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小奈留沢くんの
オナニーには
華がない
なぜなら
小奈留沢くんの
オナニーには
夢想する
オナペットもいなければ
DVDも画像も
なにもない
ただポコチンへの
直接的刺激があるだ ....
その道の先

途切れた先に海があり
海を覆って空がある
空のなかには窓があり
窓のなかには月がある

その月の先の暗闇に
えも言われぬ雨が降る

二つを分けた雨雲の
そのまた先に ....
柔らかい言葉は聞き飽きた


辛辣な愛の言葉を星空の果てまで届けておくれ


激しさだけで抱き合った真夜中の赤い部屋


星が上から下へ流れていく様子を見ながら


君 ....
古いフィルムネガ
光にかざせば
見知らぬような

ああ 確かに私だろう

こびと専用の夜行列車の小窓の中で
かすかに笑っているようだが
それは条件反射の類だろう
本当に可笑しい時は ....
きょう
夕焼けをみていたら
いきなり空が
あかい舌をだした


空よりもずっと
遠いところ
飛行機にのって
バスにのって
橋も渡ったのに
ここは山ばかりなのね
と少女はいった
 ....
いつからあるか給水塔
コンクリートで固められ、
一二本のピラスター(付け柱)
誰が呼んだか丘のクラウン
二基一対の給水塔

昭和どころか大正の
遙か昔の古城のよう
異様な風貌の建造物で ....
わたしの見ている景色は
きみたちとは大違いなのだ

わたしの見ている景色は
ゴージャスなブロンド
タンクトップ&ホットパンツから
こぼれんばかりの
サンシャイン、チッツ&ボトムなのさ
 ....
泣き疲れた夜に
窓から零れる銀河の小石を
硝子瓶に詰めて抱いた

おもてでは大人たちが
ぱりぱりと均等な音をたてている
かすかに聞こえる密やかな声は
何を話しているのか知れない
 ....
つんと重い土の匂い
くっきりと黄色い
ガザニアの花
が目にとびこむと
くらくらまわる
からだのうら側

脳天のおくに
かゆみのような
眠けをもちつつ
乖離してしまった
うちと ....
妻が孫の顔を見に泊まりに行った晩
ぼくは真夜中に目覚めた
喉が渇いているわけではない
トイレに行きたいわけでもない
なんで目覚めたのだろう
ふと隣を見た

そうなのか
きみがいないから ....
おばちゃんは小気味よくステップを踏む

一秒たりとも無駄にせず

牛乳や豚肉、キャベツや卵を

カゴからカゴへ

手をかざすかのようにバーコードを読み取り

お会計を済ましていく
 ....
あがりたの森を目指した

自転車に乗って
とにかくまっすぐに進めば
そこには
あがりたの森があるはず
あがりたの森に何があるのか私は知らない
そこが何なのかも知らない

ただ、ふっと ....
礼を尽くして
空き缶をいただく
あなたの日々は
わたしの知らないところで
正々堂々
みずからの命と向き合っている

早朝
髪をかき乱し
欠伸をしながら外に出る
籠にあふれるビールの ....
{引用= 

口を噤んでいたユリの
吐息はひとつ
羽衣をひろげるように
つぼみを といた
 

消え去らぬ
心の蒼いしおりを 想いださせる
白い芳香


純心を乱す 花のかた ....
そこには空き地が広がっていた

小さな空き地ではあったけれど

空の眺めは最高だった

スピスパスパパ

スピスパスパパ

近くの町工場の音が

雲の流れが幼い私を

ベル ....
卑怯な言葉がザラザラしている 昼下がりのファミレス

奥まったテーブル席
初老の婦人が
ぽつんと一人
一人 ナポリタンの遅い昼食

ゆっくりと彼女は
飲み放題のコーヒーを
啜る
そして 静かな店内に目をやる
 ....
最低の玩具を持っています
(新しい玩具)のことです
母親およびココヤシの木です

母はさらに成長しますが
ココヤシの木の中には
切られるものも現れます

一方で父親および風呂は
[母 ....
仕事 変わって と
頼むよりはやく移動してくる人

ちょっと待て この間この作業は向かないと
変わったばかりなのに また少し嫌や所にふられて
そそくさと戻ってくる 私は あっけにとられる
 ....
落下する一滴の体液
足下に舗装された道が広がる。

一滴の体液は一滴の水ですらなく
足下を潤すことはない

アスファルトに吸収されることもなく
側溝に流れる粘り気のある体液

全て虚 ....
{画像=120911010820.jpg}


ベランダから花火に興じる親子が見えた

遠くで見る花火は寂しい

家族で花火をすると必ず
兄弟で取り合いになる花火があった
必ず最後に ....
じいさんの後頭部にわらのひもみたいなもの突き刺して脳ミソ通って右目から引っ張りだす、したらもうひとりじいさんを呼んできて今目から引っこぬいたひもをそのじいさんの首の付け根のへっこんだ部分にねじ込んで同 .... 何を残していくべきか、何を食べなければならないのか、どのような回転数が一番ふさわしいのか、そんな問いたちを浜辺の光の中へそっと解き放つ。浜辺はやがて郊外となり市街地となり事務所となる。そこからさらに遠 .... 流水の音で目覚める
傍らには骸
ここはどこ
秋のよう

銀銀杏の根に眠る
千年の果て
シャベルをあてて枯らそうか
それともここで
待とうか

セラミック
パネルの点滅


 ....
フランスには
特に何もなかった
だけど生きているような気がしていた
色の無い景色の中を
僕は 歩いていた
何が僕をそうさせるのか
わからないけれど 歩いていた


体に悪い食べ物 ....
祖母が大事にしていたサボテン
   それが枯れて軒下に放置されると
      ひ孫がデッサンの対象にしてしまった
(若し温室に並んでいたら
   祖母は民話の対象にしていたかも知れない)
 ....
ふんぐるい
むぐるうなふ くとぅるう
るるいえ うが
ふなぐる ふたぐん

大雨の後で下水道が
おかしくなった

台所の水が流れる時も
洗面所の水が流れる時も
風呂場の水が流 ....
昔々あるところには
ありました
ないところには
今だってありません
そんな乳首の先から
お爺さんと芳枝さんが
生えてきました
それに引き換え
光五郎さんは剛毛なのか
ここのかとうか1 ....
改札

を過ぎると薄暗い穴に吸い込まれる

二秒又は三秒

そして薄紅の膜に包まれ

僕は精神の一部を失って

吐き出され

通勤の群れに侵食され

溶け入る

ああい ....
ああだから今夜だけは
君をホニャラララ
ああ明日の今頃は
僕は拘置所の中

ホニャララな僕の心を
知っているわけないね
ホニャララ使って脅せば
何か出来ると思った
 
もしも許され ....
salcoさんの自由詩おすすめリスト(3902)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小奈留沢くん- 花形新次自由詩212-9-20
犬と鳥- ……とあ ...自由詩14*12-9-20
星空の果て- 永乃ゆち自由詩3*12-9-20
銀塩写真- そらの珊 ...自由詩14*12-9-19
やまぶどう- yo-yo自由詩1412-9-18
おかの上のクラウン- ……とあ ...自由詩11*12-9-17
景色が違う- 花形新次自由詩412-9-17
祈りというには小さすぎた- peau自由詩7*12-9-16
泉のふち- シホ.N自由詩5*12-9-16
妻に- 殿岡秀秋自由詩812-9-15
レジおばちゃん- 灰泥軽茶自由詩9*12-9-15
あがりたの森へ- 初代ドリ ...自由詩612-9-15
むきあう人- 乾 加津 ...自由詩24*12-9-15
失楽の花- 月乃助自由詩10+*12-9-14
スピスパスパパ- 灰泥軽茶自由詩6*12-9-14
卑怯な言葉がザラザラしている- 北大路京 ...自由詩6+*12-9-13
ファミレスの孤独- ……とあ ...自由詩19*12-9-13
最低の玩具- 和田カマ ...自由詩3*12-9-12
指笛でブルース- 砂木自由詩11*12-9-11
一滴の水遊び- ……とあ ...自由詩10*12-9-11
花_火- beebee自由詩28*12-9-11
じじい目刺し- 花形新次自由詩112-9-10
一二三- 葉leaf自由詩512-9-9
銀銀杏- mizunomadoka自由詩112-9-9
ハンバーガー屋への道で- 番田 自由詩312-9-9
クィックライフ(六)- 信天翁自由詩6*12-9-8
怪物- 板谷みき ...自由詩1+*12-9-8
新訳_ジャックと豆の木- 花形新次自由詩212-9-8
街灯- 三田九郎自由詩2*12-9-7
心の闇- 花形新次自由詩3+12-9-7

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