羽根をふるわせ

鈴の音をふるわせ

逝く夏を見送る

秋虫が鳴いている


僕のふるえは

なかなか止まずに

いったい何を我慢したのか

僕はふるえる

弱虫が泣いている


羽根をふるわせ

鈴 ....
どんな美しいひとを
思って

いや、前にして

あなたは言葉を紡ぎだして
いるのだろう

甘く柔らかい感触は
いつも あたしの心を
くすぐるのだ

大きな体のどこに
少女のよ ....
あなたの発見を

ぼくは言葉にできる


そうやってふたりは積み重ねてきたんだ

ぼくに言葉にしてもらえなかった発見は

これからふたりで暮らす何十年のうちに

一つ一つかならず ....
ダウナー詩人の皆さん、
もはや自分嫌いは廃れた文化であります。
これからは粉骨砕身、
慎重に言葉を選びつつ、
適度に自分を愛し、
誰の目にも分かりやすいよう
人を愛さなければなりま ....
電話を待っている

便利になったものだ
子機を取りにいかなくても

いつも電話はかたわらにある

包み込むような
文学的文章を書く人は
どんな声をしているのだろう

そう思いなが ....
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
小柳ルミ子のからだは鍛えられていた

体脂肪率もひくそうだ

小柳ルミ子になにを見る

小柳ルミ子をなにで見る

ぼくらは過去で生きている

過去を通して見ているのだ

瀬戸の花嫁を最後に歌った

そ ....
 #滲む

 空っぽの鞄を持って歩いていると、友人は、どうしてそんな意味の無いことをするのかと笑った。私には鞄に入れるべきものなど無いので、なにも言い返せない。それなら手ぶらで歩けばいいの ....
一ノ妙


その命の長さ 七つの月


おぎゃおぎゃと 君はどんな声で泣いたかしら

「ねぇ 見て 手を握りかえしてくれるの」

ちぃさなちぃさなお手手 小指をすこしだけ掴むの
 ....
(…ああ、これは海鳴り……)




ずっと遠い夢を見ている。
なにが正しいのか分からないままでいる。
「僕はいつも傷ついているんだよ」と言う。
それは嘘ではないと思う。

 ....
如何に生きた、尋ねる声がする

平和でした
知識と技術と民主主義の時代でした
学び続けています
誰かを助けたりはしませんでした
世間のひとすみで労働をお金に換え
蝸牛のような家を借り
 ....
自殺の相談をしたことはない

世界がどう見えたら

あした自殺してしまうのだろう

じぶんを責め

たにんを責め

たにんに謝り

じぶんを痛め

夜の街を見つめていた
 ....
また新しい朝をもらって

水をやりすぎても花は枯れ
日照り続きでも花は枯れる

足跡を残すために砂浜はあり
足跡を消すために波が追いかけてくる

有る ということについて
猫の前足の ....
愛してるとか

大切だとか

大好きだとか

どれもがぼくの気持ちに

足りないようなそんな気がして


おんなの声に救われて

ぼくは明かりをつけないで

布団のうえに ....
セイタカアワダチソウは
アレロパシーによって
攻撃物質を出して
他の植物を全て枯らしてしまう。

しかし、そのうち、その毒で
自分自身も枯れてしまう。
自分の事ばかり考えていると
自滅 ....
 
あなたがくれたのは、ムーンストーンのピアス

ほんとのお月さまがなくなったら寂しいだろ、だって

ちょっと救われた、そんなこと言わないけどさ




※ちょっと蛇足

 
バスで海沿いを旅していたら

財布をどこかになくしてしまった

海に財布を探していたら

ひととはぐれてしまった

海の底にはレールが見えた

おおきな白鳥が海面から飛びあがって
 ....
鋼色の花が咲く
上も下も砂で覆い尽くされ
緑色のうめき声が
下腹部に響き渡る
それはちょうど
ベートーヴェンの第九のメロディと酷似していて
私はその暴力的な歓びに満たされる

右手を失 ....
 
わたしを救いたいなら

あの月を涙でくるんで

そして、ピアスにしてください



 
おばあちゃんが

広い歩道で立ち止まっている

休んでいる

キャスター付きの買物袋

それに手を預けてじっとしている

ぼくは遅い昼食をとりながら

目が離せないでいる

 ....
メビウスの輪に惑わされ
DNAの意味するもの
RNAの行く先は
科学では分らない事

それは命と愛
共に与えると増えるもの
科学は与えると減るもの
質量保存の法則

概念が違うのだ ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
太陽と金星と地球が重なり合う

すれ違うとは重なり合うということなんだ


雨の並木道を散歩しながら

緑の薫りを嗅ぎながら

命や無生物たちが歌を歌う


太陽と金星と地球が ....
つくづく
人の身体とは水で出来ているのだ
と感じる

代謝がいいと
良く水を排し
身体はくびれ
欲し
肌は潤う

水によって
清められ
水に癒される

そうだ
命の源も  ....
トラブルが起きると
誰かが泥をかぶる
誰かが猫をかぶる
噂が流れる知ったかぶる
怒りにブルブル
やがてはブルー


シンプルなことだ
プールの中で眠る
プルト ....
唐突な偶然とそれが途切れる奇妙なせつなさに私の神経が致命傷的に反応して
取り返しのつかない程度の絶望を残して去っていく。
類稀なる奇跡を予感して捨てては切って切っては捨てた数々の痛覚を忘れる為に。 ....
主張は残虐だ

妄想は救済だ

自虐は城壁だ

虚勢は生く術だ

陶酔は気晴らしだ

感傷は嗜みだ

憂鬱は居場所だ

孤独は飾りだ

表現は受け売りだ

 ....
静かな埃くさいホーム

電車が通過する

ぼくはベンチを掴んだ

いつもと同じだ

衝動と戦っていたのだ


枯れた灰いろの土

遠ざかるスピード

三角屋根の悲しみ

なみだが沸騰する


静かな埃 ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
感情や感性の揺れ とは

どこから来るのだろう

恋はするものではなく
落ちるものだという


それに似た感覚

視覚から入った言葉は
意思を持った生き物のように

あた ....
徘徊メガネさんのおすすめリスト(597)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋虫が鳴いている- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-8-21
蚊帳の外- 森の猫自由詩13*12-8-16
あなたの発見- 吉岡ペペ ...自由詩912-8-14
根暗・根明両方向に凡そ100キロの渋滞が発生しています。- faik自由詩13*12-8-9
着信- 森の猫自由詩17*12-8-2
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
小柳ルミ子- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-7-29
滲むということ_有るということ_無いということ- 青土よし自由詩6*12-7-22
手向け_会えなかった君へ- 黒ヱ自由詩612-7-21
いつも夢を見ている- 青土よし自由詩6*12-7-20
自己申告2012- 木原東子自由詩13*12-7-9
自殺の相談- 吉岡ペペ ...自由詩412-7-8
初夏の雫- 空丸ゆら ...自由詩27+12-7-8
声の救われ- 吉岡ペペ ...自由詩412-7-8
アレロパシー- ペポパン ...自由詩9*12-7-5
ちょっと救われた- 殿上 童自由詩20*12-7-3
波しぶき- 吉岡ペペ ...自由詩912-7-2
没個性的な幻想たち- 青土よし自由詩412-6-29
救いたいなら- 殿上 童自由詩27*12-6-25
広い歩道で- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-12
与えると増えるもの- ペポパン ...自由詩4*12-6-8
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8
宇宙の歌- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-8
すいぶん- 森の猫自由詩11*12-6-8
馬鹿王子と毒リンゴのパイ- ただのみ ...自由詩20+*12-6-3
欲望の実践- 青土よし自由詩212-5-27
あさきゆめみし_えいもせすん- faik自由詩9*12-5-27
薄い光- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-5-24
深夜のファミレス- 吉岡ペペ ...自由詩1112-5-20
感覚- 森の猫自由詩13*12-5-16

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