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いけない いけない
悪いクセ

いつのまにか気付かずにまた

ほうらまわりを見てごらん
誰も居ない


心に鍵がかかってる

空気穴さえ見当たらない


ほうらまわりを見て ....
歌になにができる

ただ人の心を繋げるだけだ

繋がったからってどうなる

この疑問は間違っているのか

間違っているのか
君はいつも高みを目指して
私はそれに応えられず

空の路にはぞろぞろと
人の行列、先頭は君

次の星を目指すのだ
眠りについたこの星をすてて
豊かな緑を目指して歩く

空の路には人 ....
「逃げる」を見つめてました


ある時は空腹から逃げました
耐えきれずに食べてしまったのです
あんパンは美味しかった
すぐに食べられることの幸せで
逃げていたことを気づかないふりをしまし ....
曇り空

九月がいらついて

べつに傘どもが

地面に

こびへつらう訳もなく

訳もなく

 ダンディが

  涙の女に問いただす

 あの海みたいな

 ....
りんごが食べたい
泣きながら
りんごを食べたら
美味しそう
わたし
泣きたいの
身体から
毒をみんな
出したいの
青い車の隣で
真っ赤なりんごを食べてみたい
俺はお前が買ったCDだ
お前が一度聴いただけで「買って損した」と判断したCDだ
待ってくれ 俺を中古屋に持って行かないでくれ
もう一度俺を聴いてくれ いや何度も聴いてくれ
何かのBGMでもいい ....
ここが好き
机と本棚の少しの隙間

すっぽりはまって
ほっくりゆったり


ここが好き
縁側に干した布団の上

ぽかぽか陽気に
閉じたまぶたで
視界はオレンジ


ここが ....
雨上がりの
ささやかな庭で
どうしても
名前を思い出せない虫が
りゅう、りゅう、理由と
鳴いている

僕は滞った雲に
力なく視線をあずけて
ありもしない
翼の付け根あたりを
かり ....
滴が目から零れ
信じる人とハグをする
明日を作る涙
信じる人とキスをする

前世が魚であった事を
知っていて選んだ。
いつも君を思って
いつも君を感じる

将来の計画
将来のお金 ....
病院で診てもらったら
うどんこ病にかかっていました
お医者さんは
専門じゃないので、と言って
生花店の名刺をくれました



お店のひとは
ぬれた脱脂綿で
手のひらを優しくぬぐって ....
西へと
みじかい眠りを繋ぎながら
渦潮の海をわたって
風のくにへ

海の向こうで
山はいつも寝そべっている
近づくと
つぎつぎに隠れてしまう

活火山は豊かな鋭角で
休火山はやさ ....
 
ありとあらゆる人生よ
ひとりだけでも
今日は雨
歩道橋に傘が咲く
名もなき花のかなしさよ
ふたりだけでも
雨ならば
きっと今日も
恋の雨
青信号はあの人の
赤信号は僕の雨
 ....
庭に百合が咲いた

今年買ったばかりの家なので

予想外のオプションだった

白いラッパを傾げて

黄色いのをちらりと見せている

雑草を生えっぱなしにしていて

それがよかっ ....
必要 必要じゃない

大切 大切じゃない

好き 好きじゃない


君と僕の接続エラー
日常茶飯事接続エラー


「原因は不明です」


だって説明書には載ってない
それ ....
生きていたのはいつですか?

僕がはっきりと輪郭をもっていたのは

生きていたのはいつですか?

あなたと違ったのはいつですか?



自由に生きたい

とても暑いに日に 好き ....
 どうしてビッグスクーターに乗ってる連中は爆音でJ-POPを流すのだ?

 別に、騒音がどうとかご近所迷惑とか、そういうみみっちぃ話じゃないぜ。
 邦楽は糞だから洋楽を聴け、なんてへたれた話でも ....
暇つぶしに読んでいた夫の漫画本に
ヒミツが挟まっていた
それはちょうど主人公が
携帯電話のメールを確認している場面で
お札と同じくらいの紙切れだった
(本当のお札だったら良かったのにな)
 ....
扇風機が
静かに首を振っている
かきまぜている

ソファに座って本をひらいている
あなた
この作家は、
攪拌という言葉が好きみたい
と、本をパタンととじながら

あなたが
静かに ....
花火の記憶

顔のない人影

それ以外なんにもない

闇みたいなものだ

ぼくは追いかけた

熱になって

赤いさびしさになって

追いかけられていた


あれから
 ....
車に轢かれた「ただいま」があった
この持ち主はきっと
今頃帰る家がわからなくて
公園のベンチに体育座りしているのだろう


蒸し暑いこの季節になると
「ただいま」がそこいらで車に轢かれて ....
幸せになるために
不幸が少し
足りませんでした

不幸になるために
少しの幸せも
いりませんでした

それなのに
幸せになりたいとは
誰ひとり
言いませんでした

幸せになる ....
いつものことだが
ノートの一ページ目は
かなり緊張してしまう

まだなにも記されていない白紙に
私のような人が
はじめに記していいのか
朝の雪景色のときと
どこか似ている

あるい ....
だれも

誰もあなたを奪えないよ
だれにも

盲導犬を連れた
女性の方の講演を聞く
視力を
やまいで奪われた

  階段があります
  ではなくて
  のぼりの階段がありますよ ....
今日は中日が逆転勝ちだ

あの娘はラグビーボールみたいに跳びはねているだろう

あの娘を好きなあいつは

一緒に見ている気になってテレビにかじりついてるかな、今日来なかったし

なんて ....
肺の病で
彼はもう煙草が吸えない

禁断症状は
仕事とゲームで紛らわす
けれど

私は煙草を吸う
くわえ煙草で空を睨んで
足元を見下ろして
死んだ灰を捨てる

私の肺は
彼と ....
テッペンカケタカ
ホトトギスはそういって鳴くのだと
彼が教えてくれました
テッペンカケタカ
鋭く空を切りさいて飛び去る
そのとき空のどこかが欠けるのでしょう
あれから彼女の
空のてっぺん ....
見慣れた景色
窓の外

あの家の屋根から
少しだけ頭を出していた木も
過ぎ行く歳月を知らせるかのように
大きくなった


風のある日は
大きくうねり

晴れた日は
緑を激しく ....
正しい知識を身に付けよう

それを正しい知恵に昇華させよう

たとえばそれが普通の人なら

私は普通になろう

正しい意見を持とう

正解を導き出せるようになろう

生きていく ....
雨に打たれて
溶けて私は水になり

土にしみ込み
消えてしまえたら

雨上がりの強い日差しに
裁かれて
細かな気体になり
空へと舞い上がれたなら


どんなに楽であり

そ ....
つむじまがりさんの自由詩おすすめリスト(385)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悪いクセ- 舞狐自由詩9*08-10-3
_- 短角牛自由詩108-10-3
さぁ、とりあえず陸を探そうか?- 三奈自由詩10*08-10-2
「逃げる」- 小原あき自由詩11*08-9-30
傘どもの行方- 吉岡ペペ ...自由詩308-9-30
りんご- 蒼木りん自由詩308-9-28
CD取扱上の注意- 新守山ダ ...自由詩808-9-19
ここが好き- 舞狐自由詩14*08-9-17
気圧の谷の憂鬱- nonya自由詩5*08-9-7
不思議だね- ペポパン ...自由詩8*08-8-28
うどんこ病- 佐野権太自由詩32*08-8-27
風のことば- yo-yo自由詩20*08-8-26
恋の雨- 小川 葉自由詩108-8-26
百合の葉- 吉岡ペペ ...自由詩108-8-24
接続エラー- 三奈自由詩6*08-8-21
生きるってどういうことだだなんてて意外と軽い問題だから気にす ...- 短角牛自由詩308-8-8
ジャンル「盾」- 影山影司自由詩108-7-31
ヒミツ- 小原あき自由詩20+*08-7-30
生平- FUBAR自由詩8+*08-7-30
花火の記憶- 吉岡ペペ ...自由詩108-7-30
「ただいま」- 小原あき自由詩22*08-7-25
いらないもの- 小川 葉自由詩4*08-7-23
ノートの1ページめ- mokomoko自由詩5*08-7-23
最後の細胞- umineko自由詩8*08-7-20
気持ちのるつぼを明日へ- 短角牛自由詩308-7-17
煙草- 蒼木りん自由詩408-6-20
ホトトギス- yo-yo自由詩7*08-6-19
変化- 舞狐自由詩11*08-6-15
生きている本分- 短角牛自由詩308-6-15
消えて- 舞狐自由詩9*08-6-12

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