向学心がないのか
全く知ろうともしない人間が多い中で
わたし
幼少期は
図鑑を読み耽っていた
いろんなことを覚えた
この2年でも
いろんな人と出会ったし
いろんなことを学んだ
....
もういくつもの
ほどけた季節に熱を預けて
私はすっかり温くなってしまった
風を待つ鳥がベランダで
羽を休めるのを眺め
私は何も待ってなどいないことに気づく
世界を内を流れる温度 ....
炎
炎
炎上
燦
燦
燦爛
焦
焦
焦熱
焦
焦
焦土
屍
屍
屍骸
欄
欄
腐爛
焦
焦
焦土
ち
び
っ子
{引用= ....
先日、友人である日本人が、我らが祖国に帰ってしまった。
前夜に、みんなで夜通し喋っていた。
その時、何がキッカケかわからないが、Mack&Renny(でいいのかな?)を聞いたのだ。
....
風は降る
粒は降る
重なり 離れる
鳥の像と鳥の影
円のなかに降りしきる円
雨どいの羽
空へ帰り
曇と返り血
はばたきの跡
ひらめく道の
切っ先の音
....
壁に残る、弾丸の 痕
逮捕された野郎共 は今どこに居るのか
寝ても覚めても悪夢は続くが
それを見ている本人は どうでもいいらしい
心臓が怯えたように出す
そうそれはまるでアイドリングのよ ....
かむと つぶら ひめた
ほそい つきよ こえし
ないえ まじる せのひ
ふきと はなみ めくり
かなう さやほ つぐみ
つかぬ こゆび そえね
おおう くれぬ おもい
....
君に渡すマフラーは
先月のバレンタインデーに渡しそびれた
ものでした
「今日は雪だし
古いけど新しいよ
別に返さなくていいよ
寒いからからね」
何言ってんだ 私
「首に巻いてあ ....
黙ったまんまのこわいゆめ あおいそら
あ お い
手をつないだら歌を歌おう 「かーってうれしい − 。」
ただ一つ照らされるべき ....
あなたは去ってしまった
歌だけを残して行った
寂しくなった唇はぬくもりを失い
それでも唄うことだけは忘れなかった
あなたは去ってしまった
私は夢を見ている
眠らない瞳は幻しか見ない
....
私は、海辺の工業地帯の予感だけが漂う産業道路の歩道を歩いている。
静かだ。
何故なら、街は私の平和で穏やかな気分にちっともさせない。
かと言って、反対に人里離れ過ぎても、これはこ ....
その人は起き上がる
いまだ眠たげな目をこすりながら
一杯の朝のコーヒーを探し求める
たった一杯で
本当に目が醒めるのなら
世界は半日ごとに覚醒と睡眠を繰り返す
整理された場所になるだろう
....
たらちねの殻梯子からおりてくる
あの白いもののなまえを
ぼんやりと霞む視界だけれど
ああここにはことばがある
たくさんの羽虫が
いのちを喰いつぶして
ああでもつらくはない
....
日はまた昇る
を書いたのは
へミングウエイだが
確実にこれから
35億年
日は昇るのだろうか
地球の命は90億ぐらいだが
いま私たちはその ....
無限 渇望 裂けた風
知らない彼方の鉄の味
信仰 圧縮 求不得苦
熱なき砂漠の非現実
ー 何故 砂に 潤う ー
歯槽膿漏 ものもらい
爪ならとうに擦り切れた
目覚める街は ....
先日、ある男性とお話をしていた時のこと
耳を疑う言葉が聞こえた。
女のほうが儲かるよな。世の中何?平等平等って女のほうが得するようにできてるよな。
それを聞いて おそらく女なんだろう、女性器 ....
ミネストローネを食べたあとのタバコは
懐かしいお口
夜をピカピカ光る飛行機を
懐かしいお口のあたしで
とろとろと見やる
パッケージを開ける君の手は
初冬の肌寒さ ....
軽んでいく、
とてもすごいはやさで僕には
回転してる気がしていて
地球が、もしも
女の子だったらなあ
と思う
リリィ、
あたし痛いねん。
とか
言ってみろや
なんて
ほん ....
わたしがあるから
家族がある
わたしがあるから
友がある
わたしがあるから
恩師がある
わたしがあるから
それらはある
わたしがあるから
山がある
わた ....
大方忘れてしまった、夢みたいに儚い時間
そんな空気の層が降り積もって空は青く映るのです
毎日は透明な膜が抵抗感をつくる海のそこです
ときに日が陰り砂の底に埋もれてひとりぼっちになったり、
....
歩みたかった
まっすぐな道を
歩めなかった
まっすぐな道を
こんなにまっすぐ続いてるのに
いつか
いつか
このレールの上を歩める日が
来たらいいな
何かもう、めちゃくちゃに好き あんたのこと
でもさ、どうしてか、これは恋愛じゃないんだね
手を繋いだり、キスしたりしなくても全然構わない
むしろ話すらしなくてもいいって気がする
傍にすら、 ....
食べたい
これ
食べたい
これ
殺して
食べたい
これ
私だけのものにしたい
若く情熱があり頭の回転の早い人たちは、はやく自分が何者であるかを定義したがる
早く世界に出て自分の態度を説明しようとする
どれだけ自分が一人前であるのかを社会に認めてもらおうとしている
分かる、 ....
日々ひなた ぼっこりぼっこ 猫のもの
桜にピンク 鼻先も咲く
橙色が満ちる 日のあたりすぎる部屋
ふたりきりじゃ どうしたって辛すぎる
あがききれない程 浅い沼
銘柄の違う ふたつの煙草
互いのそれを吸った瞬間
あたしたち 落下した
....
阿賀猥氏のサイト
http://agay.gooside.com/
サイト内「猥詩」(フラッシュ置き場)
http://agay.gooside.com/poem/poem.html
特に ....
どのような社会に居たとしても、やはり人間関係というものは難しいものだが、特に男が苦手とする人間関係がある。
それは「彼女の友人」である。
彼女の友人の中にも幾つかパターンがあり、中に ....
風呂が好きと言っていたから
たくさん人が来る銭湯は
家族で行きたくなかった
こんな場所で
あなたに逢いたくないし
あなたも
ゆるんでるときにバッタリは嫌じゃないかな
わた ....
あたし
なんで
あたしに生まれてきたんだろ
そんなに
前に悪いことしたんかなぁ..
それとも
まだマシなんかな
あたし
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