私の率いる言葉の群れは
             かなり暴力的らしい

             運良く怪我をさせずにすめば
             糖尿病にするらしい

             真ん中取れば
             くさや にもならなくて

            ┌──────────────┐
            │ 心 ....
ダーリン それは素敵な音楽だった 
そんな気がする思いで 私はMTVをぼんやり見ていたのだろう
蛇口をひねっては あの頃の夢は 
壊れた アパートの 何だったのだろう


あんたはだれだろう 私には とても
ブロンドの髪が 美しい


日が風の匂いを嗅いでは 暮れていった
懐かしくもある セントラルパークを歩きながら 詩を書いていた頃が


今日も寂れたハーレムのスーパ ....
最初の雨の火に焼かれ
槍や矢の血の頬を娶い
色なき泡を
曇へ放ち


海を消す火
ひかり鳴る海
寄せる片目
まばたきの波


黒円が重なる
白濁が白濁を射抜く
うしろにまわる手
はばたいてもはばたいても浮かばぬ手


光の虚ろの蜜の上を
光のまだらをめあてに歩む
白や青やはらわたや無
洞のように響いている


黒い蝶 双つに分かれた
 ....
らららららららららと空が笑った

らららららららららと君は真似る

 ストッキングも
 重いカバンも
 肩の上がらない窮屈なスーツも
 何も知らず持たない君は
 綺麗な声でらららと歌った

ららららららららららららららら

 僕にとっては
 いくら真似て歌って笑ってみても
 煩わしいものでしかないんだけど
 ね


らららららららららと君はうたう

らら ....
とにかく感情的なぼくらは皮肉じゃない単純だ
エクストラな君を見ているのはぼくだけじゃない
君らもだ
朝の紫
虹色のオレンジ
コバルトの魚

一つのフレーズで新聞記者たちは世界を望む
ぼくらにはかんけいないことなのに


翼をとがらせて
文章を書きなおす
ウルトラを証明したくて
甘い言葉をささやく  ずっと
アコーディオンの風景に
すこしずつぼくがうつってきて
し ....
腹へった
腹へった
腹へった
腹へった
腹へった
腹へった

はああああああ〜

らああああああ〜

へったあああああ〜
ガオオオオオー!!!!

はらへった

はっ?

らへった?

らへった
らへった
ラヘッタ
ラヘッタ
ルルルルル〜ン
トリャアアアアー!!!

腹へった
腹へった
腹へった
腹へった

腹へったった
ハラヘッタ ....
打ち寄せる波
引いては押し寄せる波
強く弱く泡を立てる
絶えず休まず続ける。

良い物は残り
光り輝く
心を清ませる
右に行ったり
左に行ったり

修道院にでも入ろうか
俗世間を忘れて
神の為のみに生きる
心の結晶を作る。
人から離れて生きる。
君に愛されなくなったら
あたしの心臓も
止まってしまえばいい

君の目が 声が 手のひらが

あたし以外を愛おしそうに触れたら

その瞬間

まるでオーバーヒートするみたい
体中に君のぬくもりを一斉に感じて
痺れて ぐちゃぐちゃになっちゃって
痛いのか 気持ちいいのか 分からなくなって

そのまんま 音を立てて
心臓が止まっちゃえばいい

君との幸せな記憶だけ
 ....
尻尾を隠せ
あなたと吐き気
踏み躙られる前に
尻尾を隠せ

あなたに罪ばかりあげてしまいたい
白と黒を混ぜない
あなたの薄い膜を
誰でもいい
破ってみてはくれまいか

疼ぐ小指と
支えた腕が
星の間に
確かな境界線を見て
大きな口を開けた歪な穴が
目に三日月を映していた

赤と青と黄が混ざった頭の中を
あの朝焼けが始まる前に
薄めて欲しいと、想っている
はばたく翼
ああ、私は表現する術を喪った
ああ、うめくばかりの私のくちびる
ああ、絶句したばかりの
私のくちびる
こうばしい匂いは
おとこのこの
おへその上からする

おんなのこたちは
それを知って
おんなになる
渋谷を歩いた
小綺麗なスラム出の子がそこには歩いてた
私には 風景の 目の一部ではないので 
渋谷なんぞは見えない


都会であっても
新宿は 眠くなる街だ 素敵ではない
現実なんて高いビルになど見えない
アパートの 夢見る 失業者


風にコーヒーの匂い
風俗嬢 掴みとしての張り紙に 
チンピラの店には
ホスト 医者になる本を読まされている 
ノートに 赤字だ ....
俺は九日ほど前に




















『まじで!?彼氏出来たんや!おめでとう!!』























『ししゃものバツイチと付き合ってくれるとか確変やで!
 大事に ....
そんなこんなで 今日は
   君って人を もっともっと好きになったんだ




「僕とデートをして下さい」
「はい」
一週間前、
君はあっさりとOKをくれた。
僕はこっそり、
あんな事やこんな事や、
……そんな事まで考えてしまって。
ただ悶々と過ごして、
今日はデート。
デート、デート、初デート。


「今朝方、愛人が死んでしまいまして…」
ドキッとするセリフ ....
時には乳のない子のように

裸で海を泳いでみたい

時には乳のない子のように

ビーチで日焼けしてみたい

だけど僕には乳がある

女性も羨むような超巨乳

しかも乳輪は妊婦並み

それに乳毛が生えている

上半身全体がパンダ顔

乳のない子になったなら

人にやさしく

なれるかな
女とカネの話以外はもうここでするな
一生働かないで済むほどの大金が俺は欲しい
誰でもいいからとにかく女とやりまくりたい
住まいはワンルームのアパートで構わない
食う物も吉野家とかコンビニで全然構わない
自動車はそもそも運転できないからいらない
鞄や時計や衣類はまともに使えればそれでいい
とにかく一生暮らせるだけのカネと女がほしい
名声はいらない俺が欲しいのはカネと女だけだ
ありあ ....
夏に生まれた冬子
季節外れのお前は
まがいものだ
でも愛してるぜ
やらせてくれ
冬子お前は
どうしてそんなにも
不細工なんだ
乳を丸出しにしていても
全然そそらないんだ
でも愛してるぜ
一発やってやるよ
だから
一発やらせてくれ
善意の心で
一発やってやるから
たのむ
善意の心で
一発やらせてくれ
つよくなってどうするの?

つよくなったあとどうするの?

花を咲かせてどうするの?

花が咲いたあとどうするの?


過去は変えられないけれど

じぶんと未来は変えられる

それはうそだ

過去も変えられる

彼女はぼくにこう言ったんだ

あたしたち、結婚してたことにするんだ、

だからきょうは

結婚してた記念日だ

上弦の月であることは残念だ ....
恐竜は鳥になってしまった
大空を羽ばたくかわりに
偉大さをなくした

朝 にわとりが声をあげる
恐竜の飛べない子孫が
景気よく声をあげる

より大きなものを知るためには
偉大であってはいけない
一番であってはならない

にわとりに餌を投げながら
にわとりが得たものについて考える
にわとりが失ったものについて考える

恐竜の足跡が
庭に記されてゆく

あれは
 ....
風の弱い 祭りの日

千代紙で折った鶴を
そっと巾着に忍ばせた

少し早足で あなたと並ぶ

慣れない下駄に
つまずきながら

漆黒に
赤や青の屋台が
眩しくて

熱気に
真横の声すら
遠くなる

白く昇る
食べ物の蒸気に
はしゃぎながら

静かに 時を待っていた

手が触れ
肩が触れる
その瞬間を

あなたは
美味しそうにものを食べ
屈 ....
あ、あれ嘘ですから。

って、






信じてどうする。
 
 
真夜中の渓谷で
岩魚を突いた
むかし父とよく来た川だ
腹が減っただろうと
父は登山ナイフで
魚肉ソーセージを切り分けて
私にあたえた

あの日は二十尾とれた
まだ足りない
私はかたっぱしから
岩をひっくり返し
岩魚を突いた
突いても突いても
足りなかった

ふたたび父が
腹が減っただろうと
魚肉ソーセージを切り分ける
私はいらないと言った
父は笑 ....
離陸した飛行機は
無事 着陸しなければ
大事故になってしまう

あたしという飛行機は
もう 離陸して
大空の上

目指す 大陸へ
今は 太平洋上

乱気流
乱気流

機体は大揺れ
乗客はベルトを締める

一度 この大空の
舞台を見たら
クセになる
それが 飛行機の宿命

飛べなくなるまで
飛ぶしかない

離陸した飛行機は
無事 着陸しなければ
 ....
向日葵の匂い
















炎の匂い



















堂々とした凛とした

























 ....
おまえの不在と

おまえのそばにおれの不在


見える世界に傷つけられて

見えない世界で痛みと自失

だから幸福なんてないんだと

だから永遠なんてないんだと

うそぶかなければ生きてゆけない


おまえの不在と

おまえのそばにおれの不在
フられたり失業したり















リアルに嫌な事があった日は

















奥の奥














底の底で
























 ....
あの日も確か雪で






丁度あれぐらいの大きさの竜が





南へ向かって飛んでいった





私達は先を急いでいたし




麻薬もあと一回分しかポケットには入っていなかった



口には出さないが




皆それを痛いほど知っていた







怖れに当てられて雪山 ....
 
 
人、水、それぞれに
順番
マネキン人形でもないのに
死んじまえと
死ぬほど言われたんだぜ
シーソーの話をすると
シーソーが嫌いな奴はすぐにわかる
シーソーなんて嫌い、って言うからだ
水、人、それぞれに
役割
両手からろうそくの匂いがする
で、それはそれとしてシーソーなんだが
シーソーなんてどうでもいい、って
態度の奴が一番気に食わない
みんな、一度くらい
 ....
6年間経ってしまったので
そこで何があったのかと
余計悪くなったのではないかと
いえば
たしかにそのとおりなので
とても考えられない

ゴーモト(Goemot)という神にさからうやつの統領が
ゴグ(Gog) マゴグ(Magog)で
それに類する奴として
マフテン(Maften) マフトリア(Maftoria)
というのを考える
これは考えられるので可能

マフテン マフ ....
ランボルギーニミウラ
ポルシェ911
マセラッティボラ
ランチャストラトス
デトマソパンテーラ
フェラーリ308GTB


こどものころ覚えた名前
色あせた駄菓子屋のスーパーカーブロマイド
あこがれの
ランボルギーニカウンタック


スーパーカーは名前がすべて
かっこいいものが正しいのさ
どこまでも行けるんだ
すべて消してしまえる
じぶんが何者かなんて
だ ....
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