シャーベットブルーのグッドモーニングサイクリング
期待混じりの小石飛ばして
12のままの感性隠して
潰れた空き缶わざと踏みつけ
抜けてく空気で甦らせた

なくしたノート
もらった消し ....
フィチカ、雨の国。

春には雨の花が咲き
夏にはきらめく雨がふる
秋には雨も紅葉し
冬には白い雨がふる

   (誰か)が「冷たかろう」と言い
   (誰か)が「寂しかろう」と言う
 ....
ウォーキング石仏いちいち撫でている


どこへ行こうが地球ばかりさ笑え


あからんの間で何人でも殺す


虫の音が なのでテレビをつけている


ひろしまと書いたがコンビニと ....
俺の稼ぎは飲み屋が使う

におい嗅ぎ大丈夫なら大丈夫

お隣が寂しい顔でほっとする

棒きれに耐久性で負けている

トイレが綺麗 おそるおそるだ

すぎた事を占っている泣きながら
消えるまで見てあげたこと無いね虹


泣いてるとこれでもか的日本晴れ


茶柱が人相を見て思案する
なくし物を忘れることと
さがし物を思い出すのは
どこか似ている
{引用=これでおわりかもしれないことが

毎日たくさん響きあっていると知って

目の中だけにある見えない雪に溺れた、溺 ....
これでおわりかもしれないことが

毎日たくさん響きあっていると知って

目の中だけにある見えない雪に溺れた 
蛇口から出てきたシャケのにおい嗅ぐ


手を挙げた雨粒ひとつ海の底


もういいわサザエの端がしかめ面


触角をぶん回しつつ触れた指
人ごみの平日はどこにも排気口がなくて
呼び捨ての間柄がどれくらい大切なことかを知った
ひとりで歩く 眩しさが送っている

啓蒙とかスピリチュアルとか癒しとか
生き方の模索
悲しみの何割かは ....
絶滅にひんする

動物として生まれてくるとは

いったいどういう因果なのだろう

またそれを

思考する資格が僕にあるのか


深夜、酒場で

ナイトサファリ

湿気と音 ....
城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる


大きなものに

支配されてる


城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる
雨の日が

咲いている

新緑に

咲いている

ワイパーが

音たてて

曇天をめくる


青い血の空の

矢印は白く

悲しみは白く


雨の日が
 ....
既視感とは記憶の再現のことだ

ぼくらは記憶の再現に癒されるのだ


自分以外のなにものかに癒されるより

ばくらは自分じしんに癒されるべきだ

あの頃を承認するのはぼくらの行為だ
 ....
もつれつゆく

音楽

単一音色の

建築物

白が叩かれ

黒が圧される


重い雨が降っている

この世の一部が

叩かれ圧されている


もつれつゆく

音楽

単一音色の

建築物

白が ....
新緑がつくる

外灯の影

五月のファド


セルロイドのひかり

大人しく、白く

ハナミズキ、まわる


新緑がつくる

外灯の影

五月のファド
今までも全部嘘です風呂上り


春深し貰ったカーディガン捨てる


鳴き声に顔を上げればカタツムリ


うらめしや小龍包の破れ汁
横断歩道を

母に押されて

赤ちゃんがゆく

彼、彼女は

やわらかい指を宙にさす


世界は、波紋する、

ひかりに、注されて、

水いろの、みらい、


横断 ....
おんなじ町に

子供のころから住んでいると

きょうのように

車じゃなくて電車で帰るとき

各駅停車で帰るとき

ひとつまたひとつ

思い出に停車している

駅は姿をかえ ....
風のいたみを忘れてた

空はかおを変えている

ぼくは気持ちをなくしてた

空はついでをなくしている


ねむたくなるだけ

みやこ落ち

やさしいひとよ

空はあたらし ....
早春の枝めきめきと広がって

どのような涙も同じ味がする

人恋しすし詰めの街立ち止まる
春の湿り

香がする

青が焦げつき

祈りを試す


やり過ごして

生きてゆこうか

迷惑かけない

程度でいいから


春の湿り

香がする

青が焦 ....
うまくいかないのは

ぼくが

うまくいかないことに

支配されているから

そこから抜けだすのが

とてもみじめに思えるから


感情は

移りゆくものに

いつも ....
イクと人間関係の

残骸だけが

骨組みだけが

重たい

動機づけのない

俺は立ち去りたくなっている


愛していたのはなに?

愛を消費して

また充電して
 ....
徘徊メガネさんのおすすめリスト(597)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鼻歌- sunaosnow自由詩18*08-1-3
フィチカ- ルナク自由詩44*07-12-2
今日書いて寝かしてないぞ、いいのか川柳!わりと気軽- しみまん川柳3*07-9-15
俺の男気- しみまん川柳6*07-8-14
こっそり川柳- しみまん川柳7*07-7-7
傾く- 唐草フウ自由詩14*07-6-11
傾く- 唐草フウ未詩・独白6*07-6-9
ちょびっとおとなしめな感じの川柳- しみまん川柳7*07-6-9
帰途- 唐草フウ自由詩16*07-6-6
ナイトサファリ- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-2
異国の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-2
雨の日が- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
記憶の再現- 吉岡ペペ ...自由詩207-5-9
雨の重さ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-5-6
ハナミズキ、まわる- 吉岡ペペ ...自由詩307-4-29
好き勝手に川柳- しみまん川柳4*07-4-7
おまえが指さすと世界は- 吉岡ペペ ...自由詩407-3-21
駅の思い出- 吉岡ペペ ...自由詩407-3-14
風のいたみ- 吉岡ペペ ...自由詩507-3-12
初川柳- しみまん川柳1*07-3-5
焦げついた青- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-22
探しているもの- 吉岡ペペ ...自由詩207-2-22
行為のあとで- 吉岡ペペ ...自由詩207-2-16

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