すべてのおすすめ
朝六時
七月の光が窓から差し込む
最愛の恋人の微睡を照らす
TAIYOOの声に
挨拶を交わす
白くはためく洗濯物たちに
神の存在を感じる
美しい寝息のリズム
天使の胎内の世界の中の
 ....
ネコとヒヒとワニとシロクマ
ビーバー シマウマ シマクリネズミ
ソフトクリームを持ってやるから
僕の側にいておくれ
針金式素敵な動物愛ランド
針金式です
外では大学ノート抱えて
学者号宇 ....
赤茶けた
ぬくもりの大地に
無言の歓声を喚げる。

曠野にひとりうたうピアノ。
いつもの駐輪場の屋根の上で
虎縞が昼寝をしていた

あいつめ、昨日俺の前に来て
にゃあと鳴きやがったが
今日はすやすやか

薄目を開けても
何もやらんぞ

ちんまりと背を向け
弛 ....
=僕の部屋=

サーッ、と鳴る音に起こされる。
彼女は、ベッドに腰掛けて白い窓を見つめていた。
息を潜めたまま、彼女のひえた背に手を伸ばす。
彼女は、黒いレースの下着が好みだ。
 ....
ぼくは都会がいやなんだ
看板と海だけさ都会ってのは
山がひどいんだ
シロツメクサがおうおうおれに
あたり散らすんだおまえのおまえのその
おまえのブルージーンズがきちゃない(汚い)んだってさ
 ....
***Letters***

Lineの上に寝そべって左足を立てて右足を放り出して右手は胸に左手はおでこに乗せてシュンっっとしている。

じりじりと蒸されているようだよ。

未ダ流れるこ ....
***Rainy Day***

雨の日に君を想えば少しだけ憂鬱が薄くなる

何にも絡まれてなくていいカラ

ゆっくり呼吸だけ反芻する

ほんのり骨休み

巡るユニゾンの雨音

 ....
愚か者が乗っている
彼は陽気に笛を吹く
”なんて素敵な船旅だ”
頭には赤い尖がった帽子
足踏みして笛を吹く

左側にはご老人
ブツブツとなにかつぶやいてる
波の間に間に消え隠れ
よく ....
5本の指を
2本にしたり3本にしたり
左手の指だけを動かして
おかあさんの言葉は難解ですね

2本はふたり
3本は3人
ではなくて
子どもが3人
親と子ども
でもなくて
 ....
 通り魔が居眠りする路上で
 おれは通り魔を殺した
 こわくない
 おれはたった一人の人間だ
 心臓と肺を持つ
 たった一人きりの人間だ
 長い長い
 疲労感と倦怠感、頭 ....
  誰彼の

  人生の一幕を引き受けながら


  幾度の夜をくぐり

  幾度の朝に停まり


  巨大な車体は

  物悲しくも

  満足げにも

  重々しい ....
 井戸水の表面に映った三日月の先が
 赤みどろに染まった
 折り重なった葉の上で
 崩壊をたずさえた少女の落涙
 狂いはじめた
 鈴虫の羽に
 つぶやきのような雨しずくが
 ....
 結びかけた靴の紐が
 切れた瞬間に
 砂時計の砂は
 落ちきった
 
 海が燃える
 
 
 紙飛行機の上で
 くしゃみする
 ひっかき傷のせいで
 墜落す ....
アイラブユー

「アイラブユー」なんて遣わない
日本人として遣えない
恥ずかしすぎて遣えない
「愛してる」
もっと遣えない
遣えるヤツは日本人じゃない

アイラブユーってなんです ....
8歳の少女が
星に願いをかける時は
指を交叉し
顎を上げて
こう言うそうだ
「イクサル・スプレンデー
 イクサル・スプレンデー
 イクサル・スプレンデール
 私の妖精
 降りて来い
 ....
のどが痛くて煙が吸い込めない
こんな退屈なことって!
日常を水平に走るイギリス艦隊に似た影
鏡の中と湖に映る僕に
君は恋をしてしまったようだけど
溺れてしまわないところが、君の性格を把握させ ....
腫れる夜には(霊ル)ウェイ 線の死した天使のSea岸
カモメcome音、メーンディッシュの浮かぶ皆の水面に
ラバー・グースの声cho転がりe蝶の輪舞nが星を慕う
バースルームの浴槽ヴィニヨン、肢 ....
夕暮れに出会ったあなたと
お酒を飲んで
煙草を吸って
ホテルに行って
セックスして
テレビを見て
お水を飲んで
別れた

通りをふらふら歩いていたら
太鼓の音がぼんぼんぼんと
聞 ....
私の中のあなたとあなたのなかの私がこの世界でばったりぶつかり入れ替わったのだから   ひさしぶりに親父に会った
釣ったばかりの岩魚をぶらさげて
反りかえって山道を下りてくる
いつかの河童に似ていた

秋になると
川からあがって山へ帰ってゆくという
そんな河童を村人はセ ....
レインedニーベル、楽園に ガラ墜ちるプレート・プルート
地ii断、A!黒鉄のプレート新声楽 音楽室no-塔 oN
未ドーリーの腹のクターンed原野に針製の神聖がクル-カーゼ
架空する×肢繰る天 ....
 教室で心くだいた
 日々も過ぎ
 今日はすずろな心地です。


 いまや厚い雲壁の鎖はとかれ
 世界はつめたく
 何も教えてくれません。


  それは幸いなるかな…


 ....
  国語は嫌いでした。
  算数は嫌いでした。
  さりとて体育は苦手でした。
  モテナイ君でした。
  9人兄弟の末っ子で、中卒でした。

  情けなくてある日つい白状してしまいました ....
ハリボテの青空
銭湯の富士山
幸福はあんな所にあるのかも
絵に描いた餅を食ってみよう
ドリフのコントに出てくるバスクリンみたいな川に落ちてみよう
リアルばかりじゃ身が持たん
ほんの少しピッチのずれた
不安な音楽を

誰のためでもなく
自分のために
私の口から
猫が生まれる
喉の奥にひっかかって
息苦しい

気付いていたのだけれど
最初それは
小指の先ほどの石だった

幸せな日常を過ごすたびに
大きくなって
ある日
喉まで ....
わたしの田舎に

とうとうコンビニができてしまった

もう
これで
この町も終わってしまった

二十四時間
煌々と国道を照らす
白い光は
人々を堕落させるためのみに
輝く

 ....
わたしはわたしを以て 
いかなる孤独にも戦利し 
平伏する憤怒と哀憫を両肩に掛け  
凱旋する兵士のごとく 
絶望に満ち 
絶望にひろがり 
靴は鉛のように重く 
ポシェット ....
冬夜未聞人
人人見散鱗
前夜菊花上
君来問虚真
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夜行列車- yaka自由詩5*05-6-24
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