空に墨を塗ったら
穴に住んでる鳥が鳴いた

「病気はどこにでもある
赤い熱は誰もが持ってる
だから苦しまなくていい」

やさしい言葉をかけたいけど
フェルト生地ばかり重ねて
尖った万 ....
三月は忙しい
頭がだんだんごちゃごちゃしてくる
寝てる間に
パソコンにするように
デフラグできたらいいのにな
フラグだらけになっちゃうかな
何かわからなくても何かいいことの
予約が出来た ....
ゴミ捨て場レシートのたば見つけては きみと同じ商品をかう こんなふうに
手足が生えそろって
二つの目と耳があり
呼吸も嚥下もでき
発語さえできる口があるのは
不思議なことだ
それが人間の
かたちとして当たり前に
認められているのも
不思議な ....
僕を殺して

君は明日になるだろう


白を浴びて

生まれ変わった気分





ただの記憶喪失さ






君には過去も

現在も未来も

枷にな ....
雨に濡れて 春告草が咲いている
曲がる枝に 柔軟な想い忍ばせて
静かな雨に 黙って濡れている

真紅の花は 冬の寒さも知っている
過ぎた雪の重さが 想いだと知っている

生まれた地より  ....
{引用=


愛なんてコンビニでも買えるって どれが愛だかわからんのやけど。


さみしくて漂流したくなったさかい、貯金おろしてロフトに行くわ。


星空をさんきゅっぱで買ってきて  ....
前職を辞めた理由はって面接で問われてもねえ
誰もが正直に答えられるのだろうか

いやらしい上司にセクハラされたからとか
お局様に村八分されましたとか
かくかくしかじかで辞めましたなんて言える ....
夕となり妻の帰りを待ちつつもともに歩みし伝道の日々を

家を出でまた家に入り語りたる神の言葉は心をめぐる

目覚めてはまた起き上がり聖書を持ちて幾たびも共に忍べり

妻と共あたらしき湯沸か ....
少年は、チョークを手に持っている
軽石かもしれない

壁に描くのはいつも、目。
みゃぁ、と鳴く、猫の、みゃぁ、と鳴かない部分。

少年は、いつも日が暮れる前に帰る

煉瓦の、壁には、破れかかったポスタ ....
わたしって
どこまで贅沢なのか
生きてゆく理由も、死んでゆく理由も
どちらも欲しがって
どちらも見失いそうだ

三角屋根の向こう側には、空
その向こう側に潜んでいるようなあたたかい嘘
 ....
永遠の愛とか
無限の可能性とか言われても 困ります
わたしたちは永遠には生きられないのだから
わたしにとって愛とは 残り少ない歯磨き粉のようなもの
早く買い換えようなんて思いません
最後の最 ....
何もかもが無意味に思え

何もかも信じれずにいる辛く切ない夜

考えないで感じて

確かな答えなんて見つからないでいい

曖昧なまま形を変え続けるその行方

少しずつ確かめていけば ....
なまぬるいお湯の中
しわくちゃになった書物を
指先を付け合せてすくいとる仕草で
かき集めます

誰かが告げた
さようなら
ひとすくいで用件を済ませば
ばらついた指先からこぼれだして
 ....
希望を持って
今を生きる
不安の傘はカバンの中
絶望の雨が降ったら
差したらいい
そして止んだら
また片付けて
両手に希望を持ったらいい
 
 
僕の中で爆発する
バクとハツ
バクは奇蹄目バク科バク属に含まれる哺乳類の総称である
ハツは架空の人物、性別は女、推定年齢七十歳前後
幼少の頃、本家から分家に養女に出される
分家の ....
あなたを狂わすあたしのカラダが

あの人のことも狂わしてるって知ってた?

2こ上の先輩も

行きつけ飲み屋の店員さんも

テレビの中のあの人も

あなたとブラザー

世界平和 ....
小さな気配の命が

無数に散らばる

大きな実存の生命が

今日を生かして生きる

明日はお前のものだ

日は昇る

月も昇る

星は広がる

空はお前 ....
自分の読んでるものが
自分の書いてるものが

たまらなく
たまらなく 卑小に見える

あたしって
なんて アタマ悪いんだろう

19から成長してないよ!

と思ったら
だれかが ....
波音に吐息は溶けて泡になり水の香りを身につけた肌 きのうの満月を空に探すのを忘れていた

期末が三月なので売上のサキヨミとその検証、P/Lのシミュレーションなどでこんな時間になっていた
クルマから出ると春の夜の匂いがした
涼やかな水っぽい匂い ....
春雨に濡れるこうもり傘を閉じ君をついばむしなやかな夜 笑顔を魅せる希望の空

咲き並ぶひまわりの群れ

感謝の気持ちを表して

季節伝える

愛しさが弱さになった夜

涙でにじんだ手を握りしめ

鏡に映った自分に求める答え

 ....
現実世界にこそ悪夢がある
わたしたちは同列を見比べれば
無秩序な鉄槌を下しているのだ

(ジョゼフ・メリックの泣き声を耳にしたか?)

コンマ数秒という早さで鉄の雨が降りだす

今日は ....
よく見える? そんなわけない 見えないよ 重なりすぎて 見えるわけない たとえば小学生のころ

家族遠足でともだちの妹に

オウム小屋の金網に指をいれて見せたのは

ぼくだった

それをまねた彼女は指を失った

たとえば三年まえ

離婚も考えていな ....
延長コードをひっぱってきた
先はどこにあるのか知らない
足りない気がしたから充電したいんだ

長く繋がっていることで
安心できたけど
先はどこにあるんだろうと不安になった

見えないこ ....
墨いろの街道

放たれた欲望は

雨上がりの夜にさえ

涙ながして飛んでゆく

飛んでゆく


好きだけじゃ

足りないみたいだ

このせつなさを

春の切実と名づけ ....
よび戻せ バケツかぶせた 雪だるま 凸凹埋めず 離れた二人 空をあつめて
泣いてみたいとおもいます

たったひとりで
その
重みに
耐えかねて
幸と不幸の中間あたりを
泣いてみたいと
おもいます


海は
寡黙です

わた ....
豊嶋祐匠さんのおすすめリスト(736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鳥の声- やや自由詩2*10-3-10
馬鹿のデフレとデフラグとフラグ- 海里自由詩1*10-3-10
きみを追う- 朱印短歌510-3-9
人間のかたち- 岡部淳太 ...自由詩710-3-9
cosmos- 蝶澤自由詩110-3-9
春告草- 朧月自由詩410-3-9
いらんもんしかあふれとらん。- あぐり短歌16*10-3-8
理由(わけ)ありなひと- 恋月 ぴ ...自由詩24*10-3-8
妻と一緒に- 生田 稔短歌3*10-3-8
猫の目- クローバ ...自由詩3*10-3-7
いつもいつも- かんな自由詩5*10-3-7
愛を絞り出せ- 新守山ダ ...自由詩210-3-7
- ☆くるみ ...自由詩310-3-7
無言の口論- りこ自由詩4*10-3-6
- 美琴自由詩210-3-6
爆発- たもつ自由詩810-3-5
カラダ。- ゆきちゃ ...自由詩410-3-5
当たり前のこと- 蒲生万寿自由詩3*10-3-5
成長したい- 森の猫自由詩6*10-3-5
人魚- ことり ...短歌610-3-4
三月の夜- 吉岡ペペ ...自由詩510-3-3
春雨- ことり ...短歌810-3-2
ひまわり- ☆くるみ ...自由詩210-3-2
私に住まうエレファント- 窓枠自由詩6*10-3-2
スライド式本棚- 朱印短歌210-2-28
TSUNAMI- 吉岡ペペ ...自由詩610-2-28
延長コード- 朧月自由詩310-2-28
春の切実- 吉岡ペペ ...自由詩1910-2-27
カーテンコール- 朱印短歌310-2-26
空をあつめて- 千波 一 ...自由詩11*10-2-25

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