すべてのおすすめ
今日のような
グレー色した雨の朝は
ふらふらふらとどこまでも歩けそうで
均等に立つ彼岸花たちが こっちはあぶないよと見つめてる

やさしい気持ちが見える表なら
裏にあるのは かなし ....
わたしが森でじとじとになっていたとき
ショコラウサギのおかあさんが
やさしくガーゼで顔をふいてくれた
ホームのベンチにひとり座って
走り去る夜汽車を見送っているだけでは
ありえない出来事だっ ....
いつもの会釈にお決まりの挨拶
それにあとひとこと
胸につかえたしゃぼん玉を ひとつ
ことばに込めて放ちたい

世間話にも地雷はあるかなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなく
毒にも薬にもな ....
会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい

その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
 ....
勝手のうえに
勝手をこぼしてたら
「それをじぶんに言われてたら
どう思う」という矢印が向いて
ハッと
黙ってしまった

おむつなどを買いに走り
熱り疲れた頭で
排尿日誌がいるか、とか ....
知らないところでさり気なく
「うちの妻が」と言ってもらいたい

時代に逆行しても
「思い出に残る熱い先生でした」と卒業式の寄せ書き

オルガンをうまく弾けなくても
「あの子守歌、背中がこ ....
月乃 猫さんの唐草フウさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しぐれ未満- 唐草フウ自由詩12*25-10-11
そっと_だいじに_二篇- 唐草フウ自由詩11*25-9-3
胸のしゃぼん玉(改稿)- 唐草フウ自由詩8+*25-8-29
胸のしゃぼん玉(初稿)- 唐草フウ自由詩17*25-8-27
布団- 唐草フウ自由詩18*25-8-3
目ざめる前に- 唐草フウ自由詩17*25-7-23

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する