ハロ~!
と声をかけられたらアホ~と言い返してやれ

          勲章を差し上げます。 要るか、ボケ! 
と言い顔を向けてやれ

                  きみた ....
いっときの
感情に
とらわれたくはない
気持の影を
葬送しよう



時は
過ぎる
何がどうあろうと
全てが静止するまで
今は在る



何が災いするか
分からな ....
家中の窓を開け風を迎え入れる

花を揺らし若葉とたわむれ
いまはカーテンを帆のように膨らまし……

 ──いっしょにいかないか

 ──いきたいけどね

一羽の蝶が岩場の花にとまり
 ....
チューブから絞り出されるのは 炎

いくつもの炎がのったパレットから
その人は筆に炎をとり 絵を描く
パレットはいくつもの炎をのせながら
焦げることもない
筆もまた
炎をのせられたキャン ....
生まれてしまった悲しみは
届かぬ虹の黄金郷
車を飛ばして追いかけて
触れることさえできなくて
やがては闇に逃れゆく
あり得ない夢は捨ててしまおう

この世に生まれた歓びは
見えない糸で ....
愛は
失うものじゃ無いからね
って。
失うものは
恋だから、ね、って。

その言葉に
なんの意味があるのかは
知らないけれど
なにひとつ
その言葉に価値がないことは ....
これは思うだけで
十分だ。
星の果実
天空にあり
その姿輝く



過去のことを
あんまり
思い返せない私
だから手紙は




「さて、
自然は自然に於いて
 ....
めいっぱいにひろがった、
快晴の青空のした、
さわやかに吹く初夏の元気な風をめいっぱいに受け止めながら、
学校の屋上で、
どんどん成長してゆくような、
そんな果実の可能性と期待感、
その真 ....
くだんないことに一生を費やすのが人生でしょう?
ぶつかり合ったとしてあなたと私は何も失う事なんて無いわ
ほらみてごらん?星の軌跡を
私たちは違う星の谷間に落ちた子供
私たちは成り立ちは違えど同 ....
エンドロールに懐かしい名前があった
この人知ってる、なんて言えなくて
静まり返った劇場で

幸せそうな日常と
それをひっくり返す激情
わたしは最高の役者だったでしょう
辛いとき
何処からともなく
心に響いてくる応援歌

乗り越えていけるという
何かを得て進んでいる

誰かに応援されたり
誰かを応援したり
世界は成り立っている

独りではないのだ ....
今朝はメジロの歌声で起こされた
そのソプラノが心地良かった

たぶん桜の蜜を啜っているのだろう
ぼくは苦い珈琲が好きだから
きみとは仲良くできないかもしれないけれど
明日の朝も
その歌声 ....
道路に落ちて
雨に濡れた紙飛行機は
どうしようもなくみっともなくて
翼に乗せていたはずの夢は
タイヤの模様に変わっている
行き交う車に踏まれて
アルミニウムの円盤になった
一円玉が隣でし ....
ある日、あなたの背中に
窓があるのを見つけた
開けてみると
普通に外の景色があった
眩しければ鳥になるといいよ
とあなたが言うので
わたしは鳥になって
空へと飛びたつしかなかった ....
あめんぼ、
みずたまりから、
いなくなってしまった、
ごくありふれていた、
虫、
ごくありふれていた、
あなたの、
「いってらっしゃい」や、
「おかえり」、
という声も、
けっして ....
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。

レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ....
みまちがえるほど
美しくなったきみは
微かに少女の面影を残して

窓際の席で紅茶を啜りながら
リルケの詩集を読んでいた

机を並べていた頃は
何でもなく話せたのに
椅子に画鋲を仕掛け ....
引き出しの中の小銭のように
ちっちゃな幸せは
身のまわりにたくさんころがっている
一杯の酒を
楽しみに生きることだってできる
一編の詩を
楽しみに生きることだってできる
隣人との茶飲み話 ....
いちめん 認められたい花
いちめん 認められたい花
いちめん 認められたい花
いちめん 認められたい花
いちめん 認められたい花
いちめん 認められたい花
見渡すかぎり 認められたい花
 ....
狂った磁石をバッグに詰めて
スニーカーの紐をキツく締めたなら
寂びれたこの街を出よう
何処に行くかは解らない
あの虹を求めて出かけよう
明日はきっと晴れるから
そこはぼくのParadise ....
君に誘われて
始めることにした交換日記

続ける自信はないけれど

何を書けばいいのかな
悩んでしまいすらすら書けない

君は好きみたいで
楽しんで書いている
その勢いに飲み込まれ ....
なかなか雨はやまない
僕は夢想する
星空模様の傘をさして
君のところを訪ねたい
ジャム一瓶ほどの幸福をたずさえて

なかなか雨はやまないから
君のもとへ辿り着くまでに
傘も溶けてしまう ....
もしも君が疲れているのなら
此処へ来るといい
美味しい珈琲を淹れてあげるから
何なら安物のウイスキーくらいならあるさ

もしも君が退屈ならば
此処へ来るといい
音楽を聴かせてあげるから
 ....
一喜一憂しても
始まらない
雨の日も風の日も
寒い日も暑い日も
生きていかなければならない
置かれた状況の中で
日々前向きに生きていかなければならない
後戻りはできない
ゴールは目の前 ....
尻の曲線に墜落した
堕ちたのは、
きっと酒のせいだ
窪みから下腹部を抜けて
波打つサテンのシーツを泳ぐ

女の夜は満天の星空で
凍った涙のように美しかった

柔らかな乳房の谷間で
 ....
命をかけた病魔を打ち破り
遥かなる壁を越えて
やっと此処までやって来た

秘密の呪文を唱えながら
また明日の壁を打ち破る
決して辛くはないのだ
生老病死は当たり前

毎日が楽しくて  ....
illusion, delusion, hallucination
不断の悪夢
を見せたのは誰

     *

硬質な悲劇の突き刺さる胸
から流れる
見えない血

     *
 ....
 デパートで 
 初めて父に買って貰った
 Paul Smithの長財布

 嬉しくて愛用し早、十年以上になる
 人前で出すのも恥じる
 レザーの色褪せ

 子供の頃 離婚した父と ....
人格は
別れる時に
よくわかる

喧嘩別れは最悪だ

人生の節目節目で
いい別れかたができるように
心がけることが大切だ
やすらかな君の寝息をそっと聴き
独り静かにグラスを傾むける

まどろむ君に{ルビ詩=うた}歌い
もう一杯とキッチンに氷を求め
明日の天気を占った

酔い夢を…

否! 良い夢を

 ....
佐白光さんのおすすめリスト(730)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日本人は礼儀正しいが腰を曲げすぎているのも事実だ- アラガイ ...自由詩9*24-5-16
※【五行歌_三首「何が幸いするか_分からないよね」】- こしごえ自由詩5*24-5-14
二日酔いが抜けてきた午後- ただのみ ...自由詩4*24-5-11
炎彩画- 塔野夏子自由詩8*24-5-11
生きる- レタス自由詩8*24-5-8
バカな愛- 秋葉竹自由詩324-5-4
※五行歌_三首「詩人の魂は筆、と私は書いた」- こしごえ自由詩5*24-4-18
推しの子- 本田憲嵩自由詩824-4-15
星は廻りて時を穿つ- 武下愛自由詩3*24-4-14
- 印あかり自由詩1*24-4-13
応援歌- 夏川ゆう自由詩524-4-12
朝の歌- レタス自由詩11*24-4-11
戦い- 藤原絵理 ...自由詩824-3-28
不在- たもつ自由詩17*24-3-23
あめんぼ- 本田憲嵩自由詩7*24-3-21
レタス- 印あかり自由詩10*24-3-19
- レタス自由詩4*24-3-13
ちっちゃな幸せ- zenyama太 ...自由詩5*24-3-13
認められたい- zenyama太 ...自由詩4*24-3-10
彼方へ- レタス自由詩4*24-3-9
交換日記- 夏川ゆう自由詩524-2-23
長_雨- 塔野夏子自由詩6*24-2-23
もしも- レタス自由詩7*24-2-22
終活を生きる- zenyama太 ...自由詩3*24-2-8
天国- atsuchan69自由詩17*24-2-7
明日へ- レタス自由詩4*24-1-20
不断の円舞曲- 塔野夏子自由詩3*24-1-19
革ザイフ- リリー自由詩5*24-1-13
別れかた- zenyama太 ...自由詩2*24-1-10
君はいま- レタス自由詩6*24-1-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25