつ前の駅で降ります
虫かごもないのに


+


栞はかつて
誰かの魚でした
本の中で溺れるまでは


+


夕日のあたたかいところに
古いネ ....
「 人が心の奥に押し殺した感情をまるで自分のことのように感じとってしまう能力 」


その秘密を 僕に話してくれたカミヤマくんは
自分の心の奥を誰にも説明できないまま
とても静かに、 ....
窓を拭いていました
ドーナツを食べるあなたが映っていたので
わたしは飛び込みました
泳ぎました
しばらくそのままでしたが
砂浜があったので座りましたが
どうやら無人島でした
何故無人 ....
ひかちゃんが
幸せになるか、不幸になるかわからないけど

きっと

自分にとっての幸せってなんだろう

って考えて
探求できる子にはなると思う。


って今日着た手紙には書いてあ ....
指でなぞる
水の裏側
剥がれていく
記憶のような
古い駅舎
影踏み遊びをしながら
呼吸の合間に
母とひとつずつ
嘘をついた
砂漠に父は
キョウチクトウを
植栽し続け
一面き ....
どこにいくんだろうね。わたしって。

この重々しい閉塞感はなんだろうね。



びっくりするくらい簡単に。わたしたちはそこにいたね。

どうしてゆるしてしまうんだろう。何を信じてしま ....
あの日
びるのてっぺんは
どれだけ
さみしいひかりがみえたの

むてっぽうなことで
きみも
やっぱり そんを したのだろうか

そっとちかづこうとすると
花をちらすみたいに ....
停留所の影
鳴くヒグラシ
模写の中で


+


石の階段
落下していく
ランドセルへと
 
 
+
  
 
夏時間の早朝
別に区分される
地下茎と言葉と ....
 
 
台所で人形を洗っていると
まだ生きた人しか洗ったことがないのに
自分の死体を洗っている気がして
かわいそうな感じがしました
列車が到着したので
あまり混んではいなかったけれど
 ....
言葉と
拙い花瓶の
間に
めり込んでいる
弾丸
ある日ふと、音もなく
内戦が始まった日
わたしは回転扉の外で
小指に満たない大きさの
硬い虫をいじっていた
失望し
憤怒し
 ....
シロツメグサで
首飾りと花束をつくり
ぼくたちは結婚した


わたしの秘密を
あなたにだけ教えてあげる
と花嫁は言った
唇よりも軟らかい
小さく閉じられた秘密があった
シロツメグサ ....
泣きはらした様な空が
広がり
あたしのうちまたを
細い暖かい体液がまたながれて
玄関の先の土を濡らしてる
うすぎたない腕を
切れそうな糸のように伸ばし
母が若い稲のようにふさふさとゆれ
 ....
トムのクローンの僕は
実験の為、あるクラスで毎日授業を受けている
ルールは簡単
まじめに勉強をして
必要以上に誰かと仲良くならないこと

それなのに、僕は近頃
クラスメートの早瀬くん ....
 
ベランダの浮輪に
バッタがつかまってる
夏、海水浴に
行きそびれて

書記官は窓を開ける
木々の梢の近く
監査請求書が何かの水分で
少し湿っている

白墨の匂いを残して
物 ....
 
遺影のある家に行くと
線香の良い匂いがして
羊羹を一口食べた
奥さんがずっと昔からのように
右手で左手を触っている
側では子どもたちがわたしの名前を知っているので
窓から外を見ると
 ....
にぎりこぶしに
ひかる心臓
はーと逆襲せよ
学習
なんちゅー
なにちゅう
航行中
どこ中?
たぶんいなかの
誰もしらない学校
ちゅー
ちゅーとはんぱにっく
心臓
 ....
望月 ゆきさんのおすすめリスト(3220)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そしてシグナルタワー、女子- しもつき ...自由詩5508-7-22
- たもつ自由詩3208-7-22
環情線- Rin K自由詩37*08-7-20
アルバイト- 草野春心自由詩308-7-20
君のかげふみ- Rin.短歌25*08-7-19
エラー- 笹子ゆら自由詩4*08-7-18
我は慟哭- 石畑由紀 ...短歌708-7-18
夏の音- たもつ自由詩1008-7-17
海辺の詩集- 嘉野千尋自由詩49*08-7-13
無題- m.qyi俳句608-7-12
家族- umineko自由詩5+*08-7-1
コイン/ゾウさんのこと- 石畑由紀 ...散文(批評 ...8*08-6-29
だから渇いた時は水ばかり飲んでいる- エスカル ...散文(批評 ...5*08-6-29
慰霊- たもつ自由詩1808-6-25
海の伝言- たもつ自由詩2508-6-21
エンパス_〜- 末上シン自由詩708-6-18
ジューン・ブラインド- たもつ自由詩4*08-6-14
未来- モリマサ ...自由詩3308-6-13
キョウチクトウ- たもつ自由詩808-6-12
ノウエア- umineko自由詩5*08-6-9
てん、- はな 自由詩42*08-6-8
仕様書からの抜粋- たもつ自由詩508-6-7
笹舟- たもつ自由詩16*08-6-2
姿勢- たもつ自由詩608-5-30
シロツメグサ- yo-yo自由詩26*08-5-30
スローターハウス7- モリマサ ...自由詩2508-5-27
クローンのトム- 末上シン自由詩6*08-5-26
あさっての新聞- たもつ自由詩15*08-5-25
遺影のある家- たもつ自由詩1908-5-23
はーとの逆襲- 末上シン自由詩308-5-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108