小学生の頃に少しお世話になって
20年も会っていなかった人に
とあるお葬式で会った

 あなたを時々思い出していたの
 あの時のことを書いた作文で賞をとってくれて、ほんとうに嬉しかったのよ
 ....
童話のように優しいあたたかい詩
読者を拒絶していると怒られる詩
多分どちらもたいせつ

甘い物と
お野菜
ほっこりとしゃっきりに感謝を

日常の大切さを素直に現す詩
心の風景を婉曲で ....
バケツに水はなみなみつがれ
夏のまぶしさがぱちぱち 
はじけ、なんやかんやカーテン
カーテンと遊ぶ

そこを曲がろうか
いやまっすぐ、だ
なぜだ
いや
そこ、ちょっとす澄棲みません
 ....
 先日、横浜詩人会のメンバーが作る詩集を読む会「渚の会」に参加してきました。というのは、参加している同人誌詩集『反射熱詩集 2016』が取り上げられるというので。同人3名含め詩人・歌人・俳人の総勢10 .... 日々闘う孤独者よ
あなたは誇り高き戦士
あなたは孤独者を忌み嫌う幾多の聴衆の黒い嘲笑と闘い
あなたを堕落させ狂乱の傀儡にせんとする生煮えの蠱惑に耐える

あなたは元より孤独を友とし静寂を伴侶 ....
{画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg} 恋をしている

窓をしている
に見えて
そっちの方が素敵だと思った15歳

青春の炎がみちみちて
いなかった
家の壁が
へっこんでいるので
女ばかりのこの家で
誰がそんな乱暴ち ....
学校に子供ばかりいるのは
仕方がないとして
プールサイドがぬめぬめしているのは
何かの嫌がらせか

指先にトンボが止まり
息が止まり
夕日も沈むのをやめた

実は昔から
子供の親へ ....
過ぎゆく日々に花を添えるので
摘みに行こう
初々しい花を摘んだらそれは
罪になるのかな
白いやわらかい花びらと
薄緑の葉っぱがはらりはらり
散らばり散らばる

             ....
おそく
お酒飲んで酔っ払う
乗り、過ごし
ここはどこだ
駅、空っぽ

歩くか

何飲んだっけ
ウォッカを…
ちっちゃいグラスにレモンとお砂糖乗っけて
ていっとあおったな

知 ....
{画像=170223133446.jpg}

こわれそうな想いをかかえて
わたしはどうしましょう?
れいぞうこから冷えたりんごを取り
そっと大事にはこびましょう    
うつくしいあなたの ....
そうですファーザー僕の罪です
僕の空想の中にしかない緑の地で
彼を罰したのは僕です
絹糸のようになめらかな美しい川の流れ
を燃やしました
とてもよく燃えました

腕に黄色いスミレ紫のスミ ....
鯨の街に行くならあそこ
花畑湯
ゆっくりつかって頬ふんわ

コンパススカートひるがえし
駆け落ちていく
二人はどこまでも
手をつなぐ薄明かり
海原は群青の鱗ばかり

着いたのは ....
あなたは孤独を陽にかざし
雨に濡らし
肩にかける

からっぽだと感じる
とても軽い

平気だ
本当に平気だと
重たい嘘を吐いては
かしぐ

北の風に寂しさが吹き荒れる日
虚し ....
「生きるのは辛いよ」それで当たり前



無くさない人生なんてないわけで



辛いなら逃げる用意を万端に



辛いなら本気で駄々をこねてみろ



{ルビ幸=しろ} ....
うさばらしだと言って
かわいいぬいぐるみをバラバラにした
うさぎの

一曲歌でも歌おうか
はやりの歌はだいたいおんなじ
「君は一人なんかじゃないんだ」と言ってくれる

むじゅん~だらけ ....
なめらかなあなたの肩はバニラ味



すんとした風来坊になりたいな



音しない地球の自転速すぎて



秋のきみ産地直送されてきた



無理を言う机の角を15度に ....
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて

でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう

「ちょっとーちゃんと ....
あのひとの背中に耳をあて
心臓の音を聞く

汗をかいては歩いていた
影は黒く
草は青く
恋をすれば
みんなが震える

電線にとまっている
鳥たちの口はとんがっていて
きびしいこと ....
夕日でなめした新しいくつは
みかん色
よい香りのお花の飾り
小さな蜂が蜜を飲みにくる、かしら

星空色したショゥィンドゥ
月かげさやかなすずしげライト
照らされて
するんと履きやすいく ....
私たちは流れゆく時には悲しみを分かち合い押しつけあう笑顔を見せて

見ている見ていられる友だちの姿は今転ぶごめん笑って

射て、的がないのでドーナツの穴を見て

優れた機構を持つ君は心臓の ....
むらむらとするよあなたのたんこぶに



脱皮して甘いスープを飲んでいる



予知力に翳りが見えて冬支度



うかがった先生宅で池にポチ



お人形に羽が生えたの ....
ミルク


{引用=
あなたの飲むミルクを温め直したい
胸からこぼれたビーズを拾い集めたい

広く高い草原へ
あなたの手を引っ張って
困らせたい

もう、なにを落としたって
 ....
頭の中にもうひとつ
頭があって
それは
森でできている

涼しい泉のほとり
お姫様が金のまりを落して
しくしく
それとも
赤ん坊がさらわれた木の上で
えんえん

いずれにせよ
 ....
海辺に打ち上げられたクラゲを見ましたね
巨人のコンタクトレンズと言うので
笑いました

疲れて適当に入った居酒屋で
出てきた器がどれも美しいので
しばらくおとなしくなった私たち
でした
 ....
新しいばんそうこうを貼って
おもてに出たらば
白いクジラが通り過ぎて
桃も潰れていた

夏休み~
誰もいない家の中
パスタを袋の中で折って
折って折って
折って折って
普通に美味し ....
君のそろえた手のひらのくぼみに湖が
あるなら
ちょうど夜が明けて霧も晴れてきて
青い山々がすっかり見えるだろう

僕は湖畔に寝そべって
君に捧げる歌を作る
君がふっと息を吹きかけるだけで ....
寒さのさかり
アオムギが枯れ果てて
地面の床がぎゅっという

月の後ろの黒い影
影と影とを足して濾す

獣が足並みを揃え
頭をひくく
さらにひくく

ぎゅっ

ううう手を縛り ....
せんごくさんの言うとおりに
道を曲がったんですよ
そうしたらほんとに
おさるさんがまわってて
ノミが飛び出るくらいびっくりしました

五月雨の歌が聞こえてきて
幼少の頃を思い出しましたよ ....
五月の風は
さみどり色
手紙を運んでくるよ

硝子の馬車のお姫様
脱走中
花びらの靴脱いで
軽やかに

ミツバチが忙しすぎて
シッターさん募集中
海の子守歌を
十は知ってる人が ....
ふるる(671)
タイトル カテゴリ Point 日付
ちゃんとやるって大事だなと…自由詩217/8/24 15:09
多分どちらもたいせつ自由詩317/8/20 18:52
水族自由詩417/8/7 12:31
行ってきました詩集を読む会散文(批評 ...1*17/8/7 11:52
孤独者の歌(詩+イラスト)[group]自由詩5*17/7/31 23:51
断片2011(詩+イラスト)[group]自由詩18*17/7/2 11:51
窓をしている[group]自由詩6*17/6/30 12:45
2017年5月26日自由詩217/5/26 16:58
[group]自由詩5*17/3/30 16:57
ぱた自由詩9*17/2/23 17:07
こわれそうな自由詩2*17/2/23 14:08
記録者自由詩6*17/2/6 16:50
逃避行自由詩2*17/1/29 22:16
[group]自由詩7*16/12/10 21:29
「生きるのは辛いよ」川柳3*16/12/6 13:19
406自由詩3*16/12/4 13:46
目をつぶり自転車[group]川柳9*16/11/27 22:45
秋の夕日[group]自由詩6*16/11/13 21:24
自由詩516/11/12 16:19
新しい靴自由詩416/10/23 17:35
√(ルート)[group]自由詩5*16/10/14 22:30
お前のツボ押してやろうか[group]川柳6*16/10/6 23:19
恋の詩4品自由詩2*16/9/30 11:11
頭の中の頭自由詩216/9/30 10:02
自由詩7*16/9/9 20:21
a new wwworld自由詩8*16/8/18 22:20
くぼみ自由詩18*16/7/1 15:15
うずみず自由詩5*16/6/16 8:41
@さるまわし[group]自由詩416/5/23 14:02
五月の風自由詩516/5/14 23:54

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