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妹とふたり
霧雨のシンフォニーホール

舞台の上はふたり
セピア色の照明に浮かび上がる

息を吸うたび
音が全身に満たされる

長く透き通る高音の波が
眉間を通過し
思わず目 ....
新米を炊いた
土鍋で炊いた

二人暮らしなので
小さな二合炊き

二十分蒸らして
蓋を開ければ
しあわせの香り溢るる

神棚に供えて
日々の糧に感謝

「こんな美味しい米 ....
盆前の最終勤務日の今朝、ぎっくり腰になった。
時折、酷い腰痛に悩まされるが、ここまで酷く、まともに起き上がれないのは久しぶり。結局、仕事は休ませてもらった。

腰がここまで悪くなったのは、あの仕 ....
今夜は妹とオフ会

二人が愛する小説の

大人になって

妹がいちばんの親友になろうとは

両親に溺愛され

嫉妬するより前に

その可憐で愛らしい姿に

私も彼女を愛 ....
あの日

まだ遊園地があった頃

待ち合わせて出掛ける夕まずめ

武庫川に架かる橋には溢れる人

背の高いその人が

欄干横の塀に私を乗っけてくれた

スカートが風にめくれ ....
本が来る

熱烈な片想いが成就するかのようで

子宮がゾワゾワする

浅い昨夜の眠り

今日あたり

恋しい本が来る

半眼で想う

(行ったことのない)スコットランドの風 ....
職場での問題やら

他色々と

出口が見つからず

地団駄を踏む心持ち

状況がすぐ見えず厄介である

自分を少し見失っているよう

これはいかぬと思い

久方ぶりにお茶を ....
月乃 猫さんの花野誉さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
響き- 花野誉自由詩13*25-9-6
光るごはん- 花野誉自由詩17*25-9-1
布団の上で追想- 花野誉散文(批評 ...13*25-8-13
私の妹- 花野誉自由詩14*25-8-10
花火を見たのか- 花野誉自由詩14*25-7-23
ハイランダーはまだ来ぬ- 花野誉自由詩13*25-7-16
茶を点てる- 花野誉自由詩14*25-6-26

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