見せかけの 家族
見せかけの 夫

見せかけの友人
見せかけのお酒

見せかけの顔
見せかけの姿

 ・・・・・・・・・・・

この数ヶ月
そうやって 生きてきた

ホント ....
あんなことこんなこととかあったねと笑いたいけどまだ無理かもね


つい先日わかったことだ板チョコは二人で分けたほうがおいしい


日曜はカレーの日って決まってて玉ねぎ相手に痛み分け ....
愚痴を聞いてくれる「誰か」
グロッケンを演奏する「誰か」
一緒に登校する「誰か」
会ったら手を振り合う「誰か」
優しくしてくれる「誰か」
思いきり罵れる「誰か」
愛している「誰か」

 ....
深い息を繰り返せば
みるみるうちに
あなたへと
浸透してゆく

震える場所
昨日よりも
支配したい

こうして
わたしだけが
秘密を増やす
雨が煙る

夏の薄ぐもり

校舎は外装工事中

乳いろの海

潜望鏡だして

あっちを覗いては

こっちで息をする

おまえは海だから

おれは両生類みたいだ

敷布にくるまれている

外装工事中のよ ....
俺を必要としている女を捨てることがある

人生は花火のようだ、は芥川の舞踏会だ

花火はなにをものまねしているのだろうか

永遠という観念の嘘を暴いているのだろうか

永遠ではないこと ....
たましいがつゆだくだ

秋の気配

空の雲のないところが

透明になっ



クーラーが前髪にあたっ




かなしくて幻になっていた

風が暑ぬるくほどけていた ....
立秋は暑い

暑いけれど

風がほどけ

空をおいて

雲が重なる

夕方の影は

 ....
はやくうめてしまえばよかったの?
わたしにはできないから
いつまでもあなたは
わたしのとなりにある
となりにあるだけで
だまったまま
すけてしまった
わたしにももうみえなくなってきた
 ....
ニュースは勝たせてくれないように出来ている

たぶん遅くなります

と声に出して読んでみた君のメール

生煮えの気持ちごと飲み干した缶ビール

酔いたい気持ちと睡眠時間 ....
ささやいて ( (痛いの、痛いの、翔んでゆけ) ) 柘榴の夕暮れ滴るように 夢のような恋愛のあとの結婚

恵まれた 男女ふたりの
こどもたち

愛する 夫

あの ちいさな家に
あふれていた
愛は どこへいってしまったのだろう

しあわせで ぼーっとして ....
6.3キロの巨大猫を
ギュッと 抱きしめる

もう 中学生になって
しまった
ひょろ細い娘を
ギュッと 抱きしめる

自分で 自分を
抱きしめる

ギュッと ギュッと

でも ....
ハッピーエンドは幸福の始まり

でも幸福の始まりはハッピーエンドではない

終わりは始まりであるのに

始まりが終わりに続いてゆくのを見たくない


あなたは今年どこで桜を知ったのか ....
藤の花ぶさが

紫の光を垂らしている

ささない蜂が

黒い尻を浮かせている


遠目に見ていた

奇跡のような幸福に

実は包まれていることを知ったのは

こんな日のことだ


藤の花ぶさが

紫の ....
人工のひかりを掻き消して

頬を青暗く染めるのは

ぼくのピアノの音だけだろう

難易度F別れの曲など弾きながら

きみ訪ねてくるのを待っている


東名高速を走りながら

 ....
遠い天体から

ひかりが届いている

それはぼくから見れば

永遠と

言ってしまいたくなる距離だった

そんなに離れていても

引力など働いているのだろうか




 ....
しゃららんと空のなる音 見上げれば28個の月の語らい 川面に浮かぶ花弁は

沈みゆかぬと囁けり

唯ゆらゆらと漂うて

あさきゆめみし涙雨

さくら色した狂詩曲
今はもういないあなたの席すわり苺みるくのストローをかむ 鳥がみどりに

ひっかかっている

そこからはばたくそれは

とつぜん現れた影のようだった

今夜もまたワインよ

いちにちの疲れ

ぼくに差し出せよ

ぼくの疲れは癒され ....
あの小山のてっぺんの公園に
十七のぼくは二十六の女と上った
ふとくてぐねったまっ白いアスファルトの道
したで買ったハンバーガーは
チーズの足腰のない冷えた匂いと
ピクルスと湿っぽいパンの淋し ....
君と初めて会ったとき
あたしの顔を
しっかりと見つめてくれた

とても新生児とは
思えない
子供子供したまっすぐな
瞳だった

ぷにぷにの手首
やわらかいほっぺ
君は家族の中心に ....
月が綺麗ね
あなた

三日月であろうと
半月であろうと

喩えば新月でも
夜空見上げて
語りかける

まるであなたが
横にいるかのように

月が綺麗ね
あなた

雲に隠 ....
動き出した特急が
午後の太陽のように
去り行く僕の影を
ゆっくりと引き伸ばす

まだ知らない場所も
通り過ぎた道のりも
結局ここからは見えないんだ

僕はこの町が
好きで嫌いで
 ....
カタログを開けば色の洪水であたしは靴の箱舟に乗る 雲間から光のはしごおりる声 ひばりは空に春の種まく ドーナツの穴ばかり食べ水曜日

左手にくらべてぎこちない右手

夢を買うお金も置くところもなく
いつからだろう
あたしの中の蛇が
どんどん大きくなりだしたのは

あたしの最近の奇行
はじけっぷり

何か 内なるものが
爆発するような
高揚感・・・

自分で自分を抑えることが ....
遠浅の海を渡って描きこんだ水平線のかなしい夕日
徘徊メガネさんのおすすめリスト(590)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フェイク- 森の猫自由詩3*10-9-13
土曜日はひとりで梅酒- 苅田由枝短歌9*10-9-11
期待に揺れて- ゆず自由詩2*10-9-6
秘密- 自由詩410-8-17
外装工事- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-8-12
意味たちの置き場- 吉岡ペペ ...自由詩510-8-12
たましいのつゆだく- 吉岡ペペ ...自由詩1110-8-11
秋立つ日に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...910-8-9
埋葬- 自由詩210-7-27
淡い淡い今日- 木製金属自由詩610-6-27
ざくろ- ことり ...短歌310-6-2
どこへいってしまったのだろう- 森の猫自由詩2*10-5-20
抱きしめる- 森の猫自由詩2*10-5-18
ハッピーエンド- 吉岡ペペ ...自由詩1110-5-9
藤の花ぶさ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1410-5-5
人工のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩410-5-5
遠い天体- 吉岡ペペ ...自由詩1410-4-22
満ち欠け- ことり ...短歌710-4-20
桜狂詩曲- 弥鈴自由詩410-4-20
四月- ことり ...短歌13*10-4-13
Ever_Green- 吉岡ペペ ...自由詩1110-4-11
六月の涙、アスファルト- 吉岡ペペ ...自由詩1510-4-3
娘よ- 森の猫自由詩8*10-3-27
夜想月華- 弥鈴自由詩5*10-3-26
遠方人- あをがね自由詩510-3-23
consumption- ことり ...短歌1110-3-21
雲雀- ことり ...短歌510-3-18
どーなつ_&c.- あをがね川柳210-3-15
- 森の猫自由詩4*10-3-15
遠浅- ことり ...短歌510-3-8

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