すべてのおすすめ
透明なビンのゆがみで偏光、ユウヒ
オレンジもオレンジで、1度過ぎて返す隙間の
ゆら、ゆら、揺らめく 家、曲がり残像
じめ、じめ、地面たちこめて 歩、つきぬける

安花火セット、付属の世界を変 ....
名を知らぬ花の前で立ち止まっていると
すぐ後ろから
「ママ、雪柳が綺麗だよ」
という声がするのでした

明日はパパと3人で動物園に行くのですか

ごめんなさいね
春は小さな物音にも ....
捨て金魚をした

近所に川がなかったので
人の多い駅前に捨ててみた
金魚だってわかってもらうために
「大学と手毬です 可愛がってください」とでっかく書いた
気になって一日に何回も駅 ....
夕日は左ほおを見上げて

キレ々の雲は背中へ散る

カワいた地平をバイクは先知れず

細く小さな影にはふたつのナミダ

つよく、強く

強いこころで ふたりはトキ々 笑う
会いたくて、
会いたくて、
会いたくて、
会いたくて、

友だちに車借りて、
慣れないナビを操って、
半日かけて、
君が働いているはずのお店まで来た。

僕は、
珈琲を三杯飲んで ....
その友人が
穏やか過ぎる夏の初めに戸惑い
時間をもてあまして 何をすればわからないまま
私への宅急便に入れた 日記のような手紙

書かれているのは
「前はもっと楽しかったのに」 
という ....
軽い閉所恐怖症のようなもので
眠るときは 少し窓を開けておかないと眠れない。
ひどく疲れて深い眠りにつくとき以外は
夜中に目覚めて 誰かが閉めてしまった窓を 少し開けなおす。

寒い時期でも ....
二十数年前
大量の醤油を飲んで自らの命を絶った科学者がいる
それが私の父だ
いったいどれくらいの醤油を飲んだのか
警官が説明しようとすると
母はそれを遮り
私の手を引いて長い廊下を歩き ....
湾鶴さんの自由詩おすすめリスト(608)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
偏光、ユウヒ- nm6自由詩203-8-5
雪柳- たもつ自由詩203-8-4
捨て金魚- 嘉村奈緒自由詩33*03-8-3
キボウ- とっこ自由詩1*03-8-2
ノーアポ- 恭二自由詩403-7-27
またいつか- 小太郎自由詩203-7-25
閉所恐怖症- 小太郎自由詩403-7-21
醤油- たもつ自由詩9103-7-9

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21