桜が舞う春の雪
手から離れ舞うあなたに夢うつつ

虫ピンで留め
もう飛べない剥製にして
恐怖に見開かれた目も僕だけを見つめればいい

桜舞う夜
生きて舞うあなたに
僕の目は留められた ....
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ

どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない

音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
 ....
えんぴつ
ちいさく

そらで
むいた

くもりが
こぼれて

かさ
さし

あい
ふれよん

くるり

ぬらした
ぺーじに

きざまれる
じゅず
ひき えみ まな やみ
ふさ ぐる とに まい

たく のに ゆく つえ
むい むえ むく ちる
午後に揺れる はちみつ色の池が
   とろり とろり
  眠くて仕方ありません

医学的にホルモン・バランス
春の陽気を否めませんのよ




かすんだ景色を走るの 普通電車が
 ....
荒れるといった 天候はやはり
買い物に行こうと 車だしたら
あたった

ふきさらしの 水田に積まれた雪は
風にたたかれて 横に 流れる

降る雪と 流れる雪で
前も 後ろ も見 ....
はけ が とどいて
ぬられる めと て

ほおばる いろいし
つめたい みみたぶ

ひ に すか され
ひ に こげ つき

そら の くに よ
ほほ さらわせ て
て ぶくろう
ほけちょ

たるんだ
ゆめ み

あしあと ついばんでる

って ふく ろ
あ ほう
さけすみ の よい
ひきちえ お のこ

そでひく で でん
つきくに ほ ねね

たなせや な ゆれ
くもまに み かけ

すりつむ ま ひる
こいのむ で でん
雪の 蝉は
冬に 生まれて

お日様に 溶けて
ぽとりと 落ちる

ほら
とんでいく
連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
まあ、もう、ごたくを並べるのはやめにする

ごたくって、どうやって並べるか知ってるか

こう、定規をあてて、まっすぐ、きっちりな

ちょっとの乱れも許さない、職人のようにな

例えばこ ....
ところで

お前の魂はどこをさすらうか知っているか

俺は知らない

知らないけど、知ってるぞ

今来た言葉だ

真冬のさなか

さなかの、さなか


どっかそのへんてこ ....
どんな時でも

どんな時でもだ
どんな時でもだのことを想像してみろ
創造もしてみろ
例えばこうだ

ああ、あれは何だと皆が天を指差すとき、そこにはぎらぎらと燃え上がる太陽が、
急に目も ....
ねむらない 転回
の上

めざめようと 立つ

剥がれていく 
瞼 こすれ

短くとも

大破 の 孤独
燃やしたい
道端に操り人形
ごまかして 抜き足差し足
阿波踊りで路地に消えても
光りに照らされて糸 見えてますから

聖なる夜にサーチライトの雨あられ
悪行は穴の開いたカビカビチーズ
大衆の面前で焼 ....
卵二個とひきかえに
体を売った 女の子

てびきした 少年
十代らしい

権力のある大人が
相手 らしい
新聞記事 外国の記事

よいわるいではなく
よわい立場で

 ....
こどもが眠ったあと
散らかったおもちゃをお片づけ
床に落ちている小さなペンギンを拾って
ふと
わたしは
しばし見詰め合う
ちょっと歪んでいるのは
100円ショップで買ったからかな
かわ ....
今日もわたしの手足は冷たい
だからお風呂に入ります
するとわたしの肌は乾燥して
ぴきぴきとひび割れを起こす
だからクリームを塗ります
そして靴下を履いて
布団に入ります
布団は布団乾燥機 ....
どうせなら
きれいな公衆便所に入りたいでしょう?
みんなが使っているのに違いないのに
いつもきれいで
新しいペーパーが補充されていて
いい匂いがする
そんな公衆便所に入りたいでしょう?
 ....
よき うた は
みむき も しない

のど の うえ

こち から くひ ゆき
こい すず はせ よに

ふれ も せず 
とん で ゆく
いかさま に 書き込んだ
小指の バタフライ

つめてえ 奴らの 耳 に
カリ ふらわー サラダには ごぼう

ざぐ まがろう じぐ けり けん

ぱー ふさぐ口紅 熱く 鯛焼き  ....
わたしが悪かったのだ
必要のないものをあげてはいけない
まして
友達がみんなやっているから
なんて理由で
不器用な手つきで
編み棒を動かしちゃいけない
人間暇だとろくなこと考えない
カ ....
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
かたまって いる
つめたい ひかり

ひとつ だきしめたら
しずかに とけていく

おおきな てに ふれ
おちていく ちいさな

きょう の しずく

ゆるやかに ゆびさ ....
あなたの隣にいると
体中の
毛穴が開くのを感じるの
ぶわあっと
体中から
何かが噴出して
息が出来ないくらい
それがなんなのか
わからないまま
いつもキスしてる
長く伸びた草野原が
風に揺れているので 波

転げ落ちた赤い実
踊るよ 上へ上へ

昨日 満開の花びらが
今日 空へ旅立つ色彩の吹雪
舞い上がる柔らかい湿度
甘い香りを連れて 一斉に ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
さちさんのおすすめリスト(1009)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の雪- 暗闇れも ...自由詩2*05-2-14
詩の言葉- 砂木自由詩12*05-2-13
ふる_かぜ- 砂木自由詩5*05-2-10
こなゆき- 砂木自由詩2*05-2-1
うたた寝_うらら- 千月 話 ...自由詩9*05-1-30
吹雪_サバイバル- 砂木自由詩6*05-1-30
つき_の_ま- 砂木自由詩5*05-1-28
あさ_よる- 砂木自由詩5*05-1-27
ゆき_ひかり- 砂木自由詩3*05-1-26
つらら- 砂木自由詩4*05-1-23
屋上スタイル- 千月 話 ...自由詩13*05-1-23
読者としては- 砂木自由詩9*05-1-20
ごたく- ふるる自由詩4*05-1-19
ところで- ふるる自由詩4*05-1-19
どんな時でも- ふるる自由詩5*05-1-19
ひらく- 砂木自由詩4*05-1-18
テンちゅう(天誅)と申します。- 千月 話 ...自由詩4*05-1-18
新聞記事から- 砂木自由詩7*05-1-18
100円ショップのペンギン- チアーヌ未詩・独白4*05-1-17
ありふれた日常- チアーヌ自由詩13*05-1-17
公衆便所- チアーヌ自由詩605-1-17
みち_みち- 砂木自由詩3*05-1-16
フライン_ぐっ- 砂木自由詩3*05-1-14
編み物- チアーヌ自由詩4*05-1-13
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
そえ_いく- 砂木自由詩9*05-1-12
毛穴- チアーヌ自由詩805-1-10
回遊図書/表紙- 千月 話 ...自由詩8*05-1-10
しろ_もじ- 砂木自由詩4*05-1-10
滑走- 砂木自由詩8*05-1-9

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