わたしの愛は

あの人の心をとらえることができるだろうか

ああこの我が儘で一方的な愛は

果たしてもう堕落しているのだろうか

ただただ胸の奥ではうろたえて身悶えている

小さな ....
ポロリと涙が一滴、
黄色いレモンの上、
滴る果汁は酸っぱくて、
まるで今のわたしの心のようだと、
微苦笑し、
酸っぱいレモンの果汁を一舐め、
やっぱり酸っぱさに目を細め、  ....
 こころを鎮めて
 水面を見つめる
 郊外の空気は澄んでいて
 水面には青空が映っている

 何も考えないなんて無理だ
 時計に支配された世界の住人
 この束縛から逃れたく思う

  ....
 やりきれない思い
 日常の曇った軋轢
 心細い心情

 僕は天使だ
 神様にでき愛されてる

 だからこそ
 試練は絶え間無く訪れる

 爆発しそうになる
 そして苦し ....
 寒さに震える夜

 行きづまった

 笑い声の聞こえる公園に

 心の洗濯をする季節が近づいている

 春よ 春よ

 厳しい季節は僕を試す

 新しい革のコートを買った ....
 目に入れろ

 目に入れろ

 金のかかるカメラなんていらない
 この瞬間の光景を
 
 目に入れろ

 そして自分の好みに色づけするんだ

 逃げちゃダメー

 これ ....
星明りを知らない。

月が今も足元や景色を照らしてくれるように、
星明りも言葉だけのものではなかったはずなのだが。


そんなに大昔ではない昔、町でもなければ雨や曇りの日、
ひとは足元も ....
  

息吸って
吐く合間に
みっつのお願いをして
それから
境内出るまで
振り向いちゃだめ
走っちゃだめ
立ち止まっちゃだめ
声出しちゃだめ
お願いごと思い出しちゃだめ
息吸 ....
 流れ星
 一つ見つけた
 
 限りなく思える
 苦しみの中で
 かすかな願いを
 祈ってみる

 生きていくことに
 時の流れが通り過ぎる

 煌びやかな夜の宴
 静かに通り ....
僕は汁だ
先代から受け継いだダシに
自らの厳選した経験を加え
己の舌を信じ
独特の旨味を抽出したつもりだ
まだ完成したとは思っていない

君は麺だ
やわらかい泡で
大切に茹であげられ ....
腕を

上げ下げする時モーター音が少しうるさいでしょう
ごめんなさい

今日はどんな一日でしたか?

駅でまたお腹が痛くなったんですか
大丈夫ですか

私ですか
私は駅のホームか ....
まだ雪が降るらしい

2月の空は
春の寝ぼけのような曇り空しか浮ばず
ふきのとうの天ぷらが
とれたてでないために
それはスーパーの惣菜だから
わたしの目を覚まさない
ぐずぐずしてる春が ....
喧嘩でへこんだ時
涙こぼれそうな時
何気なくそばに来て
寝そべっていてくれたね

柔らかい毛の下の
温かいぬくもりは
言葉超えて僕を
励ましてくれた

誕生したのは
僕が先だった ....
 人は生かされている
 ままならない人生も
 かずかずの教訓を教えてくれる
 
 いままで
 むだあがきをしてきたんだな
 自然に生きられたら
 それ以上の幸福はない

 あやつ ....
美しい木は
幾百年ものあいだ
その土地に立ち続けている

カナリアたちが
愛したその木は
誰もいったことがない場所
誰もがいったことがある場所に
根をおろしている

朝の光でくちば ....
いつまでも君を抱きしめキスをする 抱き崩れてもキスをしている 誰もいない部屋に帰るのは大して悲しいことではないが、
誰も帰ってきてくれない部屋に帰るというのは憂欝だ。

マンションのエントランスホールのドアに手を触れる。
誰にも気付かれない息がもれた。
 ....
あなたが楽しかったり、嬉しかったりする時は
そのことを知りたいって思う

あなたと一緒に、それができれば一番いいのだけど
いつもできるわけではないから、せめて知りたいと思う
その時のあなたの ....
君に何か言おうと笑ってみても
なにもできずに
僕ら、気づかっていても 
たがいの距離が量りきれない

遠く、目に見えぬ明日 
不安だらけで少し苦しい
この夜を飛び越えて君に
会いに行け ....
愛に正論はない。
ヒトは孤独を追われ愛を求める。
孤独のかたちがヒトそれぞれなら
愛のかたちもヒトそれぞれ。

JUN愛。。
そこに達したヒトにだけしか味わえない愛のかたち。
それは無償 ....
ぎゅっと
ケチャップのチューブをしぼって
出来たてのオムライスに
真っ赤なうずまきを描いた
かわりに涙が
ほほを伝わないように


悪いのはお前じゃない
と 言って
 ....
夏 センプウキから
はなれられなく は ならない けど

冬 ストウブから
はなれられなく は なる から

ストウブの勝ち かな
涙が出てきたんだ
じわっと目の下が
熱く溢れて

風の音を聞いていたのさ
明日は雪になりそうだから

寒くなると引っ越しするのが
当たり前だってママが言ってた
みんな ....
 なにもかも狂ってしまった

 まず 
 僕の頭が狂ってしまった

 そして
 犬が政治家になり
 たぬきうどんが跳ね回り
 タンスはものまねをはじめ
 財布の中にあったコンドームが ....
穴空けて

一つ、二つ、三つ
軟骨に
臍に
舌に
四つ、五つ、六つ
鼻に
耳たぶに
瞼に

全て空けたら終わり
使い過ぎた使い捨てのパンチングを捨て
穴には安ピン

 ....
今日は昼過ぎに起きて
そのままオシャレして
近所の中華料理屋に行ったら
いつもと違ってマーボー飯「大盛り」で頼んじゃったりして
待ってる間煙草をプカプカ
そしたら店中真っ白になって
丼にこ ....
産まれた空は青く

可愛い赤ん坊

浮遊していた

ピンクの風船

やわらかくて

ドロッとした幸せ

飲み込んだまま

朝は浅く飛び越える
自由の波が押し寄せる
白壁 ....
窓の向こう側。猫がなごう。
あなたに少し似ている。柔らかい音。

すり寄せる、凍える傷だらけの体。
甘えて。甘えて。やがて眠ってしまった。

ぬくもり、逃がさぬように、温めて。
温めて。 ....
シャガールに描いた

ピカソに描いた

ダリに描いた

エルンストに描いた

ルネ・マグリットに描いた

木星の夜の風景

思ったとおり

夢の中だった

カオスに描い ....
 
 夕焼けのさよなら
 これから独りの夜がやってくる
 孤独に耐える自信がない
 友人に救いを求める心境でもない

 壁の一点を見つめて
 今日3箱目のタバコに手をのばす

 口は ....
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