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巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界 

廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する

萎びつつ在る物抉り出し

もう用済みだと 、
 ....
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう

好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい

どうして空が青いの ....
裸の枝に実る柿

菊西 夕座


季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
とても静かな夜だから
閉じ込めた想いを少しだけ開いて
小さな声で歌おう
伸びやかに広がっていくアルトは
小鳥が囀ずるようなソプラノではない
ヴィオラの音色に合わせて

傷を負った白鳥は
 ....
崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ....
左手首に残る掻き傷の赤く腫れたる筋
三角の爪の痕が
薄らと桜桃のように熟れて浮かび上がる
外気に触れるたび僅かな痒みと痛みが
己が存在を知らしめる
楽しめ♪

その時その時
いのちを楽しみたい。
いつかいずれどの道絶対
終わることが出来るのだから
生きられるだけ
とことん生きてやるぞ

いのちはいのちのために言う
そうだ  ....
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り

涙が乾いていく
不思議

仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ....
右、心房に届く
夜明けの海を
寄せては返す
ブランコたち
知らない
光の
所在なんて

笑う唇の端に
救急車のサイレン
初めてキャベツを
買った日の静けさ
何も無い
 ....
イライラくんと怒りんぼくんはいつも一緒なので 
誰からも仲がいいと思われていた 
けれども本当は 
イライラくんは怒りんぼくんがあまり好きじゃなかった 
すぐに怒鳴るしモノにあたっては壊したり ....
 宮目に少なくとも毒はないらしい色とのあどばいす
私の顔立ちを思ってのこと

とにかくお前は黙っていろとのアドバイスは

男友達からしばしばもらっていた

ちゃんと頷く。  そしてみんな ....
言霊って
あるよね
言葉の
いのちは
こころ次第





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、自作の ....
 ソニアは悲鳴をやめ、しわくちゃになったシーツを引っぱり上げて台なしになった魅力を隠すと、みっともなくのどを鳴らして悲劇的な表現に熱中しはじめた。ぼくはものめずらしい気持で彼女を仔細に眺めたが、それは .... 夕立
つるべはしぐれ
指先

防風、防水、防寒手袋
きみが忘れた公園も
ひぐれも時間も半袖も

スニーカーだけ走り出して
追いつけなくなる

撤去された
ジャングルジムと砂場
 ....
あなたの手のやわらかさを
表現することばが見当たらない
まるで世界が瞬きをしているみたいだ
シナプスのきらめきが脳内をかすめて

墜落する飛行機のニュースを見ながら

この夜が終わらなけれ ....
金木犀がたった数日でいなくなった公園で
わたしたちはどんぐり拾いをした
ここにも
そこにも
あっちにも
おいで、おいでと
どんぐりがわたしたちを呼ぶから
キミのズボンのポケットはすぐにい ....
きみが笑うと
砂糖工場が爆発する
蝶蝶は交尾をはじめて
ポットからコーヒーが溢れだす
体の一番外がわのところで
気持が逆流する
きみが笑うと
わたしは爆発する
うすっぺらい昼間がめくれ ....
最初から知ってた

きっと私のどこかが感づいてた

あなたが私のことを好きでないこと

好きになろうとしてくれたのかもしれないけれど

あなたは一人で夢を見てた

私の笑顔が素 ....
その夜
母が自殺したという報せを聞いて
私は高速を飛ばしていた

なんとなくいつか死ぬだろうとは思っていた

包丁を手に「(死んで)」と言う母
誰よりも優しい声で
もうあの家に帰りたく ....
そこを避けて着水しなくては/


かなって夕日の沈む頃に合わせるかのように操縦士だけの小型機が墜ちた/燃料は使い切るだけを飛行したはずなのに静かに知られずに海でもえて・/夜空への祈りのように最後 ....
もぐもぐ、もぐもぐ、はたして
そんな音が聞こえるのかどうかは
世間的に問題にならない
たぶん、ごはんを食べるとかそういったイメージ

さして食欲もない昼の食事は
きっともぐもぐとい ....
廊下を渡る足音には
特段目的地がないから
店長は突き当りのエレベーターを
使い捨てに決めた
わたしの相談事にも
丁寧に対応していただき
お昼に買った二個入りの一つを食べずに
後用 ....
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ....
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ

只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて

始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ....
現実は
私を疲れさせる
作り笑いを引っ込めて
素に戻る
良く喋るひとは嫌いだ
一緒にいるなら
沈黙が心地好いひとがいい

気がつけば
夢想して微笑んでる私は
此処に存在してない
 ....
{ルビ静寂=しじま}の雨にうつむいて
秋の草葉は色もほのかに

時遠く
こころは近く
忍ぶ素足のよう
匂いは
声よりそばに立ち

箪笥の抽斗を引いた時
古い香水瓶
   ではなく ....
マウントの連続
嫌気がさして耳を塞ぎたい
いつの間にか噛み締めてる歯
パキっと音がして竹のように割れた
まだマウントは続いてる
崩壊する口内

澄んだ鳥の鳴き声を聞かせて
この耳を覆っ ....
行方不明になりたい
雪が降るだけで
明るい白になった
もしいつか会うならば
そこは淡い抽象画のような場所
つつましく響き合う
やわらかな薔薇色を 薄明や薄暮の青灰色を
ほのかな真珠色を しっとりと佇む秘色を
感触しながら
静かな体温を寄り添わ ....
低気圧の接近、
する唇から
漏れる苦い言葉
水へと沈み
二度と浮上しない深海の
珍しい魚になる
従兄は輪転機を回し
僕らの指紋を
大量印刷している
これでも昔はお医者さんだっ ....
月乃 猫さんの自由詩おすすめリスト(473)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
点火- ひだかた ...自由詩725-10-25
いつか君と- 自由詩8*25-10-25
裸の枝に実る柿- 菊西 夕 ...自由詩1225-10-25
夜想曲- りつ自由詩5*25-10-24
ディープ・キス- ひだかた ...自由詩625-10-24
桜桃- 栗栖真理 ...自由詩6*25-10-24
いのちを楽しみたい_※(曲付き)- こしごえ自由詩8+*25-10-24
揺れる季節- 自由詩725-10-24
所在- たもつ自由詩1125-10-24
類友なんて呼ばないで(悩み多き感情たちの詩_その3)- 涙(ルイ ...自由詩225-10-24
またたく聖域___蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩725-10-23
※五行歌「言霊って_あるよね」- こしごえ自由詩7*25-10-23
全行引用による自伝詩。_06- 田中宏輔 ...自由詩925-10-23
わすれ物- wc自由詩12*25-10-23
可惜夜- 青の群れ自由詩725-10-22
どんぐりを置く- そらの珊 ...自由詩12*25-10-21
きみが笑うと- はるな自由詩525-10-21
最初から知ってた- 花野誉自由詩10*25-10-20
首都高- guest自由詩325-10-19
名乗らぬ海の心音を、聴く__蒼風薫- 梅昆布茶 ...自由詩525-10-19
食べる、もぐもぐと、食べる- 山人自由詩7*25-10-19
助走- たもつ自由詩625-10-19
水精Ⅲ- 本田憲嵩自由詩15*25-10-19
夜陰、抉り来る重みに充たされ- ひだかた ...自由詩8*25-10-18
夢想- りつ自由詩9*25-10-18
においかえる- ただのみ ...自由詩6*25-10-18
悔しさ- 自由詩7*25-10-18
方角- 水宮うみ自由詩325-10-18
- 塔野夏子自由詩12*25-10-17
低気圧- たもつ自由詩525-10-17

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