ぼんやり 新聞コラム 眺めてたら
女は 存在 男は 現象
つまり 全ての基本は女 だから
はじめに女ありき との文章

これはもう 現代常識である
聖書の記述は 間違えたのだ
好きに ....
膨らんだ感情を幾つかの言葉で編んだ檻に閉じ込める
とげとげがちくちくと胸を刺す
けれど気にしない
普段言えない部分も真っ白な世界では
無理出来ないから
荒れてとても痛い言葉を読み手にぶつける ....
くるしくて
くるしくて
もりのおくのいずみに
とうとうかなわなかった
ゆめをすてた
すると
はもんのまんなかから
きみょうなろうじんがあらわれて
あなたがおとしたのは
このわたし ....
絆ってものが

本当にあるのなら

目に見えればいいと

俺は思う

結ばれているのを

確認したいぜ

でも やっぱり

目に見えないほうがいいと

俺は思う

 ....
振り向いた先が
届かない思い出だったなら
胸に少しの痛みを
感じることでしょう


昔のノートを整理していると
ページに挟まってあなたがいました
ピントの合っていないぼやけた横顔でも
 ....
おつきさんのえだが
するするおりて
わたしのかみを
もてあそぶ

おつきさんのこえは
ほつほつしてて
わすれたころに
きこえてくる

おつきさんのはっぱ
やわっこくって
 ....
俺の部屋は

足の踏み場もないくらい

散らかってるけど

本当は何にもない

会話も無く

微笑みも無い

ここで過ごすようになってから

俺は

少しずつ

石 ....
帰りのバスに揺られている
一泊二日は早かった

対向車が十秒に一度 町の景色を遮る
後ろへ後ろへ流れ去ってゆく

卒業旅行はあと三時間で終わる
みんなの記憶装置の中で
まとめの作業が開 ....
君は僕無しでも生きられるかもしんない。
僕も君無しでも生きられるかもしんない。
でもね
君は君無しでは生きられないし
僕も僕無しではいきられない。
君の君には、僕がいた時間が含まれていて
 ....
時間が
外から来る光を
横になりながら見つめている
花は雪
雪は花



晴れた日
道は海へつづく
ずっと空のままでいる川
とどろきの向かうほうへ
雪は昇り
落 ....
アゲハは真上に飛び立つ。
目的があるみたいに
だけど少しも慌てず鷹揚に
まっすぐに。

あかるい春の日
かわいた地面に
ゆらゆらと落ちている
アゲハの影。

高く舞い上がれば
薄 ....
君は覚えているだろうか

2人でピアスの穴を開けたこと

2人だから痛くなかった

君は

右耳が太陽で

左耳が三日月のピアスが好きだった

いつもあればかりしてたね

 ....
トイレの便器に座って下着を下ろす
この普通の行為によって導きだされるのはそう、排泄物だ

食事中の方失礼

力んだところで出るものは出ず
変わりに長く細長いものがにゅるにゅると飛び出した
 ....
琥珀色したウイスキーの様に詩をねかします

夜寝る前のぼんやりとした頭の中に
色んな香りや味がする言葉を放り投げて

樽の代わりに夢の中で

自分でも思いつかない言葉が時折
隠し味とし ....
うそつき
うそつきと囁きながら
言葉が逃げてゆく

夜と朝の狭間で身悶えする
眠れぬ夜に熱るこころで

言葉が逃げてゆく
うそつきはだあれ
うそをついているのはだあれ

みんなほ ....
僕は父親の顔を覚えていない
写真でしか知らない

母親もよく覚えていない
写真はないよ

不幸な家庭の不幸な子供

そう呼ばれていた

僕は色々なものを
失ったよ

夜空に刺 ....
                       きゃらめる 6


  ねじ

  1

まいばん
ねむるまえに
もうひとつだけ
からだのねじを
はずしてみる
おそるおそる
 ....
あいつの笑い声が
みぞおちのあたりを
握り潰す
きのう フラれたのに
今日も 同じ教室
ある日
届けられた花束は
染められる白だった

昨日見た夢のように
塗ってみようと
絵筆を手にとるけど
色が出てこない


思い出すこともできないまま
走っていたんじゃ
いつか ....
僕の思い出の地

もう湖面は凍っているよ

君と来た夏は

あんなに賑わっていたのに

人は恋をすると

臆病になる

何でも

恋に結び付けてしまう

僕もそうだった ....
そこにプールがあって曙と泳げる。
肥満体おどらせて水飛沫をあげる。

可愛くてたまらないまるで嘘のような
滑らかな褐色の肌をしたオンナ。

残された人間の時間感じながら
オトコの命の ....
たくさんの人の
たくさんの優しさ

たくさんの人の
たくさんの愛情

たくさんの人の
たくさんの思い出

いっぱい いっぱい
受け継いできました

いっぱい いっぱい
与えら ....
赤い電車が走る高架の東の空で
ふいに舞う者がいた
文字はその黒色を烏と呼んだ
夕焼けを映す高くそびえた
不吉な刀身のような建物の群れ
その間を縫って烏は軽やかに挑戦する
突如 そこに近現代 ....
あの日
僕の夜空は燃えた

僕は君を許せず
君も僕を許せず

裏切りと涙の
炎が燃え立った

僕は酒も飲むし煙草も吸うけれど

憎悪に近い炎を
一杯の酒で流せるはずはないよ
 ....
だえきをたくさん
ふくませた
かだんのなかの
ちゃいろいつちの
ずっとずっと
おくふかく
ねむったままのひめひとり
ずっとずっと
めをとじる
ねむったままのひめがいる
ひめ ....
{引用=右手と左手のための協奏曲 より}
 とんがり帽子を取る
薄くなった頭に汗のしずく
 赤い丸い鼻を取る
熊のパンチがかすった曲がった鼻
 メイクを落とす
遍歴の刻まれた深い皺
 白 ....
あおいことり
籠の中のことり
籠の中で歌います

少し寂しさ運ぶ歌
はらはら落ちる葉にのせて
遠くのことりにお伝えしたい



元気です
以前のような自由は無いけれど

風に ....
ここではないどこかへ飛んで行きたいのだ
ずうっとそう思いながら生きてきたのだ
プールの中で仰向けに空をみあげて
おおきく息を吸いこんで溜息ついて

からだにまといつくなめらかな水の揺れ
 ....
まだ
遠いところにあるようです


いつもぼくらからは 何かが垂れてきてしまって
どうしようもなくなってしまうのですが
雲が浮かんで ため息が白い冬のせいにして
久しぶりに知る その気持 ....
冬と春の間に

何がある

俺の場合

別れがあった

忘れられないと

男を追う女

忘れられないと

女につきまとう男

そう

忘れるのは難しいぜ

気付 ....
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☆76_石ニナリタイ…- 貴水 水 ...自由詩504-3-18
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★41_オモイデノミズウミ- 貴水 水 ...自由詩304-3-11
もう一つの理由 - 狸亭自由詩604-3-11
It's_very_important_for_me_to_ ...- Lily of the ...自由詩3*04-3-10
仇の風_あたのかぜ- 田川修作自由詩304-3-10
★39_ボクノヨゾラ- 貴水 水 ...自由詩9*04-3-10
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道化師の夜の歌- クリ自由詩3*04-3-9
あおいことり- 暗闇れも ...自由詩1*04-3-9
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☆71_サイゴノプライド- 貴水 水 ...自由詩404-3-8

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