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夜更けて流るる秋の歌沁むる

果樹も木もなべて古りたる秋の庭

間を置いて鈴虫のこゑ草の中

数減りて二人の対面十月会
秋の街老アーティスト話しけり 偽史として秋にきえゆく詩歌たち 白風や水垢落とす台所


秋風よ猫ならば目を細めるよ
部屋にひとり真夏越しの麦茶淹る 鉄塔を登る猫あり  冬あかね

午前2時ポチはお庭で冬の月

ポチ遊ぶ冬の銀河の辺りかな

凩や白熱灯の昭和かな

新幹線小春を乗せて北陸へ

真夜中のサンタの仕事母子家庭

 ....
寝て起きて新米じゃない飯炊いて 瘋太郎鳥飛ぶのかと秋の朝 蜻蛉らよ脳の嵐はしらぬふう 縁側のポチの隣で心太

ポチがいるミーコが笑う走馬灯

風流が勝てない暑さポチの夢

百日紅明日は資源ゴミ戦争

羊草無人のブランコ揺れる午後

南瓜には戻れなかったパピエ・コレ
 ....
{引用=糞ありて 四季もまたあり}

菜の花に{ルビ撓垂=しなだ}れ掛る犬の糞



糞踏みて叫ぶ声あり花の陰



この窓へ糞かけたるか{ルビ巣立鳥=すだちどり}



 ....
曼珠沙華空地話もできぬ馬鹿


ささやかな仕事も退めて秋風癲
秋の夕ふと寂しき本屋帰り


文明にただよい箸を袋入る
 




秋の葉に月のしたたる竹しずか
ともだちは絵本の中にすみれ草 幸せが痛いモールで本を買う


悪癖は知るそぶり吹く秋の風
日々の一

 絨毯に鍬形虫の脚ひとつ

 待ち人や蝿打ひとつ納屋の底

 冷房をかき分けて寝る三歳児

 子午線をくぐれ蚊遣火黙々と

 汗拭きてすわ首筋の揚羽蝶


水の二 ....
猛る蝉このあと夏の虚ろ哉 違う星では無かろうか、この灼熱の星

一時のカードゲームにしてはあまりに長い

お掃除ロボにびくびくしながら買物す
送り火を灯す背中に旅ガラス 線香の匂い路満ちて盆の夕 蟻の行進またゐで歩く炎天

木に成りながら腐る実の形相

空中でキャッチ出来たかバッタを雀

今日も今日とてアラートな一日始まる
地球が剥き出しの本能を見せてくるから人間も剥き出しの本能になる

おかあさん生きているから暑いです

根っこの無い言葉信じて砂漠広がる
りつさんの俳句おすすめリスト(23)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋たけなわ- けいこ俳句6*25-10-19
秋の街- 喫茶大島俳句2*25-10-19
秋にきえゆく- 喫茶大島俳句2*25-10-18
秋風- 喫茶大島俳句325-10-10
麦茶- 喫茶大島俳句225-10-9
かおるの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...俳句225-10-9
新米- 喫茶大島俳句2*25-10-8
秋の朝- 喫茶大島俳句2*25-10-7
蜻蛉- 喫茶大島俳句225-10-5
カオルの音- 梅昆布茶 ...俳句325-10-5
(糞俳句)- 俳句2*25-10-3
- 喫茶大島俳句225-10-3
- 喫茶大島俳句125-10-1
秋葉竹- 秋葉竹俳句325-9-29
すみれ日記2022._____6・2____________ ...- 梅昆布茶 ...俳句425-9-26
日々- 喫茶大島俳句2*25-9-25
郊外の熱射- 飯沼ふる ...俳句2*25-9-9
- 降墨睨白 ...俳句3*25-8-23
ダイヤ- 紅茶猫俳句3*25-8-22
- 真礼美俳句125-8-18
線香の- 真礼美俳句225-8-14
夏の日- 紅茶猫俳句5*25-7-29
蒲公英の綿毛交差点をゆく- 紅茶猫俳句3*25-7-24

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