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都会の夜を漂流する
それもまた
旅
いつもは嫌いな人の群れが
なんだか
心地良い
行きつけのバーで
バーテンドレスさんと
世間話をする
彼女は
話し上手で聞き上 ....
あなたの傷を数えてあげる
いつ傷つけられた
どこで傷つけられた
誰に傷つけられた
僕も同じだから
なんとなくわかるよ
でも
明日の朝日を見てごらん
美しい
輝く光が
....
僕の肩の小さな傷口から
じわじわ痛みがひろがってきます
いつついたのか
どうしてついたのか
君を失ってからのような気がします
君が側にいるのが
当たり前だと思っていた
....
今日も
夜の街を
あてもなく彷徨う姿が見えます
ぶっそうです
見下ろしていて
いつもそう思います
負けたくなくても
負けてしまうことはあります
勝ち続けることは
ない ....
静かな部屋の中
マドラーでかき混ぜて
カラコロと氷の音
黒と白のモノトーンの部屋で
琥珀色だけが鮮やか
めずらしいじゃないか
あなたがウイスキーなんて
あまり飲まない ....
いつも優しそうに
見つめてくれる瞳
いつも
愛しそうに
水をくれる彼女
庭に咲く黄色いタンポポ
いつも一緒だった人はどうしたの
そうか
また旅に出たんだ ....
僕の初恋は
とてもとても遅かった
僕は口下手で
人付き合いも下手で
不器用だった
そんな僕に
君は笑いかけてくれた
隣に座ってくれた
思い切って食事に誘った
君はきてくれ ....
桜の花の咲く頃
僕と君は出会った
黒く流れる髪
花より紅い唇
桜の精のような君だった
僕たちは付き合うようになった
映画もいっぱい行った
ドライブもした
桜のになると
必 ....