丘に寝そべっていた少年が
組んだ足の先で 空を横切る電線を踏む

はりつめていた空は ぴりりと裂けて
へき開し
裂け目の奥からふうわりと
薄紅や
橙や
菫色の花びらが
うっとりと目 ....
ヘデスターのことを考える
いや 想う
いや 思い出す
いや

ヘデスターは流星のしっぽにばちんとやられて
ここへ来た

それだけ



「たばこのフィルターいらない」

そ ....
夜中

に・・・・・


ねごとをいうわたし


ねむりのあさいあなた

は・・・・・

「うん・・・・へえ・・・・」
へんじをする


ねむりのあさいあなたいがい
 ....
モラ/モーラ/モラ
君の早鐘を
僕は拾い集める

モラ/モーラ/モラ
君は細くかなしい指先で
世界をつかんでゆく

モラ/モーラ/モラ
君の横は
ひどく白い
ひどく ひどく ひど ....
豪雪地四人一家小旅行

運転中突然吹雪急停車

道迷親父冗談皆沈黙

宿発見客皆双子薄笑

何故夜中兄弟強引宿探検

覗穴人間細胞分裂中

捕獲済兄弟隙見脱走劇

大騒動一 ....
う、


ゆっくり、ゆっくり、はずして、そっと

ちゅうい、ぶかく、

そっと、そっと、

腿に、集まる、言葉に、集中

昨日、連絡、請うたの、ですが

映る、水面の、言葉に ....
ぷりりんとチョコの入れ物売っているフォークの先に突き刺さる月

ヴァイオレットきみの口笛残酷に金魚のエサは二粒三粒

鍵盤は白黒白黒白白黒カレーライスに蜂蜜入れる?

ふざけてるふざけてる ....
とにかくピンクだったのです
とにかく

じゃりじゃりになってしまった雪を
踏みしめ踏みしめ
私はつぶやくのです

とにかくゼロだったのです
とにかく
限りなく
完全には
ゼロ
 ....
流れた

   ふ   う    け        い

目の端に
    ひ
     っ
      か
        か
         った


まま
まあ、もう、ごたくを並べるのはやめにする

ごたくって、どうやって並べるか知ってるか

こう、定規をあてて、まっすぐ、きっちりな

ちょっとの乱れも許さない、職人のようにな

例えばこ ....
ところで

お前の魂はどこをさすらうか知っているか

俺は知らない

知らないけど、知ってるぞ

今来た言葉だ

真冬のさなか

さなかの、さなか


どっかそのへんてこ ....
どんな時でも

どんな時でもだ
どんな時でもだのことを想像してみろ
創造もしてみろ
例えばこうだ

ああ、あれは何だと皆が天を指差すとき、そこにはぎらぎらと燃え上がる太陽が、
急に目も ....
むらさきの雪が降っていましたのよ、奥様

ええ、それで坂をごろごろと転がっていきましたの

そりゃあもうものすごい速さで。

わたくし、慌ててジョゼフィーヌを抱き上げて、

二階に上が ....
私、詩を整理したの

これは、お知らせなの

お知らせなのに詩なの

とっても個人的なお知らせだもの

どこに書いたらいいか分からないもの

どうでもいいことかもしれないもの

 ....
自分の詩作について、思うことです。

○伝えること、表現すること

「いかに多くの人に、うまく伝えるか」と「いかに自分が満足できるように、うまく表現するか」は対極にあると思うのです。
伝える ....
1998年5月8日午前3時29分45秒に到る少し前、
S・・・は、冷蔵庫から卵を取り出して、それを持って走った。
S・・・の部屋の電話が鳴る。
Q・・・は空を見上げて、上空の風が強いことを確認し ....
「ホーム」                        「ホーム」

あなたと私                        君とぼく
線路にほんぶん                     ....
いってらっしゃい

ううん、ほんとは寂しいの

でもそんなことを言ったら
笑ったあなたの頬が困ってしまうから
言わない

昼間、楽しいことがあったとき
あなたがいないと、少し寂しいの ....
モルドバのO-Zoneというグループの「Dragostea din tei」(菩提樹の下の愛)という曲です。

曲に合わせて猫ちゃんがツッコミ!↓猫ちゃんをクリックです
http://www2. ....
だらりと舌を垂らした犬が
くわえていった

無限に広がる雨音の中で
たった一音が残った

炎を見つめて乾いた暁の頬を
夜が照らした

葉脈を流れる冷たい水が
樹 まるごとであると知 ....
最近思ったことがあります。
それは、言葉に対する自分の態度についてなのですが、「自分は、言葉に捕らわれてしまいそうになるので、逃げるけど、同時に助けてもらいたい。」と思っているのではないかと。
何 ....
 小学校3年生の時の担任のN先生は、子供に作文や詩を書かせることによって、考える力、生きる力をつけさせるということを提唱し、本も沢山書いている方でした。
そして、授業中やそれ以外の場所で、草野新平や ....
えー前回の「わからん!」が多数の好評を頂きましたので、(頂いてねえ〜)
もう少しつっこんでいこうかと思います。

○勝手にやってくる詩みたいなもの

自分の意思でなく、勝手にやってくる詩につ ....
午後からの黄色い日差しが
薬指を切断して
といっても痛くはなかったけれど
そこからこぼれてしまったから
月はなかなか登場できない

こぼれたものを
みんなが拾って来てくれた
といっても ....
わからん!と思うことを、書きます。

○勝手にやってくる詩みたいなもの

ある日ある時、突然勝手にやってくる詩みたいなものがあります。(来た!って感じです)
それは忘れられない歌のフレーズの ....
振り向くと沖に知らない人ばかりになってこわい

貝の表面についてる回虫みたいな模様がこわい

高波が何でも持っていこうとするからこわい

クラゲが知らないうちに沢山わいてこわい

あが ....
つぶやきみたいなものです。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉で表せないものを言葉で表してくれるありがたいもの。

表せないものってなんじゃ・・・小川に素足を浸した時の、「あの感じ ....
「何故日本には詩を楽しむ人が少ないの?」と疑問に思い、思うまま書いてみました。

この世には、文字を媒体として、私達を楽しませてくれるものがたくさんあります。
歌詞のある歌やマンガやゲーム。小説 ....
詩を書く時に気をつけようと思うことを、書きます。



私が「詩」を書こうと思い立った瞬間から、その呪縛は現れる。

カッコイイ言葉であらねばならない。
誰かに読まれるためであらねばなら ....
ある時あなたが産まれた
あなたを抱いた看護婦さんは
「わあ〜やわらか〜い」
と、とても暖かな気持ちになった

ある時あなたは小さな子供で
あなたのまるいほっぺたを見たおじさんは
「ああ、 ....
ふるる(660)
タイトル カテゴリ Point 日付
[group]自由詩9*05/2/15 21:40
ヘデスター[group]自由詩2*05/2/15 0:28
夜中自由詩2*05/2/14 10:33
モラ/   /[group]自由詩7*05/2/4 9:46
恐怖旅行[group]未詩・独白3*05/2/3 12:52
はずして?未詩・独白1*05/1/25 22:00
それも案外難しいのよ[group]短歌10*05/1/25 9:39
とにかく自由詩4*05/1/24 15:00
列車[group]自由詩7*05/1/20 23:28
ごたく自由詩4*05/1/19 14:09
ところで自由詩4*05/1/19 13:34
どんな時でも自由詩5*05/1/19 10:04
[group]未詩・独白1*05/1/17 11:33
詩を整理したの未詩・独白4*04/11/10 21:55
「伝えること、表現すること」[group]散文(批評 ...10*04/11/3 0:12
世界[group]散文(批評 ...5*04/10/29 14:08
ホーム ふたりぶん[group]未詩・独白8*04/10/24 15:58
だんな様へ[group]未詩・独白11*04/10/23 0:29
マイヤヒーおすすめリ ...8*04/10/19 22:40
レッスン11[group]自由詩6*04/10/7 9:20
「言葉と私」[group]散文(批評 ...1*04/10/4 14:12
「詩と私」[group]散文(批評 ...12*04/9/27 12:49
「わからん! その2」[group]散文(批評 ...4*04/9/22 23:39
ふつうの時計[group]自由詩7*04/9/22 10:03
「わからん!」[group]散文(批評 ...2*04/9/19 23:01
海はこわい[group]未詩・独白42*04/8/31 14:19
「詩について思うこと」[group]未詩・独白13*04/8/10 22:58
「何故日本には詩を楽しむ人が少ないの?」[group]散文(批評 ...9*04/5/13 22:52
「詩を書く時に気をつけようと思うこと」[group]散文(批評 ...16*04/5/13 1:01
ある時あなたは自由詩11*04/1/9 23:02

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