星降る夜空に歌いましょう

そのしらべは光となって遥か彼方の名もない草に
暖かな風を運ぶでしょう

痛み傷つく野山の木々にそっと春風運んでみれば
綺麗な衣で野山を包み、苦しみすべて癒すでし ....
寂しいと泣けるほど大人になれれば

そばにずっと居てくれるかな


何もかも初めてでよく分からないよ


あなたを信じていいかな


あなたを愛してもいいかな


普段恥ず ....
赤い風船飛んできたよ、ママ

んとね、すごく真っ赤なの

絵本に出てたのと少し違うけど

ふわふわ

ふわふわって

ママ、見てよ、来てよ

ん、お仕事で忙しいの?

…う ....
形のよい唇の君には
何も見えてやしないさ

抱く人形は限りなく広がる

0から無限大へ

時代に後れた着せ替え人形が山積みだよ、ほら

数の零が雨のしずくの意味でもあることが
今は ....
わたしの見た目は最弱だとよく言われます

ですが

精神を具現化したら最強とも言われました


人にはない穢れの多さと自身の欲望の深さに


わたしは毎夜、苦しみます


自 ....
そばに居たい
出来ることならそばに居たい

愛の言葉を囁いて
抱きしめて
喜ぶことなら何でもする

普段言えない様な甘い言葉の一つでも

貴方の笑顔が見られるなら

真っ赤に染め ....
流れ出る脳髄、お一ついかが?
目が潰れるメチルアルコールいかがかな?

いかがわしいものがいかがわしいものを売るお店

そこはうんざりするほどいかがわしいものだらけで
吐き気がするほど僕に ....
噛み付いてきた挑戦的なサンドイッチを

僕は消せなかった

赤いトマトの緑がかった種を

どろりと垂らしながらも勇敢に立ち向かう(きっと)彼を

僕は消すことなんて出来なかった

 ....
電池切れになるといつも
顔の表面にある二つの窪みから
機械油が漏れました

その度に
博士は慌てふためいて
電池を換えてくださいます

ですが今回
機械油は一向に止まらないのです
 ....



ある男がいた。彼の名は大山昭雄(おおやま あきお)。有名人であり、その独特の職業で成功。莫大な財を成し、人々の尊敬の念を集めた男。
彼は、占い師だった。
彼が脚光を浴び始めたのは、と ....
赤いリボンで
寝ているあなたの小指と繋いだ


このときばかりは恥ずかしがり屋のあなたも
すうすうと可愛い寝息をたてて
怒ったりしない





ちょびっとだけ


に ....
ひとりにしないでと泣いても

繋ぎ止めれるのは

カラダだけ


++++++


サラダを作ろう

水にさらして再びシャキシャキになったレタス

化粧崩れの自分を思い出し ....
みなさん、報告します

実は

カエルの中でも金色のカエルさんは
サイコロ振って
明日のお天気決めるらしいです


神様が1がでたら晴れ
   2がでたら曇り
   3がでたら雨 ....
手のひらに握っています

揺られるバスの中でも
校則の厳しい学校の中でも

わたしは模範生です

けれど先生方には嫌われています

わたしが右手を決して開かないからです

左利き ....
人様の痛みが分からない

そんな人豚はきっとわたし

豚様みたいに豚様同士の言葉が分かる訳でもなく

時々鼻水をすする音がぶうと聞こえる


そんな半端な人豚はわたし


だか ....
ひとりになる

暗闇に慣れた目で

あたりを見回しても

誰もいないよ



夢の中で

見た大切な人の顔が

次第にぼやけてくるのが悲しくて


獣のように咆哮した ....
苦しみは甘い飴玉

背後にうつる光の影に

緋色の苦しみあげよか



今このときこそが

幸せだとは気づかぬ豚に


肥えよ

肥えよと


飴玉やろか


 ....
背負うものがあるとすれば

それはきっとあなたの笑顔です



悲しくないなどと嘘は言いません


その華奢な背に
やわらかく大きな羽でも持っていたのでしょうか



そん ....
甘えてくるひつじ



この言葉に今、萌えています



想像して下さい



ふんわり・もこもこっ・ふにふに・・・



たぶん


べーと鳴く


めー ....
意味もなく


らいら

らいらと

口を尖らせ鳴く蛇に

わたしの不安をあげよと言うと

らいらと

鳴いた後で

男の人の目をして言った


今は可愛く

 ....
ある日、ぽろりと取れた二つの耳持って

ウサギは永遠を探しに行った

永遠というものは友達のウサギによると

それがあるだけで

取れた耳を元に戻すことが出来るらしい

母さんウサ ....
ただぼんやりと空気を食ってばかりじゃ

なんも生きた気がせんのよ

ただ遠くを呆けたように見るだけじゃ

見えるもんも見えなくなるんよ

作り上げた狭い空間をどれだけ大切や言うても
 ....
身代わり人形始めました



免許を取って初めての、曲がりくねった暗い夜道に

蛍光で塗られたよに金色に光る文字を見つけた

ハンドルを右手で持ったまま

フロントガラスがあるはず ....
材料はただわたしを愛してくれる人だった

誠実で
心が綺麗で
責任感があって

そして

本当の意味で愛することが出来ない人

甘い言葉で呟いた数日

誰かの影をちらつかせたそ ....
寄りかかれる温かいものが現れると

みんな幸せになるらしいのに

不安が増殖していく

欲しい言葉がもらえると

みんな嬉しくてドキドキするらしいのに

寂しくて堪らなくなる

 ....
あたし、昔から計算って苦手だったのよねぇ

小学校の時も隣の…えーっと誰だっけ

ちょっ…そんな怖い顔して怒らないでよ

あぁ、そうそう吉田君が

え?吉田君は吉田君よ

…とにか ....
急に強く引っ張るとあなたは簡単に絡みついた

好きといったからこのあたしのあれは疼いた

最初は朝
そっと見るだけでは足りないあたし

数年前からあなたはわたしの中に入る
恋人愛人そん ....
ふにふにした
ウサギの人形抱っこして
車のライト数えて遊ぶ

冷たい香りのする空に
ふわりふわりと浮かんで泣いた

今日は特別

白いウサギの人形

連れて来た

ウサギの黒 ....
冷たい雨に

濡れた野良猫を見つけた

小さく体を震わせ

ないた幼い野良猫

あたたかく生臭い

ミルクをあげる

口いっぱいに

果たして ノラは

玩具になったの ....
わたしはわたしでありわたしなのだ

それ以上でもそれ以下でもない
決して軽んじられる存在でもなく
何者かの悪意に平伏してもいけないのだ

この世の不条理に腹をたて
未練たらたらで人生を過 ....
暗闇れもん(406)
タイトル カテゴリ Point 日付
めざまし自由詩2*04/2/16 12:03
後朝自由詩1*04/2/16 1:58
風船自由詩004/2/15 10:53
自由詩004/2/15 10:28
独り言(死神)自由詩1*04/2/15 0:37
チョウチョ自由詩004/2/14 0:28
百円玉自由詩2*04/2/14 0:21
サンドイッチ自由詩104/1/12 1:56
ロボ自由詩1*04/1/10 21:09
PIGSTY①[group]散文(批評 ...2*04/1/9 18:44
いたずら自由詩004/1/9 2:18
サラダ自由詩004/1/8 22:54
天気予報[group]自由詩004/1/8 15:39
みぎて自由詩2*04/1/7 23:31
人豚自由詩004/1/7 19:41
狼おんな自由詩004/1/7 0:44
やろか、飴玉自由詩104/1/6 20:09
ことば自由詩2*04/1/6 19:28
ひつじ自由詩2*04/1/5 18:48
らいら自由詩004/1/4 16:10
みみなし[group]自由詩3*04/1/3 23:21
半分自由詩004/1/3 0:58
身代わり人形始めました自由詩004/1/2 14:52
レシピ自由詩003/12/31 16:57
途切れた電話自由詩4*03/12/31 1:48
計算自由詩003/12/31 1:23
惚れた無機質自由詩1*03/12/30 2:22
12つき自由詩103/12/29 23:51
ノラ自由詩003/12/29 0:09
わたし自由詩103/12/29 0:03

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