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ぼくの「片思い」は勘違いでした。
目の前のあなたに
「なまのこころ」で向き合い
瞳を合わせる時
互いの胸の両端は
よろこびの糸で
くいっ と結ばれました。
べろんべろんに酔っ払い
狸のつらでゆれる地面を千鳥足
今夜の{ルビ塒=ねぐら}のねっとかふぇの
個室のドアを開く
うつむいたスタンドの頭に
貼られたシールに書かれた
「 ....
黒い壁に囲まれた
都会の個室
パソコン画面に映る
真青の空
あの日「向こう側」へ
逝ってしまった君が
今も遺言を語りかけるページへ
クリックする
時の止まっ ....
% の記号を書いて
○ で囲ったら
少し首を傾げた
{ルビ埴輪=はにわ}の顔になった