さかなやさんがやさがししてる
やさしいおさしみつくるひと

やさいやさんがめさいやうたう
いざやいざなえやそのくに

ささらえおとこはきにさわる
ささゆりささやくささめごと

ささら ....
お金をぜんぶ、洗濯機で洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?

人の、手垢にまみれたお金
洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?


お金

どっかに
落ちてませんかね
 ....
格式のある店内
マナーは重視されている
テーブルクロスの裾からのぞく恋人の赤いパンプスが
僕の心臓を掴んでいる
身の豊かなスズキのムニエルが運ばれ
彼女は優雅な手つきでそれを口へと運ぶ
思 ....
言葉は、時々、海に似ている。ひとのそれへの扱い方が。

何でもかんでも投げ込んだり引っ張り出してみたりした挙句
何かあるや否や「言葉って難しいですね。」

ひとよ、それは言葉のせいなのか。
 ....
かなしかった

あれはヘヴンリーブルー
それがみんな
雑草と一緒に除草剤を撒かれて
枯れさせられてしまった

あれは
実家の入り口に夏
何百と咲いていた青空
そのこぼれおちた子孫た ....
雨が
雨らしく降って

「男」と書けば
身を守れると思ってるらしいが
マニアには
見破られている

わたしは
蒼アザができていたことも知らずに
あの子とSEXできたらいいなって
 ....
迷惑だったら

ごめんなさい


眠たいのに
ごめんなさい
忙しいのに
ごめんなさい
疲れているのに
ごめんなさい
雨の日なのに
ごめんなさい

迷惑だったらごめんなさい
 ....
夏至も間近
積もると
真っ黒になる雪を想像してみる
アルベドはゼロ
全ての波長を吸収し
構造色もなく
黒体放射は
あれは温度だから関係ないか
ああ、ちっちゃなブラックホールみたいだね
 ....
アア 頭ガオカシクナリソウダ

という
正常の線上で
コンクリートみたいに固まっていく気がする
かれた硬いスポンジが砕ける
すでに
こわれた幾つもは
空に投げて見えない星になった
大 ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
わたしがわたしであることを許さない
何かに動かされ
罪の償いのなかで
わたしはまたその罪に焦れる
とても苛立つ
結論はわたしにかえるのに

わたしの肌は
やさしい
と言った人
気に ....
手にしたペンが
ここを握れと言っている
真っ白い紙が
これを書けと騒いでいる
すべての物が語りだす
物と心は離れない
物にも目や口や耳がある
その魂を描くとき
それは物語となる
物は ....
わたしはただやわらかい
ふとんで眠りたいだけ
なの


文句言わないで
わたしを見ないで
あなたには
見えないものになりたい

わたしは
わたしのように生きては
あなたの不都 ....
なんでも願いを叶えてくれる女神さま
もしも「あの子がほしい」と願ったら
いったい何をしてくれますか
ぼくはどうしていいか判らないのです
それほどあの子を好きなのです
風かよふ春のあした
霞よりほのかにうち出でたる葉の
えもいへぬ色に誘はれて
ゆくりかに歩きつつ空を眺む
後ろより聞こゆる鳥の声は
春の宴にぞ思ゆる
よろず風の詩なり

いづこから流れく ....
元カレの イケメンぶりに 後悔す

顔面の レベルで変わる 心拍数

すっぴんを 見せても良いが 萎えるなよ? 

気がつけば 小悪魔ブームも 去っていた

安めぐみ 名前の響きが ....
なんとなく面倒くさくなって
なんとなく振ったあいつが
いつのまにかいい男になっていた。

女子大の彼女ともうすぐ半年
あたしはあれ以来作ってないっていうのに。

急に悔しさが込み上げ ....
何がご不満ですか? いつも尖らせた口唇
拗ねるように媚びた其の視線
あたしに何かを求める合図でしょう

何がご不満ですか? ひとつ吐きだした溜息
欲しい答えじゃ無い落胆
あたしが期待は ....
しずかなばしょにいきたい
じかんのながれをいちみりもかんじない
しずかでしずかでいろのない

そんなばしょにいったら
わたしはあしをのばしてじべたにすわる
まっしろなそらをみあげる

 ....
月曜日はたいてい歌を歌う
声に出さない時だってあるけれど

火曜日はだいたい宇宙人の夢を見る
色んなカタチの宇宙人と僕は出会う

水曜日はなんだかちょっぴり泣いたりする
訳も無く切なくな ....
うちの家は 本屋

昔から 本屋

 駅前に 大型書店ができた


うちの家は 本屋

昔から 本屋

 駅前に 大型書店ができた
「あすは
さくらが 良く降るでしょう。」

だから
きみを 誘って

あした
誘って

ふたりで
さくらに
ずぶ濡れに なろう

濡れると 服が透けるね

きみの 中身が ....
猫が激しく鳴いて春で
いや正しく言うなら地球のこのあたりは春なのだ
こちら地球そちらは

あずかり知らぬあっち側の諍いに
液体ヘリウムをぶっかける
それから逃げだす
ものすごくものすごく ....
春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花



あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ



仮初の夜にも似たるかいささくら
 ....
春の陽はひとりの心を置きざりに
    雲の流れのさみしい空に


たわいないふとした言葉にはしゃぎ合う
    風を摘む指花を折るゆび


春の日は濃いめのお茶にまっさらな
    ....
おいてきぼりの堀を歩いて
寂しいよって
泣いたら
誰か来てくれるかな
弱いものには
やさしい気持ちになれるよ
攻撃しては
こないから
強さって
剣を振り回すことじゃないって
わたし ....
なにを喋っているのか分からない
ラジオは
チュー二ングのあっていないまま
つけておく
そちらに
気をとられては
いけないから

ラジオがすきだ
同じ時間に
いつものオープニングテー ....
ながいながい朝が来るのは
いつの日か
ながいながい夜に飽きるまで
厚いカアテンで
部屋はいつでも夜になってしまうような
家に住んで
塩素で掃除する
リズムなんて
乱されるためにあるよう ....
いつも手探りなのだろう 最初の灯りを灯すひと
夜の気配に気がついて 最初に帰り着いたひと
それが何処かは分からない
小さな灯りが消えないうちに 火がおこせるとは限らない

最初の灯りを灯すひ ....
例えば
風船のような希望に
幾千の針の雨が降ろうとしているとして

例えば
紙切れのような希望に
火が燃え移ろうとしているとして

例えば
今にも崩れそうな崖の先端に
希望が乗っか ....
すぬかんながぐつ。 さんのおすすめリスト(649)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おさしみ- 小池房枝自由詩12*07-9-12
黄金の枯葉- 蒼木りん自由詩207-9-10
スズキ- Monk自由詩1307-9-9
我に光あれ- 小池房枝自由詩11*07-7-19
ヘヴンリーブルー- 蒼木りん自由詩307-7-18
雨が雨らしく降って- 蒼木りん自由詩8*07-7-12
迷惑だったらごめんなさい- 蒼木りん未詩・独白307-6-28
暗黒の六華- 小池房枝自由詩7*07-6-11
チーズ- 蒼木りん未詩・独白307-6-11
小石の入り込む靴- 蒼木りん未詩・独白707-5-30
記憶- 蒼木りん自由詩407-5-30
物は語る- ぽえむ君自由詩10*07-5-23
めざわり- 蒼木りん未詩・独白4*07-5-23
願いごと- a/t携帯写真+ ...507-5-23
風の詩_★_古語の宴_参加作品_★- ぽえむ君自由詩9*07-4-23
低脳内- 蒼依川柳5*07-4-2
4月1日- 蒼依自由詩207-4-2
独立- 蒼依自由詩107-4-2
しずかなばしょ- 松本 涼自由詩807-3-31
洗濯- 松本 涼自由詩207-3-30
うちの家は本屋- 北大路京 ...自由詩9*07-3-29
さくら予報- Lucy.M.千 ...自由詩207-3-29
こちら地球そちらは- 佐々宝砂自由詩6*07-3-23
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-3-22
三月うさぎ- 石瀬琳々短歌17*07-3-16
おいてきぼりの堀を歩いて- 蒼木りん自由詩607-3-3
ラジオ- 蒼木りん未詩・独白407-2-25
どうにでもして- 蒼木りん未詩・独白107-2-10
手探りの灯り- 小池房枝自由詩1107-2-3
絶望について- しでん自由詩7*07-1-27

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