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食卓レモンのかなしみは
食卓ってなんだ?と
となりのワサビに聞かれたり
きいろの表面に こまかい凹凸
みどりのふたが 大きすぎても
レモンになろうと 
もがいているようで
かなし ....
昨日 いつも市場で会う少年と水遊びをしたとき
「お兄ちゃん、腕まくりが似合うね」って言われて
戸惑って
戸惑ってしまったまま 朝が来て起き上がる
いつもと同じように寝床に向かい
膝を曲げ 腕 ....
空は
誰のものでもない美しさを携えているから
弾幕に汚れた視界の先に
ここには希望があるよ、と照らしてくれるけれど

僕の
指先が触れられる距離にあるのは銃口くらい
羽ばたく鳥を何度も握 ....
ここで。
ほんとうのこと、を。

二つの道しかありません。

えいえんのあき
はるのくるふゆ

どちらを選びますか。

どちらを選びますか?
いやな臭いに目が醒め
草刈をしてるのは知らないおっさん
円盤は回り続けノコギリの刃が
破壊へ導いていく

お金がなかったので
電車を乗り継ぐ分のお金しかなかった。

「売りますか?」
 ....
憂'reLoving 追うん疾駆
破綻、加担、ランタンHigh!
Mが言うに「敗、So(走)Death可
  我解離ました」
性sinの夜舞は甘いだけの胚を
誘媚に育む、多倫理に縛ed

 ....
夜中に おまえは

「ひとりぼっちは さみしいよ」

と鳴く


そうか

そうだよな

ずっと おいてきぼりだもの


三面楚歌の あの人が

また悩むから

も ....
水晶の針の折れる音を聞いたことがあります
ピキンとも
ピリンともつかぬ微かな音

聞こえない音を確かめたかったのです
音がするものならばと
指先で二つにしてみたとき
まさか聞きとれるほど ....
コポコポ・・・





              ・・・コポコポ



       水の音?がする。







コポコポ・・・

     ....
25階からの眺めは
とても遠くて
東京タワーと
高速道路が
きれい

大きな鏡に
自分を映して
何度も言い聞かせる

これでいいのだと

今はこれより
方法がない
だから
 ....

夢を見た
わたし
道路にいて
マンションの
わたしの部屋を
なぜか
外から
見ていた

マンションのベランダに
あなたが出てきて
洗濯物を干していた
なんだかとても
遠 ....
君の姿が見えないと
遠い街からメッセージ

いつも笑っていたから
いつだってふわふわしていたから
貴方は心配ばかりしてくれた

ちょっとだけ眠ったふりしてるだけなんだ
たまには疲れるこ ....
隣で笑っている彼女が僕の空間から消えていった。

そこには笑うノッペラボウがいる



彼女の存在を僕は消してしまった。

僕の君はもう消えてしまった
     君のポケットに
          無理やり

             “手”

     押し込めてみる

     君の手が包む

             “手”
 ....
かわいそうに

思った

必死になっている
彼を見て

わたしのこと
好きなんだなって

でもわたし
たぶん
それほどじゃない

かわいそうに

でも満足してくれるの ....
彼女と喧嘩して
いい加減にしろ
と怒鳴るつもりが

いい加減にすれ
と言ってしまった

こらえたがやっぱだめで
吹き出してしまった僕の
少し後に吹き出した君

ふたりで涙を流して ....
いじめっ子と
いじめられっ子のあいだに入り
次の日結局かれらは生涯のともだちになって
幼稚園のころ
オレは磁石であそぶのにあきてはじっこで、
下敷きに光を反射させ、

なるほどずっとわか ....
(言葉遊び無しに書くのは
 貴女に贈りたいのでは無くて
  示したいから)

貴女は唐突に現れて、僕に新しい知覚を与えてくれた
それはとても魅力的だった 第二の告発の声だった
そうして僕ら ....
森をゆく足音は割れていて
でもそれは 決して
壊れてゆく訳でもなく割れていて
それはいくらか湿っていて
でもそれは 決して
濡れている訳でもなく湿っていて
微かに遠のくように響き
でもそ ....
ママが呪文を
唱えると

家庭は崩壊
する
すこし苦しんでから反吐が出そうだ。
暗闇の向こうから何かがやってくるに違いない。
よわさなんてもんを知る前に僕は、彼のことを知って
彼のことを知ってからは薄く伸ばすように彼女のことを知る。
 ....
夜9時帰宅の 私が
湯気の上がる 白いご飯に
玉子のふりかけを かけながら
「黄色い粒は塩辛いんだよねぇ」と
おかず無しの 夕食を
不本意に思っている時

母が 居間で
「渡る○○は  ....
あたしは神を信じた
きょうはもう一度
全部がそうなったので
ただあたしはしあわせになってしまった
よわいところを
あいします
両手でぱちん
あたしはしあわせになった
炎上ピアノ、遠く荒む湾に
照るToy・劣等たちの微尉為す安堵
無産んで、絵に射た「忌む」
憂時、演じ得る十字切り裂くUの空は
灰黴か美化、焉上の揺り籠には
舞何時と彼岸花が詰まっていて
炎 ....
目を書きます
スケッチブックいっぱいに目だけです
切れ長の目がいっぱいです
瞳は黒く睫毛は長く
目だけだと表情までは分かりません
けれどきっと優しい人です
黒いアバヤの中の愛しの貴女

 ....
仏陀は泣いている
空の向こうのどこかの国の
古都に横たわり

仏陀は泣いている
笑った顔で
笑ったような顔のままで

その肩や 腕や
頭や 鼻や 手のひらを
生活の場としているマカ ....
その喫茶店は
電車の形をしていて
街外れにぽつんとあって

わたしと彼のお気に入りだった

彼といるとき
わたしは何も知らない
女の子でいられた
彼は
はじめての人だったから

 ....
墨の ように 
雨が 落ちて


朝の駅に向かうひとびとの
ぼんやり
傘までが 喪に服している
今日失うものの分まで 
悼む顔つきの 薄い朝


雨を 追いすぎて 私は
 ....
一本
二本
三本

指が沈んでる

あなたに触れようとしたら
全部
落ちてしまった

水槽で泳ぐ
さみしそうな指に
ゆらゆらと
水草がからみつく

しょうがないので
エ ....
(ネ)=馬。に乗った
(申)=猿。が
空に向かって手を差し伸べる

何に祈りを捧げているのか

血の流れが中心に集まる
身体に熱く充満する

その感覚が招くのか

空の何処かに  ....
m.qyiさんの自由詩おすすめリスト(1225)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
食卓レモン- 湾鶴自由詩19*04-6-6
拡大コピーの時間- 合耕自由詩1604-6-6
腐った魚の眼に映るのは、脚のないイタリア人のカウパー- 自由詩9*04-6-6
初秋・分岐点- チアーヌ自由詩2*04-6-4
雨の味- rue自由詩1*04-5-31
飢餓Mail- 六崎杏介自由詩104-5-28
子犬- 蒼木りん自由詩1*04-5-27
こしかたゆくすえ星あかりのみ- 小池房枝自由詩9*04-5-24
排水溝...- 自由詩3*04-5-24
非常口- チアーヌ自由詩404-5-22
正夢- チアーヌ自由詩604-5-20
「_便り_」- 椎名自由詩204-5-20
けむり- 自由詩404-5-20
〜_手_〜- 自由詩704-5-20
かわいそうな人- チアーヌ自由詩404-5-18
すれ- ミサイル ...自由詩61+04-5-18
5月18日(火)_「下敷きで光を」- 馬野ミキ自由詩14*04-5-18
愛の山羊- 六崎杏介自由詩2*04-5-17
森をゆく足音- 刑部憲暁自由詩604-5-14
- チアーヌ自由詩2404-5-10
シモベ的- 示唆ウゲ ...自由詩404-5-9
同時刻にて- 千月 話 ...自由詩1*04-5-7
その日- 船田 仰自由詩104-5-6
Cut-U- 六崎杏介自由詩104-5-5
砂の舞う国- 暗闇れも ...自由詩4*04-5-5
笑う仏陀- 望月 ゆ ...自由詩2*04-5-3
電車の形の喫茶店- チアーヌ自由詩10*04-4-30
- A道化自由詩404-4-30
落ちる- チアーヌ自由詩11*04-4-28
神が降る- 千月 話 ...自由詩1*04-4-28

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