何処までも
澄んだ声が響く
この夕暮れ
西の地平にまた
いつともなく
浮き立ち耀き出す
エメラルドグリーン
そうして薄っすらと
自らのシルエットを晒し
富士の山がたたずんで
明 ....
IV. It was I who knew you in the wilderness.
第Ⅳ章のタイトルは、HOSEA 13.5 "It was I who knew you ....
放課後の防波堤
風に飛ばされた傘が舞ってる
黒い海が砂を食べる町
昆布と赤蟹が名産
耳は波の音を消す
初夢 のら猫
毎朝、だいたい同じころに
家の庭を通過する猫は
のら猫のノラ
むかし、ノラの家猫だったころは
人語を理解していたのに
あれからいろいろあってからも
逃げずにここで生 ....
III. You shall love your neighbor as yourself.
第Ⅲ章のタイトルは、LEVITICUS 19.18 "you shall love ....
じゃらじゃらと
家のドアを開けようとするだけで
音を鳴らす鍵
ときには
車に乗ろうとするときに
音を立てる鍵
鍵は
なんのために在るのか
たにんを信用できないから在るの ....
日本語をただ、「日本語」として捉えることと、日本語をもっと大きな意味としての「言葉」として捉えることは、僕の中では感覚が違う。例えば、「日本語」と「英語」を、かっちりと隔絶したものとして捉えず、「言 ....
転がしながら、
口のなかで潰れた名前を
ことばとしてならべる
牙が欠けるほど
名前をぶつけたあと
世界は聞かなかったふりをする
その沈黙へ
推奨されないことばを置く
水を吸 ....
帰省した池のほとりで
生き残ったツリーが光ってる
小石を拾って投げてみる
魚たちごめんね
横断歩道で停車すると深々とお辞儀される
私も誰かにありがとうって言いたい
母と妹は海外旅行。寝 ....
冷気で顔が痛い
町中のベランダにも
深い冬が来ている
ベランダから見える星
近視の私でも見える星
見惚れて
寒いのに部屋に戻れない
あの人も見ているといいな
勝手な ....
II. You do not know what you are asking.
第Ⅱ章のタイトルは、MATTHEW 20.22 "You do not know what y ....
ピンセットで摘まめば、それは明けない母の朝でした
ぷかぷかと
浮かんでいるように見えますか
それは
沈み損ねたのですよ
強風に 微風に
打たれては向きを変え
大波に 小波に
押され引かれ流されて
陽を 月光を 星明かりを水と
....
+
Last Goodbye
ほころびは
ほろびぢゃないよ
よろこびさんありがとうって
お伝えするため銀河であって
いいのではないかしら
流星のしずくとかけらを
飲 ....
うすいろに光る午後の裏口まで
となり街の長い雨が
後ろ姿にくっついてくる
あなたの不在に慣れるより早く
引かれるカーテンは幕のようで
立ち尽くしていた気がする
いつまでもはじまらない舞台で ....
この詩は、題名のみならず、その形式や文体も、また、この詩に引用された詩句のうち、そのいくつかのものも、西脇順三郎によって訳された、T・S・エリオットの『荒地』に依拠して制作されたものである。西脇訳の『 ....
羽ばたいた鳥
空目指して
長い時に
風に舞い
円描く
やがて
枯葉は落ちて
かさり
冬を見渡す
しばれる朝に
日が昇る
手を叩いて
迎えよう
空気が肺に入って ....
朝に聞いた曲
心の目が柔らかく開く
見落としていたもの
忘れていたこと
目玉焼きのカタチに
母が
洗濯したハンカチの色に
父が
リキッドの眉墨には
妹
私の ....
冷たい雨が降りだした町に
冷たい夜がやってくる
夜明けはいつも遠い
トーストの微笑みも
紅茶の雫も
珈琲の湯気も
夜明けの向こう側にある
手を差し出しても
触れることができない幻を
....
愛を忘れた神殺しの
愛が
宙で宙ぶらりんになっている。
そうして
遠くて近い銀河の岸で
神殺しに殺された神は
宙ぶらりんの愛で生き返る。
自分に都合のいいだけの神なんて無いの
....
通りすぎていった雨にまだ濡れている。まだ舗装されたばかりの黒いアスファルトにもはやすっかりと晴れあがった青空が映りこんで、まるで磨き上げた曹灰長石(ラブラドライト)かなにかのようにその淡いみずいろを反 ....
Contents
I. Those who seek me diligently find me.
II. You do not know what you are asking ....
日、いちにちと
冬のけはいが濃くなり
きのうより
はやくなった夕暮れ
人はみんな
もうこれ以上は失われまいとして足早になる
冷気はあしもとからやってきて
なにかによばれたような気がし ....
買ってから
どれくらい経つだろう
黒色の電気ケトル
購入時は白が欲しかった
でも、在庫がなくて
この、いかつい黒を選んだ
最近は、沈黙することが多い
スイッチを押しても応えない
....
粗末な哀しみを夜に浸し、
柔らかくなった端くれを口へ運ぶ
牛脂の付着した鍋に、
豆と小麦粉、
岩塩を加えてシチューを作った
焚き火に、美しい魔女が裸で踊っていた
火のそばが母の ....
リンネルの
浅いシャツ
荷台に腰かけて
夢見るように
夢を見ていた
わたしにはいつも
掴めるものが
用意されていた
時々それは
誰かの手や背中
時々それは
雲の切れ端 ....
{引用=
白い吐息に、
深山は十六夜の雪明り
影を踏む音も 粉雪にすわれ、
人の気配など
ありようもない午の刻
新雪に足跡を残しては、
森をさまよい
さまよい
....
「ソルト曜日」
不老不死の種を手に入れた
水鳩池のアヒルは
真四角を真正面に置いて
説教を止めない
「ラムネ曜日」
倒木を眺めている
鳥の背に雪が降る
左巻きの蛇の舌
傘より ....
+
かわいい、
やさしいことをしよう。
朝焼けがすきだ。
夕暮れのなかでお月さまを
みつけることがすきだ。
一度も開封されていない包丁の
パッケージをみるのがすきだ ....
死にたいと
思う時もあるが
絶対に死ねないと
思うことにしよう
命は、生きたいのだ
・
雪が
つもった
翌日の午後に
日なたぼっこをする私。
お日さまぽかぽか
・
....
ryinxさんのおすすめリスト
(1549)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふたり生まれ子の夜
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ひだかた ...
自由詩
11*
26-1-9
Notes_on_The_Wasteless_Land._Ⅳ ...
-
田中宏輔 ...
自由詩
14
26-1-9
分離
-
mizunomadoka
自由詩
4
26-1-8
初夢_のら猫
-
足立らど ...
自由詩
9*
26-1-2
Notes_on_The_Wasteless_Land._Ⅲ
-
田中宏輔 ...
自由詩
10
26-1-1
鍵
-
秋葉竹
自由詩
3
26-1-1
メモ2
-
由比良 ...
散文(批評 ...
3*
26-1-1
水色の花
-
atsuchan69
自由詩
18+*
26-1-1
遠くに見える星はたぶん車のヘッドライト
-
mizunomadoka
自由詩
6
25-12-28
星へ祈る
-
花野誉
自由詩
16*
25-12-26
Notes_on_The_Wasteless_Land.Ⅱ
-
田中宏輔 ...
自由詩
15
25-12-25
秒針
-
紅茶猫
自由詩
6*
25-12-23
認識に関する五つ目の欠片を溶くには多過ぎる水の表面に
-
R
自由詩
4*
25-12-20
あますぎる
-
あなたは ...
自由詩
5*
25-12-19
ゆく
-
完備 ver.2
自由詩
4
25-12-18
Notes_on_the_Wasteless_Land.Ⅰ
-
田中宏輔 ...
自由詩
14
25-12-18
しばれる朝
-
杉原詠二 ...
自由詩
3*
25-12-16
そこかしこ
-
花野誉
自由詩
18*
25-12-16
夜と雨
-
りつ
自由詩
10*
25-12-13
(おとぎばなし)愛を忘れた神殺しの_※(音楽_3曲付き)
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こしごえ
自由詩
8*
25-12-13
日曜出勤
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本田憲嵩
自由詩
15
25-12-12
The_Wasteless_Land.
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田中宏輔 ...
自由詩
12
25-12-11
冬の猫
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そらの珊 ...
自由詩
15*
25-12-10
まだやれる
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花野誉
自由詩
15*
25-12-10
焚き火
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atsuchan69
自由詩
17*
25-12-10
二人乗り
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たもつ
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湯屋_Ⅱ
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月乃 猫
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25-12-7
※五行歌_二首「絶対に死ねないと」
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こしごえ
自由詩
5*
25-12-4
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