夜の静寂にポツリと咲いた
 一輪の花
 決して不満や愚痴をこばさず
 欲ももたず
 雨にも負けず 
 嵐にもまけず

 時間の貨物列車に運ばれ
 現実と夢の世界に
 揺れ動く僕の心 ....
 高野五韻さんが今日現代詩フォーラムで、すばらしい散文を発表していた。(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=75981)以前ブログで発表していたので、読んだこ ....  ぽつんと一人ワンルームマンション
 猫を2匹飼う

 飼いならされた僕の情熱
 
 放たれない恋の微熱


 遠くまで 遠くまで

 届いているのか僕の声

 虚しい時間 ....
 悪夢に襲われ呆然といる僕
 外ははなまるの晴天

 しめった心を日向干しようと
 公園まで足を引きずりながら
 出かけた

 サラサラ髪の坊やは 
 季節に波乗りサーフィン

  ....
 灰色の空は低く今にも泣き出しそう
 紅の夜へと向かう電車

 平日の午後七時
 皆は疲れ顔

 穏やかに欲求が満たされる日々を夢見て
 雑踏に紛れて運ばれる

 心の熱は冷めて瞳は ....
 灰色の空が重くのしかかる
 ため息の午後

 プライド 劣等感 トラウマ

 そんなものに囲まれてる
 冷たい壁に囲まれている

 自分が変れば
 周りも変る

 墜落して ....
 チカチカ
 星が瞬く
 
 難しいのは人間関係
 やっかいだ

 ほんの一言で事態は一変するのだもの

 チカチカ
 星が瞬く


 こんな小さな星の一角で
 小競り合 ....
長いこと油を注してくださらないので
歯車がきしみます。
近ごろはゼンマイも巻いてくださらないので
動きはすこしずつ鈍くなってゆきます。

けれどわたしはまだ動けます。
きこきこと歩きます。 ....
 さつき晴れ
 疏水を十石船が波しぶきをあげ
 行き来する

 子供達は太陽の子
 眩しい日差しの中を飛びまわる

 一人で佇む伏見港公園
 柳が風に揺れている

 僕の心のよ ....
 うたかたの季節
 移ろい行く時の雫
 ためらいもなく見上げてもいい空

 この星に生まれ立って
 無数の色を目にして
 見渡す限りのとおもろこし畑
 その地平線
 僕はちっぽけだ ....
まだ宵のうちの喫茶店に
吸殻と空のコーヒーカップと
素っ気ない挨拶を残して去る
そのひとを見送ったあとで

私は煙草に火を点ける
何気ない仕種に見えるよう
すこしだけ気を使って
(そん ....
 毎日毎日待っている

 どこかの国の誰かからの手紙

 毎日毎日
 
 ポストを覗く

 やっぱり今日も着いてない

 その手紙は幸せ召集令状



 来ないかもしれない ....
 意地悪な夜の妖精が
 過去の映像を垣間見せ
 胸元を締め付ける

 真面目に生きることが
 冷笑されてた幼少時代
 僕の心は閉じられた

 器用に生きることが出来る
 友人に違和感 ....
 感情が雪崩れをおこした
 まいった
 こんな夜中だと言うのに
 うんざりするほど
 夜は長い

 赤子が愛に包まれて
 眠っている

 いずれは誰からも
 忘れ去られて行く定め
 ....
 やぁ みなさん元気ですか?
 失恋しちゃいました
 もうあきらめると言われました

 悲しいです
 胸が張り裂けそうです
 
 悲しくても涙はでません
 男ですから
 ただ
 自 ....
ぼくは詩人

希望があるから
疲れても大丈夫

今日もまた

朝の散歩をしていると
芸術家たちに出会いました

写真家は
重いカメラを両手で抱きかかえながら
気力で風景を撮りつ ....
ぼくは詩人

当たり前の中に
幸福を見つけられれば
それは本当の幸福

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女と母親に出会いました

手をつなぎ
初夏の暖かい光の中で
何を ....
 
 こんな雨の夜に
 
 あなたがいないのは何故でしょう

 暗闇の中

 雨に打たれて

 温もりを忘れてしまいそう

 あなたは眠りの世界で

 艶やかなネオンが灯る
 ....
ぼくはイヌムギ

麦に似ているけど
人間にとっては有用ではない
でもそれは人間が勝手に決めたこと

今日もまた

朝の背伸びをしていると
子供に出会いました

どうやらぼくが邪魔 ....
あなたは幸福ですか?
あたしは幸福です

あたしはいれたての珈琲の香りを楽しんでいます
ずっと昔に録音されたうつくしい音を楽しんでいます
江戸時代に記録されたルポルタージュを楽しんでいま ....
 期待していた約束は
 
 この新緑の季節風で

 あっさり破られた

 人は期待するから

 腹が立つ

 絶望する

 堰を切った奔流のように

 日差しは僕らに降り注 ....
 ちょっと寝不足
 コーヒーを飲みながら
 スズメの鳴き声
 子供たちの黄色い歓声
 隣のおじさんの洗車の水音を耳にする

 休日の朝
 今日は晴天だ
 光がこぼれてる
 
 ゆっ ....
じっとしていても
じりじり
お金は差引かれていくのです

今夜は
月明かりがないから
パソコンの画面がいちだんと
眼に刺さります

こんなに
慎ましく暮らすわたしのことを
少しで ....
わざわざ心に波を立てて詩を書くのはどうか
どうか

波は不思議な力で打ち寄せるもので
波がない時は、ない
海を見るものはもっとよく知っているだろう
ぼくの目の前には、海は現にない
ぼくの ....
「早く帰りたい」

ここは家だが
どこに帰りたいのか

わたしの帰りたい場所は
どこなんだ

水を一杯飲み干して
煙草を一本吹かしても
帰りたいところが思い出せない

ふとんに ....
 混沌とした世の中
 自然はしゃべらなくとも
 何かを語っている

 人の心にオニが宿る
 人の心に天使が宿る

 長く寒く暗いトンネルを抜けると
 しばしの楽園
 安らぎの季節
 ....
気持ちのいい場所で

気持ちのいい格好で

吹かれていたい

風に

ただ、風に
 

 昨晩の友人とその妻きたりて
 私と妻と4人で囲む団欒に
 花も喜び猫は寝たふり

 お日様が玄関口までやってきた
 ポカポカポカポカ
 うれしいな
 ワクワクするな

  ....
 ホー 
 ホー 
 ホー

 梟が森のみんなに子守り歌

 安らかな慰めの夜は
 生きることを勇気づける

 長く眠れない日が続き
 約束を破った後悔の響き
 それでも季節は煌 ....
ぼくは詩人

見えないものが見えるとき
それは美への認識

今日もまた

朝の散歩をしていると
風車に出会いました

無下に野原に落ちていたので
手ですくい上げて
風の吹く方向 ....
すぬかんながぐつ。 さんのおすすめリスト(649)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神様よ思いどおりにしてください- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-27
つれづれに思う詩の世界- 石川和広散文(批評 ...11*06-5-26
虚しさを知っている- 山崎 風 ...自由詩4*06-5-24
休日- 山崎 風 ...自由詩6*06-5-24
母想う- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-23
人は恐い- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-23
チカチカ- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-22
あけがた- 佐々宝砂自由詩206-5-21
伏見港公園- 山崎 風 ...自由詩6*06-5-21
残光- 山崎 風 ...自由詩7*06-5-20
シケモク- 佐々宝砂自由詩3*06-5-20
幸せ召集令状- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-20
親友- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-18
夜に戸惑う- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-18
空元気- 山崎 風 ...自由詩6*06-5-15
ぽえむ君−希望−- ぽえむ君自由詩5*06-5-15
ぽえむ君−幸福−- ぽえむ君自由詩7*06-5-14
こんな雨の夜に- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-13
ぽえむ君−草魂−- ぽえむ君自由詩7*06-5-9
幸福論- 佐々宝砂自由詩5*06-5-5
風に舞う約束- 山崎 風 ...自由詩2*06-5-4
光がこぼれてる- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-4
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潮目- 石川和広自由詩7*06-5-3
帰りたいところ- 蒼木りん未詩・独白106-5-1
猫は何故鳴くのか- 山崎 風 ...自由詩4*06-5-1
たなびく心- 佐野権太携帯写真+ ...14*06-5-1
まだ寝るのか- 山崎 風 ...自由詩5*06-4-30
ホー_ホー_ホー- 山崎 風 ...自由詩3*06-4-29
ぽえむ君−緑風−- ぽえむ君自由詩5*06-4-28

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