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今の私を誉めないで、未来の私がどうなっているのかも、分からないのに。今の私を誉めないで。今の私を貶さないでください。未来の私がどうなっているのかも、分からないのに。初対面に近い人から、何か言われるたび .... 観覧車
メリーゴーランド
どっちもまわってるのに
どっちもとまれば困ってしまうけど

天災と人災の区別なんか
わからないから
おんなじタオルで包んで
大丈夫だよって
タオルがなくなら ....
橙色の着物に黒い帯をしたあねさま人形が二つ
コンクリートの壁の前で銃殺された
こどもたちの口の空砲
おとなたちの目の録画機能
遠い国の炸裂音が夜の耳をルミネーションで飾る
ジャスミンティーの ....
智慧と慈悲をもってすれば
すべての関係を良化できる
誰をも壊すことはない

智慧と慈悲とで対すれば
あらゆる苦しみを取り去れる
そしてその後に残るのは
人々の穏やかな
幸せな生

 ....



猿を動かすベンチを動かす舌を動かす指を動かす庭を動かす顔を動かす部屋を動かす地図を動かす幸福を動かす音楽を動かす間違いを動かす虚無を動かす数式を動かす偶然を動かす歌を動かす海岸を動かす意 ....
心を
傷つけられても
これは心の問題だ
心があるから苦しくなる
でもね
心が無ければ死んだようだ
いいえ
私には魂という命がある
この魂の ひみつには
誰もさわることはできない
こ ....
すべては理解可能だ
カオス(渾沌)さえもすでに解かれている
精神の力は縦横に走り
火と水がすべてを料理する

するとこの世はどうなるか?
完全な支配下に置かれ
共に存在し
苦の一切が消 ....
大事にしたかったんだよ。壊したのは私でしたか?陰で何時間もしつこく言う事があなたたちの正しさでした。大事にしたかったんだ。距離感をまもっているつもりで居た。わたしは壊れてしまっても思ってるよ。元気にし .... 寂れた窓は動かないふりをし
ひたすら外に目を向けていた
季節の香は失われ
残酷なほどに生をむさぼり続けた
虫はいない
寂れた窓にとって
そういう喧噪ははなはだ懐かしく
色合いの違う風に吹 ....
世界にある苦しみは
世界中の人の力で取り除くしかない
争う
奪う
傷つける
殺す
目的も手段も間違っている

だからみんな聞けるはず
正しさの意味と声を
何気なく人々と触れ合う中で ....
○「潮騒の町」
┅┅ ┅┅ ┅┅ 
私は潮騒の町を
ゆっくり
どこまでも
歩いて行きたい
┅┅ ┅┅ ┅┅
繰り返すさざ波を聞きながら
ゆっくり
どこまでも
歩いて行きたい
┅ ....
一つ、私という肉身の無常
貫く力動の凄まじさ 、

意識の内なる光響、倍音重ね重ね
ぐわぁんぐわぁんぐわぁんぐわぁん

木霊しつつ光輝白銀の 爪痕残し遠去かる
喜びが
楽しいのは
自分のこころがあるからさ

何も心配しないで
無理をしないで
物事の成り行きに任せて

慈悲のこころを持ってすれば
すべての物事がうまくゆきます

あなたの智 ....
タップしたら入れる世界で
羽根を伸ばしても
影に溶けている現実が
どこまでも追いかけてくる
放っておいても
いつかは向き合わなければならない
笑ってしまうほどの深刻さが
滑稽だな
 ....
彼女の好奇心と
私の虚しさを埋める
壮大な作り話

姫君の瞬き
傅く水晶の城
裏切りと慟哭
見知らぬ仲間は
命分けあう行く末

白いシーツの部屋は
異国の砂漠に変わり
闘い倒れ ....
六十八匹の鈴虫を埋めた墓を
母の庭帚が一掃した
落ち葉をしだくような
笑い声に見合う顔を思い出せずにいる
まだ蝶結びができなかった


大雪を抱えた空の下
厚いコートにナイーブな獣を隠 ....
冬、まだ生き続けている。とても大きなオオクロバエ。窓ガラスに張り付いたまま。もはやほとんど動かない。指さきを近づけてみてももはや俊敏に飛び立つこともしない。それはまるで、もう十分に生きてきたから、みた .... 硬派、なんて四角い発泡スチロールの断片のようなものだ。恋心、という風神にいとも容易く巻き上げられて、何度も同じような軌道をぐるぐると巡らされるのだから・・・。 きらびやかな文章は
あでやかに飾った着物のよう
人を惹きつけて
魅惑する
その長い時間みても
飽きの来ないこと!

わたしは文章を読む
嬉しい
わたしは読める
文章の華は着物のよう ....
体験すること
声の奥にある響き
声と響きの幽玄
ああ雲が
流れていく

いつも泣いてた
わたしも人も
悲しみや嬉しみ
山川の時の響き

ああいつでもいいから
私に声をかけて
 ....
唐揚げ
給食の時間に落とした
楽しみにしていたのに
落としてしまって
それから
見つからない
唐揚げが
見つからない
たぶん
記憶と記憶の隙間に
落としてしまった
先生も ....
僕があの日あんな失敗をしてなければ、むしろ生まれてなかったものがある。
ああ、君の念願の願いは、僕の失敗だったんだね。
僕が勝手に良しとする道になんの憂愁があるのだろうか。
その問いは、あまりに ....
まだ1ヶ月以上あるというのに
この時期になると
街のいたるところに
イルミネーションが灯りはじめる

一個人の家庭から
木々のこずえ
待ち合わせの広場

イルミネーションの灯では
 ....
薄暗さ覆う海辺、うねり寄せる波間の渦に 
子供たち二人、あっちとこっち何か大っきな貝を掴もうと盛んに手足を動かして動かして

自分たちに肉体があることの自由自在を喜び、歓喜の木霊のやがて波間の渦 ....
冬は 
つま先からやってくる

朝の換気のあと
畳を踏みしめると

つま先に
じわっと
寒さが滲む

つっかけを履いて
ゴミ出しに出れば

つま先に
冬を感じる

お布 ....
ことばが灰になる
皮膚を焼くのと同じ匂いで、
私の祝詞は、
毎月、かすかな煙をあげて消失する

――わたしたちは
プーチン大統領に起因する不条理に反対する、
 と
白紙の地図を焦がしな ....
それって、雨のつもり?
あきない人ね、あなたって。
忘れたの?あなたがしたこと。
あなたが、わたしたちに約束したこと。
もう、二度と滅ぼさないって約束。
また、はじめるつもりね。
すべての ....
色を落とした、黄色、褐色の、紅色の
手紙の断片たちが、道の片隅や、真ん中に
からっ風で湿度をなくして
散らばっている
それを潰して
計算できない枚数に砕ける
どうしてうれしい
かなしくな ....
夢はたくさん叶いました
思いのこすことは特に無いのです。
終わる日を楽しみにしている
けれど
生きるための目的を新たに
持ったほうが すてき
その目的を今から探そう
るんたったるらるらる ....
朝ぼらけ
白々とした空は
憂鬱の風を払い
穏やかである
永遠から見たら今は一瞬?
今から見たら永遠は何?
分からないから分かろうとする
分かったときには分かる
分かったものは分からなく ....
月乃 猫さんの自由詩おすすめリスト(587)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
毒種- 武下愛自由詩5*25-11-29
チビ- wc自由詩11*25-11-29
開封- ただのみ ...自由詩6*25-11-29
智慧と慈悲- 杉原詠二 ...自由詩2*25-11-27
受粉。- 田中宏輔 ...自由詩1325-11-27
心と傷_※(音楽付き)- こしごえ自由詩11*25-11-27
理解的浄土- 杉原詠二 ...自由詩3*25-11-26
るいせき- 武下愛自由詩6*25-11-25
寂れた窓- 山人自由詩11*25-11-25
こころの命ずる魔法- 杉原詠二 ...自由詩1+*25-11-24
独り言11.24b- zenyama太 ...自由詩5*25-11-24
五行歌、無の_むむむ- ひだかた ...自由詩5*25-11-23
喜びの愛- 杉原詠二 ...自由詩3*25-11-23
いまここ- 自由詩9*25-11-23
光の王国- 花野誉自由詩9*25-11-23
吐息×2- ただのみ ...自由詩10*25-11-23
天寿- 本田憲嵩自由詩1025-11-23
つむじ風- 本田憲嵩自由詩725-11-23
文章の華- 杉原詠二 ...自由詩4*25-11-22
体験- 杉原詠二 ...自由詩3*25-11-22
唐揚げ- たもつ自由詩725-11-22
失敗のはずの成功- 弥生 陽自由詩525-11-22
電飾の蛍- りつ自由詩5*25-11-21
海辺の子供たち- ひだかた ...自由詩725-11-21
つま先の冬- 花野誉自由詩14*25-11-20
わたしたちの世界- atsuchan69自由詩20*25-11-20
話の途中で、タバコがなくなった。- 田中宏輔 ...自由詩1225-11-20
おちば- 唐草フウ自由詩15*25-11-19
花は散って実り_※(音楽付き)- こしごえ自由詩9*25-11-19
永遠の幸せがいつまでも- 杉原詠二 ...自由詩3*25-11-19

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