球い地球の表をめぐる水の一部が
立体の水槽に拉致された

 左右にたなびく水草を移植し
 静止した
 とうめいな境界線まで
 眼光のアフリカンランプアイが群れる
 コントラストにまぶした ....
あのひとは
気まぐれで意地悪

あたしの気持ちを
試すかのような言葉で

揺さぶりをかけてくる

かと思うと

子供のような
愛らしさ

彼は
いつも 大気のような優しさで ....
私は意識を吹き替えす
まだ夜は明けない
執拗に響く
まほうのことば

おおきなあなたを
ねかしつけて
なみだをふいた

あの日がまた
近付く
つまらない試合だったと反省する俺を

そのまま励ますようなことはしないでくれ

悲しみに素直でいられなくなるから

考えに酔うように俺に喋りつづけないでくれ

頭でっかちには素直でいら ....
テレビであじさいの描き方をやってた

ぼくもそれをやってみることにした

灰色のクレヨンで花びらをテキトーに描いた

それからスポンジに染ませた紫で花びらをたたいた

可憐な色合いの絵が目の前に出来上 ....
約束に目を向けるんだ

苦しみに目を向けるな

約束に目を向けるんだ

大物ぶらなくてもいい

継ぎ接ぎだらけでいい

約束に目を向けるんだ


にじみつづける

みじめ ....
食べると元気になる
食べると温かくなる。
食べると沢山食べたい
沢山食べてももたれない。

作る人は疲れるけど
美味しいと言って食べてくれれば
全てが吹っ飛ぶ
嬉しくなる。

全て ....
そうだ

中学のときも

ぼくは突然友達に無視された

どこかで話し合われたのだろう

あきらかに悪いのはぼくだった

だからこういうときの

さ迷い方には慣れているはずだった ....
カンニング竹山がいた

おっさんというオーラは出ていた

竹山さんだ、というひとはいたが

立ち止まるひとはあまりいなかった

メガネをかけた女の子に

畳み掛けるように喋っていた

撮影がおわると竹 ....
サンジャポを久しぶりに見つめていた

日曜の午前の空には雨雲がひかっていた

田中みな実と藤森慎吾はお似合いだと思った

なんでかなと考えてみた

ふたりともほんとはこんなキャラじゃな ....
新幹線がトンネルを抜けると雪国だった

夜なら夜の底が白くなっただろう

白い雪など見たことがなかった

雪はいつも汚れていた

灰色であったり黒が雑じっていたり

雪は夜の底でしか白くはならないのだ ....
ほーら、なけなしの激情だ
ほーら、なけなしの心情だ
ほーら、なけなしの原状だ
ほーら、なけなしの白状だ

さあさ、お上がり
冷めない内に
たんと、お上がり
バレない内に

ほーら、 ....
おやすみなさいをゆうために

こんなに遅くまで起きてました。


明日は学校だってゆうのに

遅刻したら怒られるかなあ。


本当はね今日会いたかったです。



 ....
大阪とゆう愉快で容易い街に


雪が降っています。


教室では傘がどうだとか、

今日の予定がどうだとか、


女子や男子が

騒ぎ、喜んでいます。


 ....
にじゅうくの男の人は

最近よく連絡してくる。


前は突き放してみたり

好きじゃないと言ったのに。


今は君と生きてるんだよ

今まで何人に言ったの?


好きすぎ ....
あなたにされていることを浮かべていた

生きたままナイフで切り裂かれるようだ

ぼくもおんなじことをしていたのだろう

あなたは戦線を離脱してしまったけれど

ぼくはなんとか踏み留まって堪えている

 ....
ジンクス

それは運命学それは

統計学だ

失意の回避と

得意への道筋

ジンクス以外に頼るものがあるとすれば

それは愛だ


ぼくは信号を守る小学生だった

 ....
棄てられた女は惨めです。
棄てられたことを知らない女はもっと惨めです。
棄てられたと誤解している女はもっともっと惨めです。

女を捨てた男は醜いものです。
女から捨てたことに気づかない男はも ....
いつ墜落するか分からないエレベーター

そのなかにいるのは不安ではない

あふれる愛の受け容れさきがあれば

なーんにも怖がるものなどないのだった


楽しくさえもあった

無防 ....
雪まみれになったあなたの道

清く浄くつづいて

それはやがてふたりの道にもなるだろう


会えないより

会わないほうが

大好きより

大好きでいられる


紅茶の ....
それはほんの三十分たらず

目が覚めると

私は誰なのか

四角い部屋はどこに位置しているのか

細胞が弾けたような

生まれ変わったような

今まで必死に詰め込んできたものが ....
スライスしてみる
なにかあるんじゃない?
きこえた言葉
以外の気持ち

薄くめくれば
息づくあなた自身
触れられないよ
あたしのこの手

揺れ動いてる
互いの想いだけが
雨の夜 ....
 
 
神様が横断歩道を渡っていた
スーパーの買い物袋をぶら下げていた
どこい行くんですか、と聞くと
世界中、と答えた
袋から頭を出している長ネギを見て
夕食は寄せ鍋がいいかな、とも思 ....
  寒い日は
  煙草を一本吸うことも
  悲しみに沈むことも
  完璧すぎるほど完璧なのです



  だから、なるべく
  傷を負わないように
  躓いたりしないように
 ....
きのうちょっと
恋をしたので
時計ふたまわりぶん眠ってしまった

目がさめたら誰もいなくて
かけっぱなしのCDがくるくる

晴れてかたむいた空に冬がうかんでさ
眠った汗がはりついて ....
雨粒ひとつでなんやのん
そんなにこわいの?
濡れたらどうなるの

無言も罪だと
いつかきいた

冬ぐらいでなんやのん
そんなに寒いの?
凍ればいいのに

地面にそっと
終わりと ....
好きすぎる

が頭から離れない。


うさんくさい極まりない。


一緒に住もうとか、

ずっと好きでいてもいいかとか



卑怯を嫌う貴方が一番卑怯です。

 ....
守るも愛も

エゴイズム。

勝手な推測、

蔓延る想像。

わたしは大人が嫌いなのだ。

むしろわたしは恐怖している。

毎日毎日おびえているよ。

エゴイズム。エゴ ....
満たされたら
充分 というのは
嘘だ

永遠を誓っても

手をのばすところに
触れる存在があっても

ふとした瞬間に
冷たくなる
魂がある

その証しに

もう
ふたつ ....
抱けない女を愛する男なんて

不健康なオスか健康な肉親ぐらいなものだ

アニメやアイドルに忘我する不健康な男たちなら

抱けない女であっても愛することにど真剣でいられるであろう


 ....
徘徊メガネさんのおすすめリスト(597)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
立体の水槽- 乾 加津 ...自由詩23*12-2-6
太陽と風- 森の猫自由詩13*12-2-3
白鷺- 自由詩112-2-2
のらり歩こうよ- 吉岡ペペ ...自由詩912-1-30
あじさいの描き方- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-1-29
約束に目を向けろ- 吉岡ペペ ...自由詩412-1-29
愛のある料理- ペポパン ...自由詩7*12-1-29
あの頃- 吉岡ペペ ...自由詩212-1-29
立ち止まるひと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-1-29
日曜日- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-29
雪国- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-1-28
疑似餌- faik自由詩9*12-1-27
女の子- 自由詩712-1-27
雪が降りました- 自由詩312-1-26
男の人- 自由詩212-1-26
朝の陽射し- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-1-25
ジンクスと愛- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-25
棄てられた女と詩人の関係- ……とあ ...自由詩11+*12-1-24
幸せ- 吉岡ペペ ...自由詩312-1-24
- 吉岡ペペ ...自由詩612-1-24
イネムリ- 灰泥軽茶自由詩7*12-1-24
なん層ですか?- 朧月自由詩312-1-23
寄せ鍋- たもつ自由詩612-1-23
寒い日- 草野春心自由詩8*12-1-23
角砂糖- はるな自由詩4*12-1-23
冬の終わり- 朧月自由詩112-1-23
渦の真ん中- 自由詩412-1-23
今日はお日柄も良く- 自由詩312-1-23
孤独という感情- 森の猫自由詩14*12-1-22
衝動- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-21

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