それを魔女という、あたしは正しい。

それを人柄というんだろうか?
やることにそつがないんじゃないんだ。
やることに一生懸命なんだ。
それが見て取れる、すべての行いに。

とても器用 ....
流れ星、眺めながら、祈れれば、
たったひとつの願い事も叶うかもしれない。

喋らない舌なんて、いらないとか、言うな。
人が喋れない動物であったときもあるのだから。

本を読める ....
のどかな田園風景ではない。
土にまみれて、
雨とたたかい、
繰り返す日々の暮らしの中で、

土と語り合ったか?
雨の機嫌を知ってるか?

のどかで、おだやかな、田園風景でもいい。
 ....
ときの過ぎゆく悲しみは僕に
まるで嘘をつけよと唆(そそのか)しているかのようだ。

夢にみた黒猫の貌をした貴女、
夢の中でなら、
僕たちのキス、あたたかかったね?

夜を ....
スタジアムの外に棒立ちして
むかしながらのソウルミュージックを聴く。

風に乗って流れてくる
古びたギターソロの音が、

泣いている。

そういえば
ギターが泣くって ....
星の光が時を教えてくれる。

まだ1週間もたたないから
山頂から見た星をおぼえている。

夜風はまだ少し冷たくて、
あなたは小さな声を、
(寒い)
僕をみあげてそっ ....
もう、いやッ!
どうして、こんなにも、声が届かないの?

私は、懸命に、喋っているんだよ。
でも、誰も、私を見てくれやしなかった。

春の夜空の星が綺麗なのだけれど、
見ているだけで ....
こなごなの心の欠片、
拾い集めても何とも思わない。

見えない希望に振り回されて、
絶望している気にされる。

陽気に笑っているふりも、疲れたよ。

空はといえば、
何の意味 ....
お帰りなさい、あたし、うれしいよ。
って、いいたいよ。
あたし、あなたに、会いたいよ。

あまいドーナツを食べたいな。
あまさの上にあまさを重ねた、
ほっぺとろけるお菓子が食 ....
あなたを、待っていました。
とつぜんいなくなるものだから、
街中、狂ったように探しましたよ。
月並みな比喩だけど、
髪の毛振り乱して夜叉の形相で、
眼を真っ赤な涙に染めて、
迷子 ....
我が名を、

呼べとうずくまり小雨に濡れて
黒猫を抱きしめて目をつむる

そこには、

孤独など感じられない
死にたいとも願えない
暗い絶望が、

コールタールになってい ....
それは 悲鳴だったか。

夜、
星空に吸いこまれた
めざめれば消えてしまう
夢の中の笑い声。

とつぜん黙ってしまった
橅の森の中で
目に見える
淡い緑色のそよ風 ....
ぼんやりと希望の光が眩しくて
何度か眼を逸らしたので
まるで世界が悪夢のようで。

一生があまりにもなごり惜しくて
むかしから闘う虎になりたくて。

ほんの一瞬 明るい未来 ....
夕方まではたらいた疲れをそのままに心くたびれ。

僕は水曜日には、限定されたみそっかすになる。
幽霊ではなく、枯れ尾花でもない。
たとえば足はあるが、雲の上では、ふわふわで。

 ....
ひとりの人生はおもい秘密を背負って、
険しい坂道を、歩いて登っていくものさ。

だからその途中で立ち止まって、大声で
叫びを木霊にしてみたいな。

いいえ、私も、木霊だよ、って ....
『傷つかないで』と言われても
そんな風に心が自由に操作できるものなの?

思うように世界を操れるの?
あなたがそばにいてくれたから
私はうぬぼれてしまっていた。

あなたを想う私 ....
みんなとちがってもいいし、
まちがったって、みんないい

でしたっけ?
人とちがうってしんどいし、
つらかったりするけど、
わるいことではないとおもう。

むっかしから、
 ....
つきあかりはぼんやりと
わすれたころに潤む

はむしがとぶ白光のなかに
かわいたかげがみえる

それはまちわびたわが子のこいかげ
といかけをしなければきえてなくなるまえに
 ....
青色の蛍光色が光ります
あなたと歩く 一本のみち

じゃあ俺はさきに帰るといわないで
その眼を閉じて もう一度だけ

オレンジの酸いも甘いも知ったのに
まだ声を聴く 恋 ....
突風で
崩れる身体を抱きしめて
貴女は信じる 泣いてもいいのに




かぜはふく。
ふときがつくと、あなたはいない。

永久凍土にあこがれている、
じぶんをまるで ....
街は、あなたが必要です。

かたあしで立つと、揺れる街
みあげればみえる
幾千幾万の銀河系の白い糸の模様たち
星座となのる用意があるものたちです。

街の灯が深く味わいもされず ....
ららぽーとに、お買い物に行くと
優しい気持ちになれる。

終わらない日々の暮らしの水の流れは
ゆっくりと、でもかくじつに、
私をなにも持たないお手軽なストーリーに
スキップす ....
落ち込んでるときに、
自分も嫌いになって、
何もかもが嫌になって、
胸のあたりも苦しくなって、
何をどうしても起き上がれなかった。

そんなとき普段はしないんだけど、
 ....
鳶がとび回る冷たい空は灰色です。

大きな声で言ってはいない。
イヤな人がいて
言葉はホログラム、清潔で、
ちいさな血のようなものが
ヤスリで間引かれる瞬間の悲鳴、
墓場までも ....
なぜこんなかなしみだけがのこるならアソビの恋などするんじゃなかった

珍しい気持ちを私に向けたときふたりのママゴト教えてあげるわ

罪と言う女のこの花可愛らしい私もあんなピンクで枯れたい
 ....
趣味は雲を眺めること。

と公言して、
変人扱いされている
テレビタレントさんがいたが、
ちょっと真似してやってみた。




風が冷たい、名のみの春だが、
川辺の土手に ....
1

照れてたわけじゃないと思う。
かつて見たこともない、
美しいこころの人に出会って、

「………」

言葉を詰まらせて、うつむいてしまってた。

初めて出逢った人の ....
 
よろこびに おぼれそうだね
情熱が このみおおい
薄雲よ ひを隠すなよ
よろこびに おぼれそうだね

青春の 扉まぶしく
灯(ともしび)の 静かなけはい
あれ ....
恥ずかしいその手の言葉言っちゃった
苦しいだとか死にたいんだとか

心には表と裏があるという
裏って自分を騙していること?

ならそんな裏の心は要らないよ
きっと自分に嘘はつかな ....
蛇が川の上を駆け、
葦の草むらへと向かっている。
冷たい小雨をはじき、
さまよう古代の戦士の亡霊たちとともに。

詩人には見えない明るい涙の笑顔が
誰の読み物をも読めな ....
秋葉竹(1017)
タイトル カテゴリ Point 日付
魔女、かよ?自由詩218/5/25 4:18
反省しない、野獣自由詩118/5/23 21:28
車窓から見える風景自由詩618/5/22 3:48
希(のぞみ)自由詩218/5/21 22:59
傷だらけの。自由詩418/5/20 20:24
みあげれば星、みおろせば街灯り。自由詩418/5/19 1:20
君が月になったんだ、あ、間違えた、君が、好き、だった。 自由詩218/5/17 20:41
こなごなの心のかけら自由詩318/5/15 21:13
リクエスト(まるでひとのよの夢)自由詩418/5/12 20:34
ひとり、寂しく、生きていたのに。自由詩218/5/12 20:32
あたたかい名前自由詩118/5/12 0:23
森の悲鳴自由詩118/5/11 6:10
至純の。自由詩218/5/9 22:30
猫耳。自由詩218/5/8 23:12
いいえ、私も、木霊だよ自由詩218/5/8 0:11
悲しい想い自由詩118/5/6 21:29
こどくのちかい自由詩218/5/6 14:11
よいやみ自由詩218/5/5 5:22
満天の星空すべてを、まぼろしとして短歌118/5/3 14:25
泣いてもいいのに自由詩218/5/2 22:12
幾百億、幾千億の詩(うた)の詩(うた)自由詩318/4/30 8:33
休日は、ららぽーと。自由詩218/4/29 11:12
プロポーズ自由詩118/4/28 22:03
泣き出しそうな、墓標自由詩318/4/26 23:16
愛の人短歌218/4/26 7:41
一人称が決められなかった詩(うた)自由詩218/4/25 7:34
たましいの色彩(いろ)自由詩318/4/24 22:55
心の花自由詩218/4/22 21:06
恋する、リインカネーション短歌118/4/20 23:26
月光。自由詩318/4/20 0:00

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