すべてのおすすめ
要するに
しっぽ
なんだと思う

ブロック塀を
渡る猫が
しっぽ
ぴん、と
アンテナ立てて

バランスをとる
そろりそろり
それでいて
悠然として

しっぽ
うっかり落 ....
ワシは
ばあさんの手を
離してしもうたんじゃ

そう言って
肩を震わす老人と
私も
同じだ

できなかった
いくつものこと
悔やみ
さいなまれ

夢見るように漂う今日を
 ....
愛も
そこにあるうちに
当たり前になっていく
わかるかい

勇猛な
ペリカンの後ろ 少し離れて
ぞろぞろ歩く人の群れ
小魚が
落ちていればいただきます

世界は
どこまでプラス ....
思い出すと
なんだか
苦しくなるから
思い出したりしないけどね

遠くから
ぼんやり
眺めていたなら
よかったのにね

恋は
いつでも私のそばで

楽しそうに 可笑しそうに
 ....
幾重にも
重なりあって咲く花を
うとましいと思ってた

たとえば

やさしさが
それに似ている

見送る母は
いつも多弁で

服装のこと
カバンのこと
髪型のこと
友だち ....
秒針の一周で
思い出すこと

君の瞳
君の笑顔
君のくちびる
君の言葉
君の仕草
君の指先
君の髪の色
君の肌の色
困ったとき見せる君のさみしい目
ふくれっつらしてほんとにふく ....
孤独は ビタミン
孤独は 存在
孤独は 原子核

私の小さなマイナスを あなたの周りへと投げる
電子のひと粒で

私たちはつながっている
ように見える

私たちは触れあっている
 ....
だれも

誰もあなたを奪えないよ
だれにも

盲導犬を連れた
女性の方の講演を聞く
視力を
やまいで奪われた

  階段があります
  ではなくて
  のぼりの階段がありますよ ....
つむじまがりさんのuminekoさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まいでぃあ・しっぽ- umineko自由詩14*11-6-3
レイン- umineko自由詩2*11-3-25
ペリカン・ボード- umineko自由詩7*09-6-14
パンデミック!- umineko自由詩3*09-5-22
桜の音(ね)- umineko自由詩5*09-4-4
秒針の一周で- umineko自由詩17*08-12-4
イオニア- umineko自由詩13*08-11-9
最後の細胞- umineko自由詩8*08-7-20

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する