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統制され た
        で。
微塵こ
   桐箱の中の 倦怠
ほう ほう
     理解室の青い髭

 他人の心たぁ 心たぁ

          西日
        茹デ ....
我が国の経済発展および
国民の豊かなる生活のために戦い
既に残業月百数十時間
この酷い戦いに散った魂は
靖國の英霊となれるでありましょうか?

嗚呼諸外国の安き人件費で生産された
数多の ....
遠い雨

かくれた後に金銭を要求しやがって腹がたつ

遠い雨

日増しに強くなるみみなりがそれとなく合図

ふでばこ

貧血と涙が引き起こした最低のジジツ
ツジツマがあわないツツ ....
君が積木など買ってくるものだから
僕らは積木遊びをするしかなかった

家をつくって
壊し
城をつくって
壊し
他につくるものなど知らない僕らは
やがて一つ一つを並べ
街をつくり始 ....
圧縮繊維 の雲
を 引っ掻こうとするも果たせぬ細枝 細り
凝り固まったアスファルトから続く
彫刻的な彫刻的な陰影まみれ の樹皮には
纏足をほどく糸口が ありません 


何か ....
まばゆさの
明かり障子 前にして
あらゆる形状の輪郭は 
努めて 溶け
まばゆさの内にあり 薄く 美しい水墨のようで
それでいて 
あらゆる形状は 悲しかった


思わせ振り ....
温い溜まりへ ひとつ
温い溜まりから ひとつ
蛇口の縁から
温い空ろ の余滴
そこから始まった
輪 は
瞬時に
洗面器の縁で 
終わる

ほら
蛇口の 縁で
ふたつ目が諦める頃 ....
歩け
私よ


高い高い 青い 硬い硬い 空に
息も出来ぬほどの銀杏
高い高い 青い 硬い硬い 空へ
撒かれた イエロー
湧く イエロー
破れた イエロー
の 咆哮
 ....
うなじ、ああ、うなじ
寒々と潔く、美しさを意識していた付け根あたり
いつかの冬に結い上げた髪、が
氷のように動かし難く完全だったから
私、もう髪を伸ばさないだろう、もう結わえたりな ....
赤い衣服から
す と 引き抜いた 
ほつれ糸

クルルルル
弄んで・まわして・弄んで 
クルルルル
赤らんだ指の模様 切ながって
更に赤らんで・赤らんで・堪らないため
 ....
かつて滅びた文明
メソポタミア文明
それが今私の中で蘇る

ホットケーキは石で焼いて
チョコレイトは石で溶かして
ミルクセーキは石で泡立て

「石ばっかりやな」

私とあなたでは意 ....
夏の濁ったにおいに爪先立ち
砕け散った星々の欠片のような
宿命論として小さきものの
俺がいて
夕刻のオランダ坂には
永遠に落下することのない
光の粒子の螺子があって
それは緩やかに巻き戻 ....
男の料理は色々うるさい
彼の作るカレーは実に凝っているらしく
野菜だの果物だのがどっさりと入っていて
長時間煮込むのだそうだ
それはさぞかし美味いだろう
しかしうるさい

特にすりおろし ....
桃色に輝く静かな眠りを救いあげ
ガラスのかけらがかさかさ軋む

はらはらと落ちる欠片が
柔らかい頬を傷つける


ごめんね。ごめんね。君のせいじゃない


振払う1片の欠片を握りし ....
このまま空回りで死ぬなんてやだ
だったらなおさら破っていかないとならないんだろう
そのままの現実は愛せないよ

つかむ努力も惜しまずに毎日働いていられない
だって昨日見た夢はもう忘れているん ....
あかい木漏れ日

なんて。

なんてすばらしい朝なんだ。

ひとこと、ふたこと はしってみる。

髑髏丘。くじら峠。潜望鏡。くじらはなうた。

見開いた闇でまとまりをけす。

 ....
十分な酸素を吸入しているのに息苦しいときがある。
後頭部や側頭部がずきずき痛む。
目を凝らして見続けていたはずが結局、よそ見しているだけだった。
いやらしい気持ちが何処からか流れ込む。

だ ....
問題ない 何の問題も無いよ

あさがおの大きなミミを唐突な蹴りで倒して

肋骨の一本一本が 錆びた風に吹かれるのを夢見てる

水着のライン スレスレで見た 鋭利な明日が

〔こう見えて ....
矢も知れぬ ことば儚き憂い月
つぐなってつぐなっていいかもしれぬ

ルビーの空を見上げた先に 彼らが見ている空の先に

酔っ払った思いだけ 方耳に仕舞い込んで浮いていた

ゆれる
夏の歌に浮かれて 突き刺す目を

喜びに似た合図と 悲しみのプール

夏の歌に浮かれて 白い彼方

限りなくブルーの ドライバー いい?


見えるかい? ほんとの
聴こえる? 騒 ....

目覚めましたらそれはそれは
パパもママも窓の外を歩く人も皆
片方の手に小さな人が絡み付いていまして
乳白色の柔らかそうな人が絡み付いていました

五月に入ったばかりだったので ....
たつまきや高速バスの排気以前に問題になっていたことが
桟橋のまんなかあたりでモノクロに化した

気泡

次回予告 楽しみだね

マリー



ポートレート

告げた最後が始 ....
夏に向かう曲線を 

ゆるやかに描きながら

六月の空は どんどん まぶしく


その下で まぶしく 

思い出すのは

何も知らなかった あの頃のこと


傷ついても ....
  わたし
  ごくつぶしの耳鳴り芳一と
  反転した橋の下
  こうもりみたいな夜を過ごす
  森の、もっと森の方
  ただのニレだったという屍が
  糸を引いて地面に伏せるまでの時 ....
わたし、どこやらに極楽があるとおもう
春の山道で
垂れ下がって咲いている藤の花と
それを咲かせている木が
じぶんの花も
たっぷりと咲かせているのを見ると

山藤はがむしゃらに這いのぼ ....
m.qyiさんの自由詩おすすめリスト(1225)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガガ詩#01- 中村トク ...自由詩204-1-17
靖國- 紀ノ川つ ...自由詩404-1-11
ふでばこ- 示唆ウゲ ...自由詩204-1-9
朝のこない団地- たもつ自由詩2304-1-6
冬の纏足- A道化自由詩304-1-5
水墨姿- A道化自由詩604-1-5
温い空ろ- A道化自由詩503-12-20
イエローの咆哮- A道化自由詩503-12-5
付け根- A道化自由詩303-12-2
保存- A道化自由詩1003-11-26
メソポタミア- 佐々井自由詩703-11-21
オランダ坂- 青色銀河 ...自由詩503-11-1
- Six自由詩803-10-15
傷つけたくないもの- amefuri自由詩103-9-13
ドリーマー- ぽり自由詩103-9-2
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なまいきだ。- 示唆ウゲ ...自由詩203-8-14
いないいないばぁ_- 示唆ウゲ ...自由詩103-8-2
つぐなってつぐなって- 示唆ウゲ ...自由詩203-8-1
なつのうた- 示唆ウゲ ...自由詩103-7-2
ある、朝- 容子自由詩503-6-29
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曲線- エム自由詩703-6-10
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極楽の花- 渦巻二三 ...自由詩1803-4-10

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