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晴れた日に傘を貸し
雨の日に傘を奪う
どうやら
それが流行りみたいだ
他人だもんね
困ろうが狼狽えようが
観客席からは滑稽に見えるのだろう
土砂降りになって
みんな借り ....
悲しみは
どこへ行くのだろう
月明かりに照らされた部屋に
アン・ルイスのバラードが静かに流れている
ずっと夜と共に呼吸してきた
あなたの肢体を抱き締めながら
愛の悲しさに目蓋を伏せる
....
なぜ
私が “はな” だと思うの?
美しく咲きたがっているように
見えるの?
いいえ、
私はアマゾネス。
愛するひとと
共に生きられなかった代わりに
そのひとを護る盾となり
....
目覚めると
なぜか
パンティ一枚で
寝床でもないところで
気を失ったように眠ってた
服を着て寝床で眠ったのは覚えている
私は夢遊病患者ではない
服の行方を辿ってみた
玄関を入り ....
ひとつ、
どうしても叶えたい夢がある
大相撲に行って、
幕下の取り組みから、
幕の内弁当とワンカップ片手に、
ほろ酔いで、ヤンヤヤンヤ、拍手喝采したいのだ。
席は砂かぶりではなく、 ....
やたら
「愛、愛、愛」
と、布教活動しているが、
そもそも、それは「恋」だし。
あなたが欲しい
これは恋だし。
私が幸せにする
これはエゴだし。
愛は求めない
愛はただ、 ....
ポチがどこの犬かは分からない
ポチは大型犬だ
シェパードとシベリアンハスキーと
あ、ゴールデンレトリバーも入っているかな
とにかく立派な大型犬だ
ポチは人懐っこい犬で
私を見ると
....
さびしいかなしい
苦しい
もう二度と逢えない
あいたいあいたい
絶望ぜつぼう絶望ぜつぼう絶望
希望はどこ?
ふあんふあんふあんふあん不安
こんな想い知らなかった
大丈夫大丈夫大丈夫
....
絶望し尽くしたその先
あらゆる虚しさが吹き荒れる突風の果て
自らのいのちすら
捨て去ろうと試みた乾いた諦めのなか
ぱっくりと開いた傷口もそのままに
静かに君が座っていた
こんなにも永い ....
時の海へ漕ぎだして
ふたりで過去を掬おうか
それはとても冥いのに
きんの粒子は煌めいて
さらさらさらと溢れては
懐かしい木霊を連れてくる
刻の海へ繰り出して
あなたと未来を掴もうか
....
6歳だった
80cmの溝を飛び越えられずに
何度も何度も砕けたのは
歯が欠ける衝撃があった
頭蓋骨をぶつける痛さがあった
心底、怖かった
泣きながら家に帰ると
泣くな!と父が怒った
ど ....
真夏のさなか
もう風は
一足先の
秋の空気を
連れて来ている
赤トンボが
悠々と飛び
稲穂は実りに
お辞儀して
浅い夜に
涼やかな虫の
声を聴く
鈴虫の独唱
リイィィ ....
なにかを探して
なにかに追われて
胸のざわざわが何なのか分からなくて
ほんとうは知りたくなくて
ぼんやりと海がみたくなった
胸が痛くて
それがなぜか知りたくなくって
とおい夕焼けをみてい ....
犬がくしゃみした
猫がくしゃみした
くしゃみで起きたぼくも
つられてくしゃみした
どこかの宇宙の星がひとつ
ふっとんで消えた
どこかの宇宙の花がひとつ
ポンと開いた
甘い香りが
ゆめの中で薫った
逢瀬は短く激しく
ただ
お互いを貪り
崖の上からダイブするような眩暈に
果てたわたしたちは
自然に微睡んだ
わたしは白い花に囲まれていた
甘い香 ....
結局のところ
比べるのは
いつも自分だ
昨日の自分より
今日の自分が好きとは
到底言いがたい日々
後ろ向きに歩くのも
また良し
やっと
やっと
夢のたまごが見つかった
やりたいこと
もしかしたら
自分を活かせるかもしれないこと
ずっと傍らに
ヒントは転がっていたのに
決して気がつかなかったこと
まだま ....
私のこころには
ちっぽけな美しさがある
ささやかな優しさがある
愛された記憶がある
愛した記憶がある
ただただ
愛するひとの幸せだけを祈った純粋がある
醜さに満ちたこころにも
....
それが自分の破滅を招くとしても
もう決して
自分が自分に恥じること
卑しい行いはしない
私は自分自身の弱さに打ち勝ち
正しい行いをする
人間が
あれほど残酷で
おぞましくなれるのなら
私は鬼で蛇なのが良い
虐め抜く時の
あの生き生きとした声
明らかに虐めることを
楽しんでいる
それが人だと言うのなら
私は望ん ....
夏空が青く呼びかけるから
今日はノースリーブのワンピースを着よう
名前もしらない花々に挨拶し
サンダルで出かけよう
冷えたいろはすの桃を片手に
結露するほどの冷涼さで
火照る頬を潤しながら ....
月乃 猫さんのりつさんおすすめリスト
(21)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
土砂降り
-
りつ
自由詩
7*
25-9-14
夜明けを探して
-
りつ
自由詩
6*
25-8-28
あさがお
-
りつ
自由詩
4*
25-8-24
夢の中で。
-
りつ
自由詩
4*
25-8-23
私を大相撲に連れてって(くれなくっても構わない)。
-
りつ
自由詩
5*
25-8-19
愛と恋の履き違え
-
りつ
自由詩
4*
25-8-18
ポチ
-
りつ
自由詩
7*
25-8-18
聲
-
りつ
自由詩
4*
25-8-15
Mother_
-
りつ
自由詩
3*
25-8-6
X(Twitter)、の詩
-
りつ
自由詩
7*
25-8-6
原点
-
りつ
自由詩
5+*
25-7-31
涼しい秋の夢
-
りつ
自由詩
4*
25-7-30
蹲る
-
りつ
自由詩
5*
25-7-26
くしゃみ
-
りつ
自由詩
2*
25-7-9
口無し
-
りつ
自由詩
5
25-7-6
自分VS自分
-
りつ
自由詩
3*
25-6-30
夢
-
りつ
自由詩
5*
25-6-28
こころ
-
りつ
自由詩
10*
25-6-27
Pride
-
りつ
自由詩
4+*
25-6-23
鬼で蛇
-
りつ
自由詩
4*
25-6-22
歩く
-
りつ
自由詩
6*
25-6-17
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