くま っころころ
まく っかぜ

きいろの
おくれげ
ひそめた
えりもと

とんでけ
とんでけ
なきむしも

ころっころころ
けりけん ぱっ
めん棒が
ぬぐう
世間体

誰 も知らない
色 

誰にも 触らせない
小さな銀色のスプーンですくったゼリー
宿る兎の魂に歌声を捧げて
長い耳をわたしから
盲目的に消して
善悪も知らないと
無垢を装ったわたしに

リボンを結んであげる
心も一緒に

飲 ....
かかしに たよる
おお ばか さん

あおっ ちろい
まるの かむり

いがぐれた
いびき

はい びじょん かざる
たくましい たけのぼう

の あしもと
ころがっ ....
風が 開いた

土の 群れ
巻かれて
上がる

梳いた


はぐれゆく
胸に

破 削り

天陽
流し込む
丘に寝そべっていた少年が
組んだ足の先で 空を横切る電線を踏む

はりつめていた空は ぴりりと裂けて
へき開し
裂け目の奥からふうわりと
薄紅や
橙や
菫色の花びらが
うっとりと目 ....
出来立てのチョコレートを前に

今ゆうわくされてます

誰がだ!
隊長!わたくしがです!
きゃつはどんな技をきさまに繰り出したのだ!
口に入れると甘くすぐに溶けちゃうよ、攻撃です!
H ....
桜が舞う春の雪
手から離れ舞うあなたに夢うつつ

虫ピンで留め
もう飛べない剥製にして
恐怖に見開かれた目も僕だけを見つめればいい

桜舞う夜
生きて舞うあなたに
僕の目は留められた ....
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ

どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない

音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
 ....
えんぴつ
ちいさく

そらで
むいた

くもりが
こぼれて

かさ
さし

あい
ふれよん

くるり

ぬらした
ぺーじに

きざまれる
じゅず
ひき えみ まな やみ
ふさ ぐる とに まい

たく のに ゆく つえ
むい むえ むく ちる
午後に揺れる はちみつ色の池が
   とろり とろり
  眠くて仕方ありません

医学的にホルモン・バランス
春の陽気を否めませんのよ




かすんだ景色を走るの 普通電車が
 ....
荒れるといった 天候はやはり
買い物に行こうと 車だしたら
あたった

ふきさらしの 水田に積まれた雪は
風にたたかれて 横に 流れる

降る雪と 流れる雪で
前も 後ろ も見 ....
はけ が とどいて
ぬられる めと て

ほおばる いろいし
つめたい みみたぶ

ひ に すか され
ひ に こげ つき

そら の くに よ
ほほ さらわせ て
て ぶくろう
ほけちょ

たるんだ
ゆめ み

あしあと ついばんでる

って ふく ろ
あ ほう
さけすみ の よい
ひきちえ お のこ

そでひく で でん
つきくに ほ ねね

たなせや な ゆれ
くもまに み かけ

すりつむ ま ひる
こいのむ で でん
雪の 蝉は
冬に 生まれて

お日様に 溶けて
ぽとりと 落ちる

ほら
とんでいく
連立する高層住宅の緑は孤独
メタリックな金魚は
雨の日に口を開けて上昇するんだ


施錠された鍵は傷ついている
何度も何度も何度も
屋上に取り付けられたばかりに
また傷ついている
無 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
まあ、もう、ごたくを並べるのはやめにする

ごたくって、どうやって並べるか知ってるか

こう、定規をあてて、まっすぐ、きっちりな

ちょっとの乱れも許さない、職人のようにな

例えばこ ....
ところで

お前の魂はどこをさすらうか知っているか

俺は知らない

知らないけど、知ってるぞ

今来た言葉だ

真冬のさなか

さなかの、さなか


どっかそのへんてこ ....
どんな時でも

どんな時でもだ
どんな時でもだのことを想像してみろ
創造もしてみろ
例えばこうだ

ああ、あれは何だと皆が天を指差すとき、そこにはぎらぎらと燃え上がる太陽が、
急に目も ....
ねむらない 転回
の上

めざめようと 立つ

剥がれていく 
瞼 こすれ

短くとも

大破 の 孤独
燃やしたい
道端に操り人形
ごまかして 抜き足差し足
阿波踊りで路地に消えても
光りに照らされて糸 見えてますから

聖なる夜にサーチライトの雨あられ
悪行は穴の開いたカビカビチーズ
大衆の面前で焼 ....
卵二個とひきかえに
体を売った 女の子

てびきした 少年
十代らしい

権力のある大人が
相手 らしい
新聞記事 外国の記事

よいわるいではなく
よわい立場で

 ....
こどもが眠ったあと
散らかったおもちゃをお片づけ
床に落ちている小さなペンギンを拾って
ふと
わたしは
しばし見詰め合う
ちょっと歪んでいるのは
100円ショップで買ったからかな
かわ ....
今日もわたしの手足は冷たい
だからお風呂に入ります
するとわたしの肌は乾燥して
ぴきぴきとひび割れを起こす
だからクリームを塗ります
そして靴下を履いて
布団に入ります
布団は布団乾燥機 ....
どうせなら
きれいな公衆便所に入りたいでしょう?
みんなが使っているのに違いないのに
いつもきれいで
新しいペーパーが補充されていて
いい匂いがする
そんな公衆便所に入りたいでしょう?
 ....
よき うた は
みむき も しない

のど の うえ

こち から くひ ゆき
こい すず はせ よに

ふれ も せず 
とん で ゆく
いかさま に 書き込んだ
小指の バタフライ

つめてえ 奴らの 耳 に
カリ ふらわー サラダには ごぼう

ざぐ まがろう じぐ けり けん

ぱー ふさぐ口紅 熱く 鯛焼き  ....
さちさんのおすすめリスト(986)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みちくさ- 砂木自由詩5*05-3-1
- 砂木自由詩3*05-2-23
ピーターパンシンドローム- 暗闇れも ...自由詩2*05-2-22
そもそもそ- 砂木自由詩4*05-2-20
きざし- 砂木自由詩7*05-2-19
- ふるる自由詩9*05-2-15
誘惑- 暗闇れも ...未詩・独白1*05-2-15
春の雪- 暗闇れも ...自由詩2*05-2-14
詩の言葉- 砂木自由詩12*05-2-13
ふる_かぜ- 砂木自由詩5*05-2-10
こなゆき- 砂木自由詩2*05-2-1
うたた寝_うらら- 千月 話 ...自由詩9*05-1-30
吹雪_サバイバル- 砂木自由詩6*05-1-30
つき_の_ま- 砂木自由詩5*05-1-28
あさ_よる- 砂木自由詩5*05-1-27
ゆき_ひかり- 砂木自由詩3*05-1-26
つらら- 砂木自由詩4*05-1-23
屋上スタイル- 千月 話 ...自由詩13*05-1-23
読者としては- 砂木自由詩9*05-1-20
ごたく- ふるる自由詩4*05-1-19
ところで- ふるる自由詩4*05-1-19
どんな時でも- ふるる自由詩5*05-1-19
ひらく- 砂木自由詩4*05-1-18
テンちゅう(天誅)と申します。- 千月 話 ...自由詩4*05-1-18
新聞記事から- 砂木自由詩7*05-1-18
100円ショップのペンギン- チアーヌ未詩・独白4*05-1-17
ありふれた日常- チアーヌ自由詩13*05-1-17
公衆便所- チアーヌ自由詩605-1-17
みち_みち- 砂木自由詩3*05-1-16
フライン_ぐっ- 砂木自由詩3*05-1-14

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