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[997]高橋良幸[2016 08/04 07:02]★1
きみにも僕にも使えていた言葉、
閊えてイタコみたく託す言葉、
ファンダメンタルな(メンタルの)
対称性について、理解という工程がきっと重みを与えた
きみは正しく、僕も正しい
自発的に破る約束をだから許してほしいのだ
発語を、記述を、僕は統一できている自信はない
きみにつたえるいちいちのことは
時に僕らを遠ざけて、時に僕らを近づける
小言を言ってから一緒に寝るのだから
それが万物の(生活の)理論だと嘯くことはできる
結局具体化されている世界が一番正しいのだ
宇宙が縮むという説は今はないそうだから
しばらくしたら僕らはお別れで、もうそうそう出会うことはないだろう
しかし(やけ酒かもしれない)ランダムウォークで
きみに会える自信はある
(宇宙と、僕らの)ほとぼりがさめるころまでには
[404]高橋良幸[2016 06/15 19:04]
蛾兆ボルカさん、ありがとうございます。
大変参考になりました。おっしゃっていることはよくわかります。
それでは次の方どうぞ。
[402]高橋良幸[2016 05/28 19:42]★1
「一日中雨の日にバイクが過ぎる」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=318868
即興ゴルコンダ(仮) http://golconda.bbs.fc2.com に投稿したものを手直ししたものです。
よろしくお願い致します。
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「秘密だよ」はわたしも書こうと思っていましたが、考えているうちに取り下げられてそれきり考えるのをやめたため、どうしてねまるさんが書かれているように書きづらいのかは自分の中で不明なままです。暇なときにゆっくり考えようと思いますが。花の名前を覚えたのでそれが良かったなと思いました。近所に一軒だけ植えられている家がありましたよ。
[393]高橋良幸[2016 05/12 08:31]
田植えの季節。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=318169
<1>
私はこの情景は良いと思います。読後感として情景が良いなあと思うのですが、このままでは散文として書いたほうがより情景が深く現れてくる気がしました。散文で書いたほうが良い一つの理由は、時系列に沿って丁寧な説明が可能であることです。特に4連目は何を言おうとされていたのか(何の小ささを何に比べて特筆したかったのか)この3行だけでは不十分ではないでしょうか。全体的に主語がわかる文章のため、ここだけ主語が不明なのもあまりいい効果ではないと思います(母だと推測はできますが)。3、4、5連...
[385]高橋良幸[2016 04/22 08:25]
テレビ
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=314727
<1>
既存のステロタイプで構成されている、そんな印象です。が、それは作者が書きたいことではないのでしょう。「テレビ」というタイトルの成り行き上、偏見と無思慮を持って書かなければならない。なので、ステロタイプ、偏見、無思慮はこの詩の基礎の部分と考え、そこをうんぬんする必要はないかもしれません。とはいえ、そうすると書くことも少なくなるので気になった点だけ述べますと、放送の途中で数度ある”大本営発表”は、2種類(大々的に広報すべきものとなるべく秘匿しておくべきもの)に分けられると思うのですが、そ...
[378]高橋良幸[2016 04/17 08:12]
コーヒースレッド密かに読んでます。所用で東京にいるのですが、なかなか好みのコーヒー豆を置いてる店に出会えずにいます。札幌では近所にとてもいい匂いのするエチオピアを売っている店があるのですが(あと、函館にもあるのですが・・・)。
それと、鈴木海飛さんのアイデアいいですね。
>>369
そういう構成の場合、(臭い)はそのまま5連目にかかると思うのですが、
・いい香りのするもの、ラップをして臭わないものを「臭い」と言うこと
・亡くなってしまった人間の存在を「在る」と感じること
これらを対比して書けそうな気もしました。
線路を隔てた迷子
http://po-m.com/...
[368]高橋良幸[2016 04/06 19:09]★1
あおばさんの「表現がどうのこうのは、」の部分に全面的に賛成です。向き合って出てきた言葉は(一般的に言って誤字等のミスで無い限り)誰に何を言われようとそのままでいいと思います(あまり長々とレスを書きすぎると物量に押されてなんだか修正しなければならない、と思われてしまう場合ももしかしたらあるかもしれないと思ったので、念のため書いておきます)。
他者の意見が役に立つことがあるとすればそれは時は次の詩作のときかなあと思います。自分の中で雰囲気だけで繋がっていた言葉など、もう繋がってしまっているものについてはなかなか動かし難いですが、次作の言葉を繋げていくときにはそこにわずかにでも意識的になれるかもしれな...
[365]高橋良幸[2016 04/04 20:14]
自分がどれくらいの日程感で書いていたか思い出そうとして過去ログを見ていたら、丘 光平さんが退会されていたことに気づきました。丘さんのスタイルは好みだったので残念です。
例え話。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=316622
このような詩について述べることについて思うことはありますが、私もそこは割り切って書いている旨ご承知おきください。
<1>
一読後にまず考える必要があるのはタイトルの「例え話。」とこの詩の内容の関係性だと思います。このタイトルはこの詩に暗喩がある、というメッセージだと思ったので私はそれを探しました。可能性の大きな...
[358]高橋良幸[2016 02/02 08:27]
暗くなるまで待って
URL: http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=313439
<1>
詩だと提出されているものに対して、これは詩ではないとあまり言いたくはないですが、以前読んだときの印象もそうでしたし、今回再読してもこれは(私にとっては)詩ではないと思えるので、今回はなぜ詩ではないのかを述べたいと思います。
<2>
これは詩ではないと言うときには、詩の定義が必要です。
「批評の生理/谷川俊太郎・大岡信著(思潮社)」p24に大岡氏の発言で、
>詩というものは単に或る瞬間の感情の定着ではなくて、多くの体験をずうっと蒸留していった末に一行だ...
[355]高橋良幸[2016 01/21 21:31]
ちゃんと詩を通して批評されてる。私も最初はまさに
>四行目 鳥がいるのですね。
>五連目 つまり 何かに触れているのですね。
という気持ちだったので6、7連目から頼りに進んで2−5連目はちょっとそこからの想像に任せて勝手に読んだんですけど、俺はこれは別れ話の詩なのかと思いました。まあそれは死でもどっちでもいいんですが、その終わりを残しておきたいんだと思ったなあ。それをわざわざ静物と呼ぶのは、絵画を想起させたいからで、とっておくのなら写真でもいいのだろうけど、言葉と同意と、舞台装置の中間部があるので、その残す作業に時間をかけたいのだなと。終わりまでに、それぐらいの猶予はあったのじゃ...
[352]高橋良幸[2016 01/20 18:38]
>> 351
(るるりらさん、異なるバージョンが同じ題名で2つあるのです。私も一瞬混乱しましたが)
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=310904
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=313959
[350]高橋良幸[2016 01/20 08:25]
タイトル:静物 -nature morte-
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=310904
<一>
静物画を描くために誰かが静物を配置する。その静物はもともと何処にあったものか。静物は描かれた後、元あった場所に仕舞われるのだろうか。それとも、どこか別の場所に置かれているのか。いずれにせよ、静物画だけがその配置をいつまでも残している。この詩の静物画は最終連の「白い皿のうえ」の「紅い実」で、その手前までは静物のありかと配置のされ方が書かれている。
一連目で、朝を迎える。朝は希望の朝だが、夜のあとの朝でもある。それは、闇の解決としての朝だ。言葉...
[347]高橋良幸[2016 01/15 08:13]
タイトル:麦藁帽子
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=305915
故人を偲ぶ気持ちを傍らにおいて推敲するのは難しそうですよね。そういう点で、このような詩は作者にとって挑戦である部分が大きいと思います。
<1>
■1連目
「眼鏡が光を取り込む」「反射をした淡い粒子」という言葉の連なりに、うまく馴染めませんでした。
* 父の眼鏡が初夏の光を天井に映して
* 「帰ってきたよ。」と呼びかけたある日の午前中。
のようにシンプルに書いたほうが良いのではないでしょうか。その方が、光がすっと差すイメージに近いと思うからです。また、「光を取...
[344]高橋良幸[2016 01/04 21:58]
るるりらさん、ありがとうございました。
締め切ったというかあまり放置してもなと思ったのですが、追記いただけてありがたいです。
読ませていただきました。
次の方、頃合いを見計らってどうぞ。
[342]高橋良幸[2016 01/03 22:25]
蛾兆ボルカさん、年末年始お忙しい中丁寧に批評いただき、ありがとうございました。
次の生贄の方どうぞ。
[340]高橋良幸[2015 12/26 12:17]
年末ですが。。宜しくお願い致します。
タイトル: 爆買いの世紀
URL: http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=314056
[336]高橋良幸[2015 12/23 09:42]
みなさん一堂に会しているわけではないのですから、もっと締め切りは長くてもよいのではないでしょうか?場が収まったら、合評終わり、というやり方らしいので。(ただ、実質スレオペ不在なので自己コントロールも必要でしょうね)
うつくしい うんこ
URL: http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=310883
<一>
何度か読み返して、『うつくしい うんこ』の詩的機能は「感動の伝達」なのだと思いました。その上でポイントの数を見る限り伝達の役目がよく果たされていることがわかるため、もうそれでいいではないか、批評するべきことはないのではないかと思いました。
...
[330]高橋良幸[2015 12/16 08:20]
はじめまして。合評初参加です。こんなに長く書くつもりではなかったのですが。。。ご一読いただければ幸いです。
<1>
私は以前この作品を読みましたが、ポイントは入れませんでした。今改めて読むと、詩としては企画倒れな印象を受けました。言いたいことはわかる気もしますが、そこに核となるような心の動きがないように感じました。しかし、そう言ってしまっては「読んでも私は特に心が動かなかった」と言うのとほぼ同じなので、企画倒れに終わっていると思った理由をまず書きます。
1. 穴が「穴」である必然性が詩を通して感じられない
穴が何回も出てくる割には、穴のイメージが散乱しすぎている。庭で、役人が、会...
[129]高橋良幸[2015 11/29 12:05]
跟けられている
たしかに擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことは音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者にレクチャーしてもいい
気づいているというサインを音速に乗せてもいい
歩みのスピードを0にする
音速のコントロールは気にする必要がない
跟けられていた
ただし俺自身が背負ったカバンに
こうして気づくことは自意識と
自意識過剰の関係で起こる現象だ
俺は尾行者にレクチャーされる
「お前は立ち止まってしまった、そして考え込んでしまった、」
気づいている。しかしまだ音速にならない
ただ聞いている、ふりしきる紅葉が擦れて
冬を尾行していくリズム
今、歩き出すしかない音