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泣き疲れた夜に
窓から零れる銀河の小石を
硝子瓶に詰めて抱いた

おもてでは大人たちが
ぱりぱりと均等な音をたてている
かすかに聞こえる密やかな声は
何を話しているのか知れない
 ....
出口があまりに白過ぎて
産道の途中で立ちすくむ
心細さに
両手に暗闇をひとつずつ握りしめた
行く宛のないいのちはやがて
小さなひと型になって二本足で歩く
発達した耳に語りかける ....
salcoさんのpeauさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祈りというには小さすぎた- peau自由詩7*12-9-16
おまもり- peau自由詩5*12-7-7

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