http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25997
この小文は、上記の続きです。
□等身大
湾鶴シュフ
http://po-m.com/forum/ ....
ハロー
いま、ぼくのそばにいる、コトバ、は
みどりいろをしています。
ハロー
もう、ハル、なんですから
きっとすべてがうまくいきます。
ぼくの、てのひらで、
コトバ、は、硝煙、の匂いに
....
唾液が
糸をひくような
かゆい
ぬるい夜明け
--Tsuno-rasete
僕は君の
髪の毛の森をさ迷い歩く
おずおずと指で君をまさぐれば
腫れぼったい角が生えかかって ....
ダッシュボードに置かれた
紙コップ入りのハ―ブ・ティ―
香ばしい湯気がフロントガラスを照らし
ホログラムの金魚のように泳ぎ出す
「ミントのカナシミ」
透明な犬が、僕の見えな ....
世界は一滴ずつ変わってゆく。
--甘い雨の
甘い糖衣、クスリを齧りながら深夜に
問いかける
かわいたコトバの息苦しさ
まちがっていたのは、きっと僕の方だ
ハイイロの香 ....
ピアノの音色が聞こえて目が覚めた
枕元には、つぶやく炭酸の声
コップ一杯のコーラがヘビのように僕を糾弾している
”地地地、知知知、オロ血、ミズ血”
障子を開けて ....
かのん、は
「入院」がだいきらい
だから高熱で白目をむいて
こんなにも
「あつくてさむいよお」ってふるえているのに
「いきたくないの」って
ベッドから起き上がっておかあさんにしがみつく ....
なんだか祭りが始まっている。といってもなんて言うか、たいしたものは書けやしないのだが、要するに「鑑賞文」の断片を私的メモを公開するようにひとまとめにしておけば、僕が好きだなあと思ったり、もっと触れて ....
夜のレモン。
堤防の上で君と、レモンと
夜のレモン。
夜のレモンを齧る、少し寒くなってきた。
夜のレモン、なぜこんなにも、ごつごつと、緑色で、
死体のまぶたのような、ぶ厚い皮でおおわ ....
GOD!
Rainy Blue Daisy "Clearly Clearly?"
昨日、彼ら、
ナポレオンフィッシュの群れは、20世紀の、雨、に溶けてしまったから
....
緑なす
鬼
の
木々の梢に
切る切る
さえずる
鬼
も
母なる
鬼、
子、
の、
底に泳ぐ
鬼、
子、
の、
魚影を
踏む、飲む、 ....
太陽は権力の匂いがする
すべすべした君の肌から黒いレモンが香る。
ひかり、降る
ひかり、降る
兄貴は行ってしまう真夏の海、連絡船
君は喪服で
あに、と僕と一緒に座っていた。
あの ....
六月十日『アオゾラ・Keep』
梅雨明けて。失語の雨ぞ、降る。
つぶつぶの「神を噛んで」応える水よ
テロリズムのエーテル。生きていたい
虹のように犬のように、平 ....
おはよう、アベニュー、
NY city 9月11日
君と過ごしたバグダッド・カフェ まで
僕たちは雲の中を飛ぶように歩いてゆく
双子のビルが崩れ落ちる
もうもうたる砂嵐ふきすさぶ灰色の雪 ....
学校の坂を
手をつないで駆け降りると
二人は、体ごと海になった。
作務衣のまま飛び込んで重く
泳ぎ疲れた僧侶は
制服を脱いで藍色の水着になった少女を
波打ち際に横たえる
少女 ....
ラップにくるまれた、街角
ブルー・ベリィ・の・つぶつぶジャム
僕たちはCokeのつぶやきに (頬を)
Decorateされたままの銀鼠
触感、直観、ダブル・ブッキ ....
--僕の、美しい人の話をしよう。
さっきまで、おしっこみたいな雨が降っていたのに
太陽の奴ったら
まるで君の妹のように、甘酸っぱい笑みをうかべて
うそみたいにけろっと晴れちまう、
なんて ....
僕の夜に
胸のコップをなみなみと満たす
コカコーラ
みみをすます
「ココニイル。」
泡ぶいている
「ヒトリダ、ヒトリダ、」
コカコーラ・Listen
胸を ....
僕は、いつものように、
かのん、と救急車に乗っていた。
かのん、は三つで
救急車はキライで
でも、救急車のおじさんはヤサシイ、
って言う。
透明な酸素吸入マスクのゴムがきつくて
イヤイヤ ....
■川村 透 [22:35:20]
Spoken Words
恋もポップに見えて来た。ジャジィでダルなWord
やわらかく気のふれたこの世界
風がひかりに変わるまで。
片手に知識をかかえて ....
目覚めている時の、
彼女の姿は写真には写らない。
僕はこっそり、眠り姫、と呼んでいる
なぜって?
眠っている、その姿だけは写せるからだ、
盗むことが出来るからだ、
と、僕だけが知っている。 ....
@鬱五郎はライオンの虫歯を見つけた、と言う。
大きくあくびをする顎を覗き込んで、
鬱五郎はライオンの虫歯に話しかけようとした、けれど
眠たげにゴロゴロと喉を鳴らすそいつは、
生臭いあく ....
夜は、乾く、ので、ふらりと。
ここは、暖かいです
どこか、銀色の日々です
おだやかな、アラシが、ココにあります
やせたりは、しません
コトバがキンゾクのようです
ひとりごと、です
....
プールサイドに、咲く
チューリップの花びら
清潔な横顔からこぼれ
水色の迷路を流れてゆく
僕たちの、しずく
人工レモン
人工レモン
デンプン質の知性から
いちごの香りが、する? ....
昼下がり、
アボカドを喰べながら新聞をナナメ読み
焦げ臭いコーヒーカップの居場所をくんくんくん、鼻と指で探りながらその上
つけっぱなしのTVにぼんやり耳を奪われたまま
彼女は広告の裏に、いたず ....
(阿) の口元に
(ト) おくから
(on) Rie-Do
(月))あいたい
(ほほ)の三日月
(傷) on あなた
(su) 蹴る背にして
(魔) 名指し
(吃音)あなた
(me) ....
彼女のステージを見た、僕がいる
彼女のステージに居た、僕がいる
僕はギターを抱いていた。
濁った目の天使
君は熱に浮かされて、ステージの袖に立ち
蒼い肩から白い腕を覗かせ ....
しん、や
PRIDE、
蟻。. . .
・しん、と鳴く夜の窓から蟻の文字、僕ノカケラ(スクロール!)ゴミ箱行き(酸性!)
さんせい、デス。
COOL、 ....
・おはなしは枕のそばでひそひそとくすくす笑いそれからそれから?
・浴衣着て金魚を下げて夜店来て気合いを入れて「ティガ!」と叫ぶ
・ひだまりときんもくせいに頬よせてイヌもボクも咲くむせかえる ....
・保育器の硝子を叩き切れ長の瞳で世界に問いかけている
・足指のかげろふ色の肉の子よ赤き頬よせ目を閉じてみる
・あくがれて恋人のごと抱きよせむ赤子のキスに二の腕泡ぶく
....
川村 透
(65)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
文書グループ
かのん
文書グループ
05/11/13
テロリズムのエ—テル
文書グループ
05/8/14
投稿作品
■シロン、の欠けラ(2)
散文(批評 ...
5
07/8/9 16:34
『ハロー、ハル』
自由詩
19*
07/4/8 11:53
『Tsuno-rasete』
自由詩
2
06/2/24 2:09
『Lyrical-chips』
自由詩
6
05/11/22 0:28
『サクラサエ』
自由詩
4
05/9/14 0:30
『赤い傷魚』
自由詩
3*
05/6/11 11:51
『かのん、の、「入院」』
[group]
未詩・独白
30*
05/3/13 11:45
【批評祭参加作品】■シロン、の欠けラ(1)
散文(批評 ...
10
04/12/13 18:25
『夜のレモン』
自由詩
9
04/12/8 0:03
『Rainy Daisy』
自由詩
8
04/10/9 17:06
「緑鬼、」
自由詩
5
04/9/11 22:16
『レクイエム・レモン/ひかり』short version
自由詩
8
04/8/23 10:14
『Seventeen_Plus』
自由詩
5
04/8/7 0:05
『バグダッド・カフェラッテ』
[group]
自由詩
7
04/8/5 17:52
『水泳少女、遊泳セヨ!』
自由詩
5
04/7/23 22:53
『"Rap on the Geist" ...
自由詩
4
04/7/21 0:13
『虹のように犬のように、』
自由詩
8
04/7/2 9:52
『コカコーラ・Listen』
未詩・独白
6
04/6/10 10:26
『ヤサシイ救急車のオジサンと一緒に』
[group]
未詩・独白
35*
04/5/30 12:43
『即興 In Motion 0521』
未詩・独白
5*
04/5/23 0:11
『石の女』
自由詩
7*
04/5/19 14:32
『鬱五郎とライオン』
自由詩
7*
04/5/13 14:54
『乾いて候』
未詩・独白
12*
04/4/2 1:31
『チューリップ・レモン』
自由詩
5*
04/3/16 11:40
『アボカド、な午後』
自由詩
4*
04/3/9 20:00
『Kiss on Rie-Do』
未詩・独白
2*
04/2/22 14:23
『僕がギターを抱いていた理由』
自由詩
5
04/2/11 17:32
【短歌三首】COOL、
短歌
1*
04/2/10 15:15
【短歌三首】Arata、笑った
短歌
2*
04/2/7 14:23
【短歌三首】Kanon、それから
[group]
短歌
3*
04/2/7 14:21
1
2
3
0.38sec.