だから
とした
ことが
だから
だった

なんの
意味もない
だから
なんの意味もない
わけ

いい加減に
くだらない
なんもねーて
木立の彼方に
青一色のベルが鳴り響き、

細やかな層を辿り指先かざし
吹き渡る風に澄み渡り生く私を

包み込む青一色の幸せ天地の配慮と。
夜、徹夜で迷路した。白い目でやってるよ。
よるてつやでめいろした しろいめでやってるよ


人が苦手で、捨ててカニが飛び。
ひとがにがてで すててかにがとび


寝て。真昼の何かに、カ ...
コーヒーを飲んで眉根を寄せる冬

隣り合う慈しみなり冬木立

手袋をなくしてひとつ溜息ついて

一人ゆく孤独は友かミソサザイ

木枯らしに問うても答えはないままで
薄氷の上を
危うくも繊細な
ステップ踏み進む
いつ崩れ瓦解しても
後悔だけはしないように
慎重に大胆に歩み行き進む

この社会は獰猛な場所
人と人が競い差別し殺し合い
狭い半径に官能 ...
看護師っすわん
看護師っすわん
看護師っすわん
悲しいっすわん

10円くださいっすわん
10円くださいっすわん
10円くださいっすわん
電話するんでっすわん

チョコレート怒!
...
素敵な横槍と思われるものが
若さゆえに素敵な、がはぶられる
それに対して演技してやるのだ
あなたは要らない、と

だが実はそんなふりをしているだけで
内心可愛いもんだ
地獄に落としたる、 ...
もうやめよう
あんなやつのことを考えるのは
イライラした気持ちになるだけだから
怒りに震える気持ちになるだけだから
産まれたことを呪ってしまいそうになるから
誰も喜んでくれなかったことを思い ...
 凍窓に 
 陽、昇りし今朝の
 比良を見ゆれば
 お引摺りの花嫁御寮
 おもわせる
 
逆側から触っちゃったから
もう何にも始まりなんかじゃない
なんてコップの中に差し込んだ
ストローにぶくぶくぶく
なんか始まっちゃった
壊れてもないのに作り直してる
新しいものなんてでき ...
手垢がついて
ボロボロに千切れた言葉たちを

螢火の瞬きで拾い集め
溜息の渦で洗濯し
風力3の西風にさらし
9度傾いたアイロンをあて
一針一針 丁寧にかがり

ひとつの僅かな{ルビ理 ...
新興宗教の教祖のような声
疑ってはいけません
わたしたちは目がつぶれたセミのようにらせん状に
舞い上っていく
むろん数字だけの高みから堕ちるために

夜は男娼で
朝日とともに西から吹く風 ...
電子レンジを開ける
中には海がある
波間にレンジが漂っている
泳ぐことは苦手だけれど
意を決し飛び込む
君との二人分の
ご飯を温めたかった
何とかレンジに辿り着き
扉を開ける
...
独りきりの夜の隅に

誰の邪魔にもならぬように

ランプの灯をそっとつける

私は低廉なグラスをかかげ

タリスカーをその灯に透かしながら

本を片手に煙をそっと浮かべた


...
らぁ~! らぁ~! と 叫んだ夜は沈みゆく

静か過ぎて聴こえない

破短調{ルビ奔=はし}る{ルビ宵=よい}に酔う

突破する壁は厚くて泣き濡れた

ドクドクと胸は彼方に飛んでゆく
...
 だし巻きとか

 オムレツとか

 きれいに形を整えるの

 苦手だから

 ぐちゃぐちゃな胸の中

 スクランブルエッグみたいな

 わたしの詩

 ベーコンくらい ...
頭蓋骨から足の先まで写してきた
あぁ… 美しいモノクローム
{ルビ自惚=うぬぼれ}れて
躰の骨を丁寧にたどり
骨格標本になりたくなった
子供の頃 何にでも興味津々な

そんな人間を演じていた

そうすれば

博士枠に入れると思っていた

友達ができるのじゃないかと 期待していた

真似ることは学ぶこと 格言に勇気を ...
かくとだに
想いを馳せて
きみはいま
祈り捧げる
満月の夜

たらちねの
忘れた歌を
想い出す
今宵静かに
ぼくは歌うよ

あしびきの
夏に登った
山なみに
今はもう亡き ...
俺「向日葵がうな垂れるほどの猛暑の中、
  ヤッケを着ての作業、
  水、泥水、土のけむり、構内のホコリ、そして自らの汗、
  そしてときには鉄骨、
  そんな、
  荒々しい太陽にまみれた ...
昨夜
オマエから電話があり
今週末にまた骨を拾うことになった

オマエの父さんは理性と優しさをそなえ
オレを何時も歓迎してくれた

二十歳の真夏日にビールをしこたま飲みながら
ぼくの屁 ...
冷やりとした洞窟をたどり
やがてアダージョが聴こえて来た
底に広がる幾万の骨が静かに共鳴しながら
ぼくを迎え入れてくれる
あぁ… 何と美しい光景か!
コンテンツは嫌だコンンテンツは嫌だ  山に向かい
 白く田の拡ごる道で
 霜に打たれる 踏まれ草
 われ知らずして
 星降る原野、夢みる花壇の球根とは
 同じ心のゆらぎは あるのか
 
 
苦肉を溶かし、
ガラス戸開け

空に星の瞬き
向かい家の燈

救いにして謎。
真夏日に
ビールもてなす
友の父
罰当たりなんです
もう何回目?
あくび噛み殺すのは
僕の街では何も起こらないって


ワクワクするような
事件でも起これば良いのに
僕の街では何も起こらないと
罰当たりな事を考えるロ ...
二本足で立っている間は人間だった
それなのに
うまくいかない事ばかり

ひざまづき頭を下げていたら
動物みたいに丸くなって
今いる場所を温めてるだけ

誰も触りに来なくても
体温があ ...
空無無人、
森影親しく
魂を逸脱して
森の深奥に澄み

現に在りて果たせぬ
果たし切れぬ残部抱え
色付き始める若芽の輝き
開き染める花々乙女眩しく

  *

空無絶対、
森 ...
ひきつづき雑談スレッドその7です。

雑談スレッド6 http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=25621
雑談スレッド5 http://po-m.com ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
不明の論理陽向(2躯-...自由詩224/1/9 21:12
意識の光景22、五行歌借りひだかたけし自由詩424/1/9 19:39
誰かの引力にカニが引かれた水宮うみ自由詩2*24/1/9 19:26
つれづれと俳句おぼろん俳句3*24/1/9 17:48
珠玉の器官*ひだかたけし自由詩6*24/1/9 17:06
邪道と言霊陽向(2躯-...自由詩124/1/9 16:47
曲線平線論自由詩324/1/9 16:39
娘、引退させていただきます。涙(ルイ)自由詩224/1/9 16:12
五行歌 一首「雪化粧」リリー自由詩6*24/1/9 15:25
マッシュポテト竜門勇気自由詩1*24/1/9 13:19
パッチワーク自由詩3*24/1/9 11:12
アサヒ記者室町自由詩4*24/1/9 7:51
漂流たもつ自由詩524/1/9 7:04
Solitude at midnight (...with ...自由詩5*24/1/9 2:34
よるのうたレタス俳句3*24/1/9 1:51
スクランブルエッグおやすみ自由詩324/1/9 1:30
五行歌 レントゲンレタス自由詩2*24/1/9 0:55
独り言1短角牛自由詩4*24/1/9 0:31
枕詞レタス短歌5*24/1/8 23:44
残高本田憲嵩自由詩824/1/8 23:20
送り人の時間レタス自由詩3*24/1/8 22:32
五行歌 カタコンベ自由詩2*24/1/8 21:52
_長束静樹俳句024/1/8 21:25
冬草リリー自由詩5*24/1/8 21:02
五行歌、この世界1ひだかたけし自由詩624/1/8 20:42
二十歳の想い出レタス俳句2*24/1/8 20:28
初シンドロー夢まいこプラズ...自由詩024/1/8 19:34
夜明け前ミナト 螢自由詩324/1/8 18:35
詩想57◯意志というもの3ひだかたけし自由詩624/1/8 18:09
雑談スレッド7軒目会議室24/1/8 17:31

Home 戻る 最新へ 次へ
37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 
加筆訂正:
残高/本田憲嵩[24/1/8 23:43]
修正。一行削除、一行追加。
0.08sec.